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2024/05/15

「上靴どんつき 下靴ぎりかかと~ちょっと嬉しい朝~

Tweet ThisSend to Facebook | by 校長

いつもの通り7時45分から校門に立ち、8時過ぎにはほとんどの子どもたちが登校するのですが、集団登校に遅れてくる子もいるので、始業のチャイムが鳴る8時20分までは、「交通安全」ののぼりを持ったまま校門で待つようにしています。その後、校門を閉めてから昇降口に入り、全校児童の靴をきれいに整えることを毎日繰り返しています。放課後は子どもたちが下校した後、下駄箱の上靴をすべてきれいに整えるようにしています。そんな整った風景を子どもたちの「あたりまえ」にしたいですし、何よりも子どもたちに「なんか整っているって気持ちいいな。」と思ってほしいからです。

今朝も、「さあ今日も並べるかあ…」と昇降口に入ったのですが、なんとなくいつもと風景が違う感じがして、ふと立ち止まりました。


「えっ?なんかいつもよりきれいやん…。」

最初に目に飛び込んできたのは5年生の下駄箱でした。子どもたちが意識して整えているのか、たまたまなのか…本当のところは分かりませんが、明らかに整っていました。

「となると、6年生はどうだろう?」と覗いてみると…
 5年生に負けず、整っています。「今日はどうしたんだ…もしや担任の先生から指導が入ったんかなあ…。」と考えながら、6年生の下駄箱の裏側を見た時に、今日一番の驚きの風景が目に飛び込んできました。

1年生の下駄箱の靴が、本当に整っていたのです。本当にびっくりでした。

実は、高学年より、低学年が靴を整えるほうが大変なのです。高学年の子の靴はサイズも大きいので、普通につま先が下駄箱の奥にぶつかるまで入れれば、ちょうどいい感じに収まります。ところが、低学年の子の靴は小さいので、意識的に「靴のかかとと下駄箱の端(つら)にそろえる」ことをしないと整いません。この「靴のかかとと下駄箱の端(つら)にそろえる」という手間が、「心を整える」ということに直結します。無意識に「投げ入れる」のではなく、意識して「揃えられる」「線で止められる」ことが、「心が落ち着いている」証(あかし)なのです。靴の出し入れに、ちゃんと「心を止められる(整えられる)」子どもは、トイレのスリッパも脱ぎっぱなしにはしないと思うのです。次に使う人のことを考える「心の落ち着き」があるからです。

今日、下駄箱の靴がとても美しく整っていた高学年と1年生…。担任の先生の指導が生きたのか、私(校長)が毎日揃えていることに気づく子が出てきて、その子たちが自分の靴だけでなく、友達の靴まで整えてくれているのか…背景にあるものは定かではないですが、ちょっと嬉しくなる朝の風景でした。1年生の下駄箱には、「うわぐつ どんつき したぐつ ぎりかかと」の張り紙があります。この言葉がいい効果をもたらしていることは間違いないでしょう。










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