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■八日市北小学校■

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2024/05/07

「筆って面白い!~3年初めての毛筆~」

Tweet ThisSend to Facebook | by 校長

3年生になると「毛筆」の学習が始まります。今まで使い慣れてきた鉛筆やサインペンとは全く感覚の違った「ぶっとい筆」を手に、子どもたちはワクワクドキドキです。滋賀県の小学校で使う筆は、他府県のものより明らかに太いので、墨もたっぷりつけられます。



「学校のあるある」ですが、他府県の先生方が、滋賀県の学校に視察なんかに来られますと、まず廊下や教室に貼ってある「毛筆」の作品の掲示にびっくりされます。「これ、書写ですか?お手本はあるんですよね?」、「いったいどんな筆を使ってるのですか?」、「えっ、この作品、字がはみ出してますけど、これでいいんですか?」…などなど、たいていこんな質問をされます。

最近は某テレビ番組「秘密のケ〇ミ〇ショー」などでも取り上げられ、「滋賀の書教育は自由すぎる!」と絶賛?揶揄?されていましたが、私(校長)は特色ある滋賀教育のひとつだと自慢げに思っています。「筆」ってホントに面白いと思うんです。鉛筆やボールペンと違って、毛には弾力というか腰というか、バネがあって、そんな感覚も味わいながらどっしりと書いたり、さっと書いたり・・・書きようによってにじんだり、かすれたり、多様な表現ができます。

もちろん書写(書き方)ですから、「始筆」「終筆」「とめ」「はらい」なんかの基本は大事です。その基本は大事にしながらも、あくまで「自分らしく、のびのびと、自由に!」筆を操ることで、実に生き生きとした、唯一無二の作品が生まれます。

今日は初めての「毛筆」の学習だったので、道具の使い方や筆の持ち方などを学び、筆の面白さを味わうように、太い線を書いたり、細い線を書いたりしました。特に大事にしたのは、筆の入れ方と止め方、それから何よりも大事なのは鉛筆と違って、書くときは肘を上げて筆をまっすぐ立てること(筆が斜めに寝てては、筆の腰が入らず、弱々しい線になります。)もちろん集中力が大事です。気持ちが字に乗りうつりますから…。

3年生なら筆を「グー持ち」して、立って書いたほうが筆の腰を感じやすく、力強い線が書けるかもしれませんね。子どもたちには、「筆の面白さ」を十分に楽しみながら、自分らしい、思い切りのいい作品を創ってほしいと願っています。










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