「にじ教室が世界との懸け橋に・・・」
本校には、20人を超える外国人児童(外国にルーツを持つ子どもたち)がいてくれ、必要に応じて「にじ教室」で学習をしています。また日本語初期指導教室の「いろは教室」もあり、これからの多様性社会を生きる子どもたちにとって、とても素敵なことでなくてはならない存在です。
この「にじ教室」の名前の由来は、外国にルーツを持つ子どもたちが、「日本と世界との架け橋になってほしい。」という願いをこめています。「にじ教室」担当の先生は、虹色に輝く子どもたちとともに誰もが楽しい教室にしていけるようにと工夫をしながら頑張ってくださっています。学習はもちろんですが、日常生活で使う言葉や何気ない会話も大切にしてくださっているので、子どもたちも楽しみながら学習してくれているのがうれしいです。
今年から、毎月24日に「にじ放送」を始めました。「にじ放送」では、世界の国々の文化を発信しています。この放送を通して世界の文化に触れる1つの機会になるといいなあと思っています。今月は、ベトナム語通訳の先生と「にじ教室」担当の先生がベトナムの学校のことやベトナム語の「いただきます」「ごちそうさま」を教えてくださいました。
私は、恥ずかしながら、耳で聞いただけではまねをして言うことができませんでしたので、「にじ教室」の子どもたちがいかに頑張って勉強しているのかと感心しました。
「にじ教室」担当の先生が作ってくださった「学級で使える言葉」の表を参考に、まずは、「ありがとう:カムオン」を使いたいです。


また、「にじ教室」では、今年も数名の「外国人児童支援ボランティアさん」が手伝ってくださっています。子どもたちは、どんどん前向きに学習に取り組んでいます。
地域の皆さんいつもありがとうございます。
