令和４年度も今日で無事終えることができました。保護者の皆様や地域の方々のご理解とご協力があってこそ学校が安全で安心できる場所になっていること、職員一同大変ありがたく思っております。修了式では、最初に立てためあてを思い出して１年間を振り返ってほしいというお話と、「努力は夢中には勝てない」という孔子の言葉を引用して、来年度も楽しいと思える学校にしていきましょうというお話をしました。修了式の後、生徒指導主任から春休みの生活についてのお話をしました。最後に「一番大事なことはみんなが元気に４月に会えることです」と締めくくりました。
　保護者の皆様、地域の皆様、一年間本当にありがとうございました。

今日、４１名の子どもたちが布引小学校を旅立ちました。今年度の６年生はよく、校長室へ来ました。「〇〇を考えているのですが、許可をいただけますか」「〇〇のために計画したことがあるのですが見てもらえますか」など、自分たちの力で学校を良くしていこう、楽しくしていこうと考えてくれるすばらしい６年生でした。６年生との思い出や６年生の姿を振り返ると自然と涙が出てきます。６年間の経験は困難でも乗り越えらえる大きな力になっているはずです。自分の可能性を信じて大きく羽ばたいてください。卒業おめでとう！（スライドショーあります）

明後日は卒業式です。式に向けて全校練習が始まっています。１日目は歌の練習、２日目は式の流れを練習しました。子どもたちはのみ込みが早く、立ったり座ったりするタイミングや呼びかけを始めるタイミングをなんなく覚えてしましました。６年生は、３月に入ってから、毎日練習を重ねてきたので、とても堂々として見ていて安心でした。また、６年生では学年会議を開き、小学校で思い出に残ることをしておこうと、学年給食や校舎内かくれんぼ、地獄リレー、運動場での逃走中を計画し、係が中心になって進めていました。

６年生の大凧あげがやっとできました。何人もの大凧会館の方々に手伝っていただかなくてはならず、日程を調整するのが非常に困難だったため、１回目の延期日は設定できていたのですが、当初の計画では延期日もできなかったら中止とする予定でした。しかし、６年生担任が「何としても、あげさせてやりたい」という、熱い思いで調整を重ね、４回目の延期の今日やっとあげることができました。微風があり、最高の天候の中、結構高くまであがった大凧に子どもたちは歓声を上げていました。（スライドショーあります）

あと少しで６年生は中学生になります。期待の大きさと同じくらいの不安を、きっと抱えていることと思います。今日はスクールカウンセラーの先生が６年生に対して、その不安を少しでも取り除けるように授業をしてくださいました。どこの学校にもいるスクールカウンセラーとはどんな仕事かというお話から、不安はストレスになること、ストレスは誰でも持っていること、ストレスの対処法などを教えていただきました。

洪水が起きた時の避難訓練を行いました。中休みにしたので、遊びに出ていた子どもたちは放送の誘導で２階以上の教室へ避難しました。それぞれの教室で人数確認をし避難完了です。布引小学校は高台にありますから、水につかるということはまずないとは思いますが、どんな場所にいても状況に応じで避難ができるように練習しておくことが大切です。事後の話では、今日の放送のように、情報をしっかりつかんで、その情報をもとに自分で的確に判断できるようになってほしいことを話しました。

５年生では、親子活動で行う予定だったものづくり体験を「おもしろサイエンス　コロンブスの卵」の代表の方にお越しいただき、行いました。折り紙で作った丸い飛行機や、音が変わる紙コップスピーカーなどの実験に子どもたちは興味津々でした。考えながら遊ぶことの楽しさ、友だちと相談することで解決することがたくさんあること、失敗は次につなげることが大切なことなど、実験にかかわるお話を交えていただきながら体験できたので大切な言葉が心に残りやすいと思いました。

お世話になって来た６年生に感謝の気持ちを表すとともに、準備や練習をとおして、子どもの自主性や創造性を養い、１年間の成長のまとめとすることを目的として、毎年６年生を送る会を行っています。各学年から、クイズや劇など、６年生に喜んでもらうために、自分たちで考え取り組んできた発表がありました。１年生は「６年生に挑戦」という内容で、じゃんけんやコマ回し、けん玉、なわとびで６年生に挑戦しました。じゃんけんとコマ回しでは１年生が６年生に圧勝し、６年生の悔しがり方は相当なものでした。どの学年の発表も「６年生のために」という思いがたくさん伝わってきて、心が温かくなりました。全部の発表が終わったあと、司会の「６年生の皆さん楽しかったですか」という問いに６年生全員が大きくうなずいていました。最後に５年生が児童会旗を６年生から受け継ぎました。（スライドショーあります）

先日計画したたてわりお祝い会を、５年生が中心となって行いました。布引小学校の素晴らしいと思うところはいくつもありますが、その一つが１年生から６年生までが一緒になって遊べることです。ともすると高学年は斜に構えてしまい、たてわりで遊んでも盛り上がらないなんていうことがありますが、布引小学校は全員が楽しんでいます。しかもその中に高学年らしい、譲る優しさがあったり、卒業生を思いやったりする心が伺えることがあって、見ていてうれしくなります。椅子とりゲームをしていた、いつもは勝敗にこだわる３年生がボソッと「６年生と取り合いになったらゆずるのになあ」とつぶやいていました。

２年２組で道徳の研究授業を行いました。お話の主人公の姿から、正しいことと分かっていても、行動できないときの気持ちを考えたり、正しいと思うことができた時の気持ちを考えたりしました。子どもたちは、正しいと思うことはするほうがよく、正しいと思うことをすることで心がすっきりするという感想を持っていました。