「みんなちがって、みんないい」
今年は、それぞれの学年に応じた内容で特別支援理解教育をしています。
内容は、ひまわり学級やすみれ学級についての説明です。説明では、子どもたちからは「なぜ、おもちゃがおいてるの?」という質問を聞きますので具体的な勉強についても伝えます。
この学習を通して、①努力しながら頑張っている友達への理解を深めること、②誰にでも得意なことや苦手なことがあり、苦手なことでも頑張れるようにみんなが助け合い認め合えるような心情を育てることを目指しています。
ひまわり学級・すみれ学級の担任と学年の担任が交代して学習します。この学習では、説明だけではなく、見学をしたり、実際に「自立活動」の体験をしたりします。子どもたちに感想を聞いていると、
「ぼくは、〇〇ちゃんがこんなにがんばっているんだと知りました。ぼくは、〇〇が苦手であまりがんばっていなかったけど、ぼくもがんばろうと思いました。」
「おもちゃで遊ぶのかと思っていたけど勉強に使うことがわかりました。気持ちを考える勉強は大切だと思いました。」
「わたしは〇〇が苦手だけど、友達は得意だから助けてもらっているから、次は、友達が困っていたら助けたいと思いました。」
「苦手なころがあってもがんばっていてすごいと思いました。」
「苦手なことをがんばれるように応援したいと思いました。」
私たち大人も一緒で得意なこともあれば苦手なこともあります。できていないことや苦手なことを見つけるのではなく、できていることやよいところをどんどん見つけていきたいと思います。
みんなちがって、みんないいんです。

