「いつもありがとうございます~交通安全功労団体表彰~」
この度、八日市北小学校スクールガードの皆様方に交通安全功労団体として表彰状をいただきました。これは、地域における交通安全啓発活動を積極的に推進していただいていることから、東近江警察署長と東近江地区交通安全協会長から表彰していただいたものです。代表として長年、交通安全リーダーとして関わっていただいている森さんに出席していただきました。
スクールガードの皆さんの活動は、交通安全啓発以外にも大きな意味があります。子どもたちにとって安心できる存在になっていることです。雨の日も風の日も、常に地域の方が子どもたちを見守り、「おはよう」「いってらっしゃい」「おかえり」の声をかけていただいていることは、「あ、いつものおっちゃん、おばちゃんや」、「今日も頑張ろう」、「あー帰ってきたわあ」とほっとできる時間になっています。私(校長)としては、つくづくありがたいことだなあと感じています。
スクールガードの皆さんのことを作文にしてくれた6年生のAくんの素直な思いのあふれる人権作文を紹介します。
ぼくは、身の周りでうれしいな、ありがたいなと温かく感じたことがあります。みなさんもきっとそんなことがあると思います。毎日どんな日でもぼくたちのことを思って安全に登下校させてくれるスクールガードの人たちです。はじめは、別に来てくれなくてもぼくたちは安全に登校できるのにと思っていました。ですが、毎日登校している中で、いつもありがとうという感謝の気持ちを抱くようになり、毎日が少し楽しく感じてきました。「おはよう、いってらっしゃい。」この言葉はぼくの中で毎日心に残る言葉となりました。また、その言葉が聞こえてくるとぼくも「おはようございます。いってきます。」とほっこりと温かい時間が流れます。帰りの時もそうです。「おかえり。」という言葉も心が落ち着いて安心します。この経験から、これからぼくは友達や近所の人たちにもあいさつをしようと思いました。
このAくんが書いてくれた作文を読み、いつも見守ってくださる方の存在を子どもたちなりに感じていて、お顔や声を聞くとほっと安心できる存在になっているんだと思いました。朝や帰りに「おはよう」や「ただいま」と言う子どもたちの私たちには見せないうれしそうな表情を見ているとほっこりとします。
スクールガードの皆様、いつもありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

