いよいよ卒業式まで7稼業日となりました。先週の児童集会での「宣言」通り、6年生は昼休みに「卒業合唱コンサート」を開いてくれました。

体育館には、低学年を中心にたくさんの在校生が集まってくれました。特に1年生はほぼ全員集合で最前列に陣取り、今までたくさんお世話になった6年生のお兄さんお姉さんをまっすぐな瞳で見つめていました。そんなまっすぐな視線を間近で感じながら、卒業生のまなざしもまっすぐに力強く、前を見据えていて、とてもたのもしく感じました。その素直でまっすぐな歌声は、在校生の心に、しみじみと語りかけてくるようでした。
卒業生が披露してくれた歌は「ひまわりの約束」と「スマイル」の2曲。「スマイル」は卒業式で歌う卒業生が歌う歌です。普通、卒業生の歌は卒業式本番まで伏せておくことが多いのですが、今回は特別な思いがあって、早々と在校生に披露されました。これは私(校長)の推測ですが、卒業生の歌を卒業式で初めて聴くのではなく、その曲をあらかじめ知ったうえで、卒業式で在校生も一緒にその歌の意味や歌への思いがかみしめられるように…と思ったのではないかと思います。
さて、今日の午後は、5年生の子どもたちが卒業式の式場設営をしてくれました。6年生を送る会が「学校のリーダー交代式」とするならば、今日の「式場設営」が最高学年(リーダー)としての「初仕事」でした。

5年生が体育館に入ってきた時から、その「やる気満々」ぶりが感じられました。準備の説明を聞く姿勢も、シャキッとしていて、かっこよく、力強い感じがしました。
しかしながら、5年生が体育館に入ってきた時には、すでにグリーンシートはきれいに敷かれている状態でした。ここまでの準備は誰がしてくれたのか…実は、ここまでの準備は、教務部と言われるふたりのH先生、F先生、そして教頭先生がいつのまにかやっておいてくれたのです。


4校時まで、体育の授業で使っていたはずの体育館。昼休みだけで、2,3人だけで一面にシートを敷き詰めるできるわけありません。実は教務部の先生たちは、4校時が終わると同時に、給食準備の時間からずっと、体育館で作業を始めてくれていたのです。そして私(校長)が一番すごいなと思ったことは、この先生たちは、単に少しでも早く準備に取りかかろうとしていたわけではなく、5校時に子どもたちの作業が「自分たちの力」で進められるよう、いろんな「段取り」をしていてくれたことです。


床にメジャーを貼ったり、体育館の両サイドの壁に、目安となる印(テープ)を貼ったりして、子どもたちの「甲斐性」に合わないところは、事前にきちんと「サポート」しておいて、式場準備のメインとなる「椅子並べ」が子どもたちの「主体的な動き」で進んでいくように「段取り」をしておいてくれました。
おかげで子どもたちもやり方を理解したうえで、全員で協力しながらスムーズに準備を進めることができました。この式場設営の風景は毎年見ていますが、毎年必ずある「お~い!そこの遊んでる人たち~(怒)!」とか、「ちょっとは自分たちで、次何をしたらいいか考えろ!」というような先生たちのお叱りの声を聞くことは一切ありませんでした。みんな本当に真面目に一所懸命、気持ちよく動いてくれている姿がとても頼もしかったです。特に今の5年生は几帳面な子が多いのでしょうか、本当にきれいに、まっすぐにたくさんの椅子を並べてくれました。おかげでとてもきれいな式場に仕上がりました。
明日からは、在校生練習も始まります。今日の卒業生の歌声が、そして5年生の頑張りが、在校生1~4年生の心にも響いて、みんなが「よし!自分たちも全力で頑張ろう!」という気持ちで、頑張れたらいいなと願っています。5年生の皆さん、今日は本当にありがとう!お疲れさまでした。