昨日は、大雨の朝になりました。「ゲリラ豪雨みたいのは勘弁してください。あまり風も吹かないでほしい…。」と空に祈りながら子どもたちの登校を待っていました。毎朝一緒に立ってくれているH先生も昨日は本気モードの雨合羽でした。またK先生やT先生は、ひょっとしたら緊急の対応をしなければいけないと考えて、7時前には出勤してくれました。危機意識の高い先生たちが多くて、私(校長)としてはとても心強いです。
最初にやってくるのは、上之町や堺町、石地方面からの班です。いつもいつも感心するのですが班長さんを先頭にきちんと1列で歩いてきてくれます。昨日みたいなひどい天気でも、いつも通り変わらずきちんと安全に登校してきてくれます。そのあとも続々と、班長さんを先頭に安全に登校してきてくれました。頼りになる高学年がたくさんいてくれて、本当に心強いです。
「おはようございます。大雨の中、よく頑張ってきてくれたね。お疲れさん。」
「だいぶ濡れたんちゃうか。今日は早く校舎に入りや。」
できるだけたくさんの子に声かけをしながら、こんな荒天でも頑張って登校してくれる子どもたちを労いました。
さて、昨日の天気とは一転、今日は朝からさわやかに晴れ渡りました。昨日の雨傘が日傘に変わり、子どもたちの顔も明るいです。
「おはようございます。校長先生、昨日いっぱい雨が降ったけど、水やりしたほうがいいかな…。」と、たくさんの子どもたちが尋ねてきます。朝一番、開口一番に「水やりした方がいいかな?」と聞いてくる子どもたちが大好きです。
とりあえず水やりに行った子どもたちの声がいつもより弾んでいます。特に2日ぶりに野菜を見に行った子どもたちから、「やったー!すごく赤くなってる!大きくなってる!」、「もうとって(収穫して)いいやんなあ。」、「めっちゃキュウリが曲がってる~!」とワイワイガヤガヤ…。
その後、何人かの子が、初収穫の野菜を見せてくれました。
そして、お約束の質問をします。
「Yちゃん、初めてとれたミニトマト。どうするの?」
「う~ん、家族で分けられへんし…。どうしようかな…。」
そこに、初キュウリをもったKちゃんが、
「私は、家族で分けて食べるで!」
なるほど、キュウリなら確かに分けられます。私(校長)は、子どもたちとのこんな会話が大好きです。なんかとてもほっとします。
ナスやピーマンも大きくなってきました。これからしばらく「初めてとれた〇〇、どうするの?」から始まる子どもたちとの会話を楽しみたいと思います。