今年は、東京パラリンピックの銀メダリストの宇田秀生選手に来ていただき、「前を向く力」のタイトルでお話をしていただきました。宇田選手の常に前を向いて生きてこられたお話に、子どもたちも聞き入っていました。東京パラリンピックの銀メダルを、全ての子どもたちに触ってほしいと、会場で回してくださいました。本物に触れた子どもたちは、目を輝かせていました。宇田選手は、事故で右腕をなくされことよりも、ご自身に向けられる視線の冷たさがが辛かったと話されました。でも、思いやりがあれば視線が温かくなる、『一人ひとりが思いやりを持てば、世界は変わる』という実感のこもった言葉を残されました。最後に、子どもたちからお礼の言葉と『OMOIYARIのうた』を贈りました。宇田選手から、とても良い歌でうれしかったという感想をいただきました。宇田選手の素敵なお人柄のおかげで、素晴らしい人権集会になりました。