「大きくなあれ~5年 田植え体験~」
絶好のお天気に恵まれ、5年生が田植え体験をさせていただきました。圃場を提供いただいた種村 暢夫さんをはじめ、「たんぼのこ事業」の担当課である市農業水産課やJA,農業委員会、地域コーディネーターの奥 伊佐雄さんなどなど、たくさんの方にお世話になりながら、自分たちの手で早苗を植えることができました。
子どもたちは、靴下をはいて田んぼに入ると「わあ、冷たいなあ」「ヌルヌルする」「こけそうや」と声をあげていました。でも途中で嫌がることもなく、足が思うように泥から抜けずに転びそうになりながらも一列に並び、張られたロープの目印に従って、苗を3~4本ずつ手で植えていきました。
そのうちに、「このあたり、ぬるくなってきた」「気持ちがいい」という声も聞こえてくるようになり、少しずつ手早く上手に作業ができるようになってきました。
思うように体が動かせないのですが、地域の方に教えていただきながら、一生懸命、最後まで植え終わり、肥料をまくときには、「おおきくなあれ」と大きな声で言いながら、まいていた姿がなんとも言えずほほえましかったです。
このように体験したからこその思いなんでしょうね。さて、子どもたちは田植え体験をさせてもらって、どんなことを感じ、考えてくれたのでしょうか。これからたくさんの調べてみたいことをもち、観察や聞き取り、調べ学習を通して、「たんぼの子」になってほしいです。
まっすぐに植えられた早苗を見て、子どもたちの一生懸命に取り組もうとする思いを感じました。



