先日、たくさんの2年生の子どもたちが、校長室まで来て、私(校長)にお手紙をくれました。
実はだいぶ前に、2年生が私(校長)に手紙を書いてくれるみたいな雰囲気になっていることは分かっていました。あれは、国語か生活の時間の時間だったでしょうか…。国語の学習で「お礼の手紙を書く」という単元があって、生活科の学習で校外学習に行ったり、見学させてもらったりしたところにお礼の手紙を書こうという授業の流れでした。その時、たまたま私(校長)は教室を覗いていたのですが、ある子が「お礼の手紙やったら、わたし、校長先生にも書きたいわ。」と言い出したのがきっかけで、「毎日、靴そろえてもらってるし、いつも校外学習についてきてもらっているし…。」、「校長先生は1回だけ違うもんな。毎日やもんな…。」とあちこちから聞こえてきて…、何とも照れ臭く、穴があったら入りたいみたい気持ちになって、そそくさと教室を後にしました。
あれから一週間ほど経ったでしょうか。今日、みんなニコニコしながら、本当にいい顔をして校長室を訪れてくれました。私(校長)が、一番驚いたのは、子どもたちがどの子もとても丁寧な字で、しっかりとした文章でお手紙を書いてくれていたことです。「お礼状(お礼の気持ちを伝える手紙)」という意味をきちんと分かって書いてくれていることが感心することであり、嬉しいことでした。また、私(校長)が毎日していること、そしてその意味をきちんと分かっていてくれることが感じられて、それがまた嬉しかったです。
私(校長)は、「2年生のみんなは、いつもきちんとルールを守って、落ち着いて行動できていることがとてもいいと思います。それに、みんな、『書く力』がしっかりとついてきて、このお手紙も、それから校外学習の時の「メモ」もしっかりと取れていて、すごいなあと思っています。「書く力」については、めいっぱい自信もっていいですよ。」と、話すとどの子も私の顔を見て、ニコニコと自慢げな顔をしていました。2年生の子どもたちの優しい気持ちと、成長が感じられる素敵な「お礼の手紙」でした。
2年生のみんな、本当にありがとうございました。