「戦争の記憶~6年生最後の校外学習~」
この日は、6年生の小学校生活最後の校外学習で、県立平和祈念館に行き「平和学習」をしました。滋賀県や八日市の当時の様子を中心に、いろんな実物資料や映像などで学びました。実際使われていた兵隊のヘルメット「鉄帽」や防空頭巾をかぶらせていただいたり、焼夷弾などを見せていただいたりと「本物の戦争」を感じることができ、今まで本や映画で学習してきた戦争がよりストレートに心に入ってきました。今は、「戦争の傷跡」などほとんど見られなくなった八日市ですが、80年前には自分たちの身近なところで、たくさんの命が奪われる戦争の実態があったことを学んで、子どもたちなりに「自分ごと」として戦争を捉えられたようです。
だからこそ、資料展示室での子どもたちの様子を見ていると、誰一人ふざけている様子がなく、様々な展示の前で熱心に説明を読んで、メモをしている姿を見ました。たくさんの命が奪われた「戦争」の資料館で、一人一人が「平和」ということについて考えてくれていました。子どもたちの感想の一部ですが、紹介します。「戦争は終わっても戦地から帰れない人がいたことを知って、戦争がまだ終わっていないことに気づきました。」「ぼくらと同じ小学生が木銃をもって訓練していてびっくりしました。」「今の毎日の平和をありがたいと思ったし、戦争を繰り返してはいけないと思った。」「戦争のことを忘れないことが大切だと思った。」「おばあちゃんが子どもの頃にこんな毎日をおくっていたんだと知りました。毎日が怖かっただろうなあ、つらかっただろうなあと想像しました。平和な社会を続けていかなければいけないと思いました。」
平和祈念館の見学のまとめに出てきた「戦争の記憶が遠ざかる時、戦争がまた私たちに近づく…」という言葉をしっかりと心に刻んで、残り少ない小学校生活をしっかりと、そして楽しく過ごしてほしいと思いました。

