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2025/12/10

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  12月8日

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「学び合い月間~子どものために一丸となって取り組む学校づくり~」

6年国語「夢宣言」~目指す自分になるためにに~

 

八日市北小学校で大切にしてることの1つに「子どものために一丸となって取り組む学校づくり」があります。この1つとして、私たち教員が互いに授業を参観し、自分の指導力アップをめざす取組をしています。

1学期にも授業を参観し、事後の研修会をもち授業研究を進めてきていますし、夏休み期間中もいろいろな研修をしていますが、今回は学年もバラバラで教科も様々です。授業を参観し合って、放課後などに質問したり感想を伝えたりと少し気軽な感じです。事後の研修会はしませんが互いの授業から学ばせていただき、自分の実践につなげます。

2学期は行事も多いですが、私(校長)としては、校外学習や出前授業、校内ペース走の練習がある中にもかかわらず、先生方が互いの授業力アップをめざして取り組んでくださることに感謝しかありません。先生方の意識の高さも感じます。実際に授業を参観することは、教科指導に関する参考資料を読むだけではわからないことに気づくことができます。教材の作り方や動画等の活用方法、授業の流れ、子どもへの声のかけ方、単元構成など、学ぶことがとても多く、私も先輩方の授業を参観させていただき、勉強をさせていただいてきました。また、公開する方も質問に答えることや説明することで勉強になります。
さて、6年生のK先生とT先生が国語の授業を公開してくれました。国語科「夢宣言~目指す自分になるために~」の単元です。いつも6年生担任のK先生とT先生は、子どもたちが中学校に進学し巣立っていくことを意識しながら学習を進めてくださっています。そこで、キャリア学習をいかして自分自身について振り返る機会がもてないかと考えてくださいました。

この単元では、総合のキャリア学習で自分の将来について考えたことを国語科「プレゼンテーションをしよう」の学習とつなげて「夢宣言」として資料にまとめ発表(プレゼンテーション)します。プレゼンテーションをするための資料作りや原稿作りはもちろんのことですが、より良い発表をするために友達のアドバイスや発表も参考にしてプレゼンテーションをさせたいと考え、グループでの交流にはアドバイスカードを書く時間も大切にされました。グループ内の交流もみんな真剣です。アドバイスカードを本人に渡すからです。お二人の先生方はさすがです。聞く時のポイントまでしっかりと伝えられているので、良い点も改善点もよく考えながら書いている姿にも感心しました。(大人でも感じにくい鋭いポイントを書いていました!)もう一つ、さすがと思ったのが、はじめに学習のゴールの形を示されたことです。お手本としてそれぞれの先生の夢宣言を見せられたことで子どもたちはゴールのイメージをもつことができます。ゴールがわかった子どもたちは自分たちで発表の仕方を工夫しながら試行錯誤しながらも意欲的に学習を進めていくことができました。

私が授業中に感心したのが、子どもたちが自分の憧れる職業についての感想だけではなく、話を聞いた方のお話から印象に残った言葉やその理由を自分の言葉で堂々と話していたことです。

例えばAさんの発表を紹介します。

「これから、私の夢宣言をします。私は、この夢訪問で自分自身のことや仕事での思いや今から実践ができるようなこと、考え方など様々な人からたくさんのことを学びました。その中でも私が自分の中で「確かにこれは大事だな」という気持ちがでてくる言葉がありました。それは、ニードルワーカーの小中さんがおっしゃっていた「自分の夢や大事にしていることを大切にする」という言葉です。その言葉を聞いて、自分の夢や大事にしていることは自分で大切にしないといけないなと思いましたし、それを考えていないと自分の魅力や長所などが伸びずにもったいないなとも思いました。小中さんの言葉を聞いている中でそういえばと思い出すこともありました。それは、○年の時です。私は自分の夢を友達に伝えました。すると友達から自分の夢をからかわれることがあったんです。冗談程度だったかもしれないけれど、私は傷ついてしまい「自分の夢はおかしいのかなあ」と思いあきらめていました。けれど、親や友達が「いいじゃん」や「いいね」と言ってくれたので私は今でも将来の夢は変わっていません。この経験で私は何かを言われてすぐにあきらめるのではなく、何かを言われても自信をもって取り組むことが大切だなと思いました。私は、これからどんな人に何を言われても自分の夢はあきらめずに努力しようと思いました。そして、私はこれからも自分の夢のために今少しでもできることを考えて少しでも夢に近づけるようになりたいです。そして、私は、どんな人の夢も共通して「いいね」と言って夢を応援できるくらいまで成長したいです。これから少しずつ努力していきたいと思いました。これで夢宣言を終わります。」

他の子どもたちも同様にすばらしい発表をしてくれています。心に残った言葉も様々で理由も様々ですが、みんな堂々と発表していることがうれしく頼もしく感じました。子どもたちの「夢宣言」、「目指したい自分」がよくわかりました。この子たちがつくる未来が楽しみになりました。

 

 







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