秋晴れのさわやかな日になりました。運動会後の、子どもたちの学習の様子を参観いただきました。今回の参観では、全学級「道徳」の授業を見ていただきました。道徳教育は、子どもたちの豊かな心を育てる大切なもので、全教育活動を通じて道徳的な心情、判断力、実践意欲と態度などの道徳性を養うこことしています。とりわけ、道徳の時間はその要になる指導の時間として取り組んでいます。
参観後の子育て講座には、34名の方が参加されました。
講師の栗木 剛先生の楽しいお話にすっかり引き込まれ、あっという間に1時間が過ぎました。栗木先生は、20年間ほど、子どもを集めて「自然教室」(5泊)を開いておられ、そこに参加した子どもの姿を、具体的に話してくださいました。
「あなたのおうちに、タオルだけ王子はいませんか?」
「タオルだけ王子」とは、お風呂に行くときタオルだけを持って行く子どものことで、
いつもお母さんに、自分が風呂に入っている間に、着替えの下着をちゃんと準備してもらい続けていて、いつの間にか自分でできなくなってしまった子どものことです。
そして、そういう大人、そういう高齢者は、おうちにいませんか?
自分の身の回りのことは、ちゃんと自分でできる、自立した子どもに育てることが大切であることを、お話いただきました。