今日は、校内ペース走大会でした。朝早くから、体育部の若い先生たちが運動場の用意をしてくれていました。早朝勤務にもかかわらず、先生たちは笑顔で準備作業を進めていてくれます。そんな姿を見ていると、本当にただただ頭が下がります。
始業時刻の8時20分。校内放送で開会式を行いました。私(校長)からは、「自分のペースで、最後まで走り切ることを大切に頑張ってほしい。」という旨の話をしました。
ペース走大会は、子どもたちが校外の道(農道や歩道)を走りますから、交差点等での安全立哨が必要になるのですが、ここは地域のボランティアさん4名が支えてくださっています。寒い中、ほぼ半日ずっと、子どもたちの安全を見守りながら、懸命に応援をしてくださったと思います。本当に感謝感謝です。
今日のペース走大会、私(校長)は全校の子どもたちを全力で応援したかったのですが、市の校長会議があり、子どもたちのがんばりを見届けてあげることができませんでした。お昼ごろ学校に戻ってきて、廊下で出会う子みんなに「どうやった?がんばれたか?」声をかけると、どの子も「うん。めっちゃがんばった!」、「最後まで歩かんとゴールまで走ったで!」などととてもいい顔をして答えてくれて、ハイタッチをしてくれました。
保護者の皆様にも、たくさん応援に来ていただき、子どもたちも声援を受けて、練習の時よりうんと頑張れたと思います。
ただ、「大会」と名がつくと、子どもたちのがんばりの結果は「順位」という形で評価されがちです。「ペース走大会」と名称を変えた本来の目的を鑑みていただき、まずはどの子にも「最後(ゴール)まで走り切ったんだね。すごく頑張ったね。」と讃えてやってほしいなと願います。
まとめの話は教頭先生がしてくれました。以下、教頭先生のお話を掲載して、今日のブログを閉じたいと思います。
今日のペース走大会、皆さんどうだったでしょうか?風が強く、小雨も時折降り、コンディションとしてはあまり良くない日でした。そんな中、歯を食いしばって、最後まで走りきろうとする姿がたくさん見られました。3年生以上は、自分で走る距離を決めて行いましたが、決して速くはなくても長い距離を歩かず、走りきる姿が見られました。
朝の放送で校長先生からもお話がありましたが、今年から、マラソン大会でなくペース走大会と名前を変えて行いました。スポーツには勝ち負けを競い合うという面もありますが、もう一つは、健康づくりということを大切に考えてほしいと思います。
人生100年と言われていますが、健康で過ごすためには体力をつける必要があります。しかしながら、体力をつけられる期間というのは結構短くて、皆さんの年齢ぐらいから大学生ぐらいまでが一番つけられるといわれています。
今日でペース走大会に向けての取組が終了しますがこれからも体力づくりには取り組んでほしいと思います。体力をつける方法は普段の生活の中にたくさんあります。
外遊びをいっぱいするのは非常にいいことだと思います。これから寒くなっていきますが、できるだけ外遊びをしてほしいと思います。また、掃除を一生懸命頑張ることもいいですね。雑巾がけをなんどもやる、机をしっかりと持って運ぶなどもいですね。
これからも自分の健康のために体力づくりにがんばって取り組んでほしいと思います。