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2025/12/04

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  12月4日

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緊張したあ!でもがんばった!~4年生研究授業~」

 

滋賀県総合教育センターの「子どもたちが主体となる授業づくりプロジェクト研究」を受けて、本校を代表して4年生のK先生がたくさんの先生方の前で総合「Forest Force」の授業を公開してくれました。参観するのは、県内のプロジェクト研究会の先生や教育委員会の先生たち、そして講師には滋賀大学教職大学院からお越しいただきました。前回のM先生の時と同様に大きな研究授業なので、いつもの教室では参観者が入りきらないので、体育館の軽運動室を教室にして、授業を行いました。

授業を提案するK先生や大勢の大人に囲まれて授業を受ける子どもたちは、いつもとは違う環境の中での授業なので緊張します。「たくさんの人が来られるけど、いつものように頑張ってな。」などと子どもたちに声をかけ、5時間目の授業を迎えました。

K先生や子どもたちは、この授業までに3年生の子どもたちに「わくわく万博」と題して1年間続けてきた環境学習で感じた森の魅力を発表しました。様々なパビリオンに分かれての発表はすばらしかったです。模造紙にまとめて発表するだけでなく、タブレットで鳥の鳴き声を聞かせてあげたり、興味を持たせるためのクイズを出したり、魚などを実際にみせてあげたりと工夫がいっぱいでした。3年生の子どもたちには、来年の学習へのやる気につながりましたし、「もっとしてほしい」と言う声も聞き、大成功に終わりました。

そんな子どもたちの頑張り・やる気が緊張のせいで伝わらないと残念だと心配していましたが、大丈夫でした。子どもたちはとても集中していて、自分ひとりで考えたり、友だちと意見を交流し合ったりしながら学習を進めていきました。


今回、K先生が大切にされたのは、次の学習へつないでいくことです。私は、「わくわく万博」の後、どのように次の学習につながっていくのかなあと思っていたので、子どもたちの様子を見てびっくりしました。まずびっくりしたのは、この学習は1年間を通して行っているということです。何度も河辺いきものの森に行って環境について学びます。学んだことでもっと知りたいことがでてきたようです。それをスタッフの方に聞いたり本やインターネットで検索したりして調べます。つまり、先生たちは、子どもたちが夢中になって学習するための工夫と次につながるような声かけをずっとされてきたということです。河辺いきものの森に行くことや高取山に行くやまのこ学習、わくわく万博など子どもたちをやる気にさせる工夫がいっぱいです。

また、K先生が大切にされたのは自分の考えをもつことです。どの学習でもまずは自分の考えをもたせた後で友達と交流することも続けてこられました。自分ひとりで考える時間と友だちと交流し考えを比較したり深めたりする時間をいったりきたりしながら学びを深めていくという授業スタイルです。この学習には慣れているので、子どもたちが1時間ずっと夢中になって学習していた姿が印象的でした。

いつも前向きで子どもたちの力を信じて、学習をすすめてくださるK先生の授業づくりへの姿勢にはいつも感心させられます。
この日も公開授業の後は、参観者が集まって授業について研究協議を行いました。授業について、その成果と課題をみんなで追究していきます。「よりよい授業づくり」のための勉強です。熱心に論議する北小の先生たちの研究会の風景は、私(校長)の自慢の一つです。先生と4年生の子どもたち、本当にお疲れさまでした。

















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