1.研究主題
確かな読みの方策を身につけ、生きて働く国語力の育成を目指して ~学び合いの中で、「読むこと」の基礎基本を身につける国語科の授業づくり~ |
2.研究の内容
1)授業実践部 国語科授業において話合い活動を充実させるために、効果的な授業改善を図る。 ①基礎学力の向上策を検討する。 ②児童の実態と付けたい力を明確化し、指導・評価をする。 ・各学年の学習内容を意識し、既習内容を活かした考えの出し合いが できるようにする。 ・自分の考えとの相違点やよりよいものはどれかを常に考える。 ・様々な考えのよさを生かして、まとめをする。 ・今後の学習や、日常生活につながるようなふり返りができるよう にする。 ③児童主体の話合いができるための教室環境を整える。 (座席の配置、掲示物など) ④話し合うために、自分の考えを書き込むワークシートを工夫する。 ⑤題材と関連する本や資料の提示を工夫する。(ICTの活用等) 2)学びの基礎・環境部 例)季節感を取り入れた詩、生命尊重や人権意識を高める詩、 「ことばあそび」的な詩、)百人一首、古典など ①読書指導 卒業までに愛北読書100選の奨励と読書量の累計
②暗唱チャレンジ(暗唱GO!!) 音読指導と暗唱する詩の選定と暗唱の奨励
③新聞記事、慣用句、ことわざに触れさせる取り組み 児童の言語感覚を磨き、語彙力を増やす
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3.研究の方法
①授業研究・・・テーマに沿った研究授業の教材研究と授業公開を行い、話し合い、
高め合う。
○学級担任(あすなろ学級を含む)は、全員1人1授業を公開する。
○あすなろ学級については、児童理解のための授業公開とする。
○学年部と研究推進部会での指導案の検討を事前にもつ。
(夏休みには、授業を創る会)
○研究会を年間7回実施する。 (KJ法での小グループ討議と全体討議)
(講師招聘は、年間3回予定)
②言語環境の整備
○毎月の暗唱チャレンジの詩を選定し、掲示や個人配付をする。
○チャレンジする児童の暗唱を聴き、シールを与え、がんばりを賞賛する
○学校図書館司書と連携し、発達段階に合わせた愛北読書100選を推
奨する。
○慣用句やことわざなどに触れる機会を設ける。
③学力向上委員会と連携し、漢字や視写を継続的に練習、習得させる取り組みを
進め、基礎的な語彙力の底上げをする。
本読み計算や自分で選んだ算数プリントに取り組み、計算の基礎を身につけるこ
とができるようにする。
④取組の検証
○授業研究会による考察・児童の様子や変容の観察
○学習の振り返りカードや児童、教師の質問紙調査