いよいよ大凧づくりの開始です。糸切り、紙巻、下絵写しの3つの役割に分かれて作業を行いました。
糸切り
太いタコ糸を3種類の必要な長さ(7m×15本,2.8m×4本,0.6m×15本)に切り分け、巻き取っていきます。後の作業をしやすくするために、切り分けたタコ糸を段ボールの芯に巻き取っておきます。途中で絡まってしまうとほどくのに時間がかかるので、そうならないように集中力が必要な作業です。
紙巻
竹の強度を保つためと、骨組みをくみ上げるときの作業をしやすくするために、骨材に紙テープを巻き付けていきます。糊を塗る人と、回す人、紙テープを当てる人の気持ちがばらばらだと、テープが切れてしまい、なかなか作業が進みません。隙間なくテープを張るのにもコツとチームワークが必要です。
下絵写し
原画を
拡大しながら、張り合わせたストロング和紙に、下絵を写し取っていきます。高い場所は脚立や跳び箱を利用して、丁寧に線を入れていきます。下絵が完成すると次の工程は墨入れです。