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2024/04/24

「想像力と創造力が育ちますように」

Tweet ThisSend to Facebook | by 校長

 昨日は、1年生が図書館司書の安本先生から図書室の使い方や本の借り方についてのオリエンテーションを受けて、早速図書室に出かけました。

 たくさん並んでいる本の中から、自分が読んでみたい本を選びます。


読みたい本が見つかったら、カウンターに持っていて借りられる手続き(バーコードをピッ!)をしてもらいます。一人一度に2冊まで借りられます。


以前にもどこかで書きましたが、子どもたちには「本(読書)好き」でいてほしいと心から願います。本(お話)の中に浸って、頭の中でお話の世界をめいっぱい「想像」したり、主人公に自分を投影したりしてほしいです。そんな読書の積み上げが、穏やかな情緒の安定や落ち着いた思慮深さを生み、豊かな語彙と感受性が相まって、想像力や創造力を高めていってくれます。

 

情報量が膨大で、日々変化の激しい今の世の中では、とかくスピードと効率が求められがちです。また、すぐに「役に立つ」実利性が求められています。今求められている学力として「読み解く力」というものが強調されています。「読み解く力」=①たくさんの情報から必要な情報を選び出し、②集めた情報を整理・分析し、③自分なりの考察のもと、自分の考えとして情報を再構築する力というものですが、確かにこれからの社会を生き抜くために「必要不可欠な力」と思います。

 

このことは、今の大学の在り方にも大きく影響していて、人気があるのは実利性の高い理系や産業・工学系、経済・金融系の学部であって、昔からある文学部や哲学系の学部は人気がなくなり、どんどん数を減らしているようです。大学の本文は「教養」であり、どこか「効率や実利」とは違った世界のように思っていましたが、最近ではそうでなくなってきた気がします。

 

子どもたちに求められる学力も時代とともに変わってきて、なんとなく「速く考える=速考」重視なのかなと思えます。でもいくら時代が変わっても、ゆっくりじっくり考えて、自分の想像力を働かせて、自分なりの新しいものを創造していく力、つまり「ゆっくり考える=遅考」もやっぱり大事で、その力をつけるのは、「読書(本)」なんじゃないかなと思います。

ということで、本校は今年度も午後いちの「読書の時間」を大切にしようと思います。


12:22

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