今年は雪がたくさん降ります。低学年は雪が降るたび大喜び。1年生は生活科の学習で、「自然の面白さや不思議さに気づき、みんなと楽しみながら遊びを創り出す」ことをねらいとして、雪遊びをしました。今日の雪遊びは、絵の具で色水を作るところから始まりました。ペットボトルに作った色水と牛乳パックを持って、裏庭に出ました。牛乳パックに雪を詰め、色水をかけると、きれいな雪のブロックの出来上がりです。子どもたちは、ブロックを積み上げたり、順番に色水をかけて、虹色のブロックを作ったりと工夫しながら楽しみました。
2年生では跳び箱を使った運動遊びをしています。すでに開脚跳びができている子もいますが、低学年ではすべての子にそこまで求めません。自分の体重を腕で支え、跳び箱に乗ったり、降りたりできればOKです。体重を腕で支えることに恐怖を感じる子も少なくありません。特に跳び箱を跳ぶときには、跳び下りる瞬間、手首が手の甲側へ90度以上曲がります。これが経験のない子どもにとってはとてつもない恐怖になります。授業では、降りるとき手を股の下で跳び箱を突き放すようにしてなるべく遠くに着地できるようにがんばろうと担任が声をかけていました。こういった経験の積み重ねが、中学年の開脚跳びにつながります。
今日は、2年生の算数「かけ算」の学習で授業研究会を行いました。県と東近江市からそれぞれ1人ずつの先生に来ていただき、指導もいただきました。布小の先生たちは少しでも学んで、明日からの自分の授業に役立てようと一生懸命でした。子どもたちの「なんとなくわかった」を「わかった!」にするためには、友だちと考えを比べたり、自分の言葉で説明したり、一緒に問題を解決したりするなど、自分の学びを広げ深めること=「対話的な学習」が重要なことを改めて確認しました。
一人ひとりが「同じでない」ことを認め、自分も周りの人も、大切にする心を育てるため、障がい者理解教育を行っています。特別支援学級担任が授業案を考え、すべての学級へ行き、1時間の学活の授業を行います。5年生では「なにができるかな」という題で、「本を読むの苦手な子」「松葉杖をついている子」「先生に言われてもきちんとできない子」に対して自分は何ができるか考えました。したくてもできないことや頑張っても無理なことは誰にだってあることがわかりました。6年生では「わたしいややねん」という絵本から考えました。脳性麻痺で体が思うように動かせない主人公は、「かわいそう」と思われるのが嫌で外へ出たくないと言います。そんな主人公に先生が「強くなりなさい」と言いました。「強くなりなさい」という言葉に対して自分はどう思うか考えました。