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2024/05/15

「よそ者は自分たちです~4年もりのこ学習~」

Tweet ThisSend to Facebook | by 校長

今日から4年生の河辺いきものの森での自然体験学習(探求学習)「もりのこ学習」が始まりました。昨年度まで「河辺いきものの森」を略して、「いきもり学習」と何となく呼んでいましたが、滋賀県の特色ある教育の「うみのこ」「やまのこ」「たんぼのこ」学習に合わせて、「もりのこ学習」とK先生が改めて名付けてくれました。

 今日は、初めての学習ですから、言ってみれば「森との出会い」というのがテーマになったと思います。

今年度も山北さんはじめ、たくさんのいきものの森スタッフの皆さんにお世話になります。最初に山北さんから「河辺いきものの森」について説明をしていただきましたが、大切なポイントは2点ありました。ひとつは、「森(自然)には危険がいっぱいあることを分かって、危険を回避する方法を知っていること」、そしてもう一つは「森(自然)の環境やいきもののくらしを壊さないことと」です。この2つのことは、自然体験活動の指導者なら、必ず子どもたちに一番に伝えることです。私(校長)も県立荒神山少年自然の家に勤務し、子どもたちに野外活動などを指導していた時期がありますが、私はいつも一番に「これから君たちが楽しもうとしている自然の中では、君たちが主役でなくて、自然に住んでいる生き物が主役です。自分たちは、『よそ者』なんですから、『おじゃまします…』という謙虚な気持ちをもって楽しんでください。」と子どもたちに伝えていたのを思い出しました。

今日の「もりのこ学習」は、森のスタッフの皆さんにガイドしてもらいながら、「森の不思議」を見つける活動をしました。クイズに答える形で活動を進めていきます。

「木や草に白い泡がついているよ。これはなにかな?」…答えは「虫のおうち」でした。私は、てっきりカマキリの卵だと思っていたのですが、大外れでした。知らないことはまだまだありそうです。

 時代が変わり、子どもたちの遊びも大きく様変わりしましたが、いくら時代が変わっても「自然に魅せられる子どもの本能」を信じたいと思います。この時期になってくると、よく「カナヘビ」を捕まえて、大事そうに飼育ケースに入れて学校に持ってくる子が出てきます。男女関係なく「カナヘビ」は子どもたちの人気者です。(逆に言えば、テカテカ虹色に光るニホントカゲが減ってきている証拠かもしれませんが…)「カナヘビ」を手に乗せて、「かわいい…かわいい…」となでている子どもたちを見ると、なんだかほっとします。

 これからの「もりのこ学習」…、子どもたちが「鋭い本能」を発揮し、大人では気づかない、感じない「自然の不思議」をたくさん見つけ、自分なりに「不思議」を探求していってほしいと願っています。









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