<10月17日(木)分です。昨日はサーバーエラーでアップできませんでした。楽しみにしていただいていた方々、申し訳ありません。 ホームページ担当より>
今日は、2年生と電車に乗って、五個荘に行ってきました。私(校長)の「お天気男パワー」完全復活で、朝から快晴、むしろ暑いぐらいのお天気でした。
学校を出発し、近江鉄道八日市駅に向かい、駅見学をした後、電車に乗って五箇荘駅へ向かいます。五箇荘駅についたら再び駅見学をし、その後は五個荘中央公園に行って、みんなでお弁当を食べて、めいっぱい遊びました。
朝、八日市駅に向かう2年生。グリーンベルトや歩道を歩くマナーはなかなかお利口さんです。何回も注意しなくても、みんなきちんとしています。
個人的には、やっぱり八日市駅はとても芸術的で美しい駅だと思いました。さすが映画「君の〇〇を食べたい」のロケ地になるだけはあります。
2年生は、生活科で「みんなでつかうまちのしせつ」というテーマで、公共交通機関について体験的に学びます。今日は「電車・駅」を学びます。旅行や買い物等で、家族で電車を利用することはあっても、自分で切符を買ったり、駅のしくみや工夫について、主体的に考えたりすることはないと思います。今日は実際に自分で切符を買ったり、駅の秘密について自分で見つけたり、駅員さんに聞いたりしながら、公共交通機関の役割や、利用する側のマナー等について体験的に学びました。
校外学習のしおりは、2年生にしてはボリューミーです。駅長さんから聞いた話をメモするページ、「謎解き」のように、しおりに書かれた「お題(ミッション)」に対して、自分で「ひみつ」を見つけ出し、解いていく形になっています。2年生の子どもたちの感心するところは、どんどん文字(文)が書いていけるところです。日頃から何の教科でも「書くこと」を大事に、「書くこと」の積み上げができているので、書くことに抵抗が少なく、どんどんしおりを「文字」で埋めていきます。確かな力をつけてくれていることをとてもうれしく思いました。
みんなで一緒に電車に乗る機会もそうそうないでしょう。今日は1両をほぼ「貸し切り状態」にさせてもらえました。近江鉄道ならではの、少し大きめの「ガタン、ゴト~ン、ガタン、ゴト~ン」の音と、車両の揺れがなんとも心地よく感じられました。今日は北小の子どもたちのために、特別に電車の昇降時は、すべてのドアを開けていただきました。
五個荘中央公園では、家族の愛情のこもったお弁当を楽しく美味しくいただいて、その後は元気いっぱい全力で遊びました。結構長い時間でしたが、誰も大きなけがをすることなく楽しく遊べて何よりでした。
ほとんどの子どもたちは、大型遊具を楽しんでいましたが、一部の子たちは遊具には見向きもせず、公園内に流れている小さな小川で、水を堰き止めようと何やらいろいろと試していました。どうやら国語で習っている「ビーバーの大工事」というお話で、ビーバーが懸命にダムをつくることが心に残っているようで、公園内の葉っぱや小枝、小石などをいろいろ持ち込んでダムを造ろうとしています。
「あかんなあ、石を置いても流されるわ…難しいなぁ。もっとたくさん石置かなあかん。」
「けっこう水冷たいなぁ、ビーバーは一回潜ったら15分ぐらい潜ってるって、すごいな。」
子どもたちの会話を聞いていると、国語の学習と目の前の遊びがリンクしていることが感じられて、とても楽しませてもらいました。
途中、竹の笹で「笹舟」を作ってあげたら、男の子も交じって小川で何回も「笹舟競争」を楽しんでいました。「校長先生、ぼく(わたし)にも笹舟作って~。」と何人もがおねだりしてきました。本当は「校長先生、笹舟の作り方教えて~!」と言ってほしかったのですが…。もっともっと子どもたちの「自分でチャレンジする!」という気持ちを育てないといけないなと改めて思いました。
全員、元気に八日市に帰ってこられて何よりでした。いっぱい歩いて、いっぱい学んで、いっぱい遊んだ一日、暑さもあってかなり疲れたと思うので、今夜は早めに休んでほしいなと思います。
明日は、朝から一日学校を空けますので、次の校長ブログは来週になります。今週もだらだらと長いブログを読んできただき、ありがとうございました。