八日市文芸会館のアウトリーチ事業で、大蔵流狂言師の茂山千之丞さんにお越しいただき、狂言の鑑賞会を行いました。 まず、狂言とはどんなものかをお話しいただき、その歴史について教えていただきました。狂言は700年間受け継がれた、世界で一番古いお芝居の一つだそうです。千之丞さんは、大蔵流杉山家では第14代になられるそうです。
千之丞さんの動作をあてるクイズ〈大笑いやすり足〉を出題していただき、型の動作の基本形を知ることができました。「そろり、そろり」など聞き覚えのある台詞に合わせたすり足を体験する場もあり、身体で感じながら楽しむこともできました。
また、狂言「盆さん」の1シーンを演じていただき、子ども達はその演技に見入っていました。演じ終わられると自然と拍手が起こりました。
貴重な伝統文化に触れる学習の機会を与えていただいた、茂山千之丞様、八日市文芸会館のスタッフの皆様に感謝申し上げます。