今日から２日間、６年生が楽しみにしていた修学旅行です。天候は申し分なく、子どもたち全員元気に出発しました。今日の一日目は飛鳥時代へタイムスリップした旅です。まず訪ねたのは飛鳥寺です。飛鳥大仏と呼ばれる本尊の銅造釈迦如来坐像(重要文化財)を見学しました。この仏像は飛鳥時代の作で日本最古のものです。お寺の方の説明を熱心にメモを取りながら正座して聞く姿が見られました。
　次に訪ねたのは高松塚古墳です。国彩色壁壁画は国宝にも指定され、特に色彩鮮やかな西壁の女子群像は、歴史の教科書などにも紹介されています。時間は短時間でしたがメモを取りながら見学していました。
　お昼はレストランでカレーライスです。朝早かったこともあり、子どもたちはお腹がすいていたのでしょう、おいしそうに食べる姿が印象的でした。
　午後からは、蘇我馬子（そがのうまこ）の墓と伝えられる石舞台古墳〈６世紀末～７世紀前期〉を見学しました。この古墳には30数個の岩が積まれ総重量は約2300トンにもなります。子どもたちは、その大きな石室に入っていくつぐらいの石が積まれているのかを数えていました。その後、芝生広場を使って「だるまさんがころんだ」をして楽しくすごしました。