卒業式を明後日に控え、今日は全校でリハーサル練習をしました。卒業生入場から、一人ひとりへの証書授与、簡単な挨拶(式辞、告辞、祝辞)、よびかけ、歌、卒業生退場まで一通り通してみました。かかった時間は1時間20分ほど…。当日は挨拶の部分がもう少しかかるので、トータル1時間半ほどになる見込みです。

卒業生はいよいよ本番モードです。歩き方も、証書のもらい方も凛々しく立派なものになってきました。私(校長)が最も嬉しく感じているのは、「この子は、性格(特性)上、本番でもあんまり声が出せないだろうなあ…。」と思っていた子が、びっくりするほど大きくしっかりした声で「よびかけ」をしている姿を見て、「一人ひとりが、12年間の自分の成長を、自分なりに必死に表現しようとしているんだ…。」と思い、胸が熱くなりました。


在校生も、なかなか大したものです。ほとんど「見ているだけ…聞いているだけ…」の長い時間ですが、やはり卒業生の凛とした姿に触発されるのか、はたまた、卒業生の姿に「数年後の自分の姿」を見ているのか…厳かな式の雰囲気を壊したりせず、一生懸命に式に臨んでいます。明後日は、かなり寒い日になりそうで、途中で体調を崩す子が出るんじゃないかと大変心配になりますが、この卒業生の頑張りにふさわしい感動的な卒業式になるよう願っています。
さて、話は変わりますが、先日からボランティア委員会が取り組んでいてくれた「岩手県大船渡市山林火災にかかる義援金」を集める募金活動。今日の昼休み、集まった義援金17,905円を、代表のNY委員長、YK副委員長、そしてITさん、MTさんの代表4名が、藤田教育長に届けに行きました。教育委員会は、今回の子どもたちによる募金活動を高く評価してくださり、報道各社にも声をかけてくださり、大変立派な「義援金贈呈式」を準備してくださいました。

この大舞台に、ボランティア委員会の精鋭4名は「ボランティアマン」コスチュームで臨みます。だれもこの格好を恥ずかしがったりしません。いや、むしろ「これが八日市北小の誇り『ボランティアマン』です。」と誇示したいくらいの勢いです。


4人の子どもたちは本当に立派でした。本当は緊張もしていただろうに、みんな胸を張って、堂々とはきはきと話し、質問にも少しも怯まず、自分の考えを返します。私(校長)は、「見たか!これが『全力』と『協力』を全うする北小のこどもたちだ!」と言わんばかりの誇らしい気持ちでした。

委員長と副委員長は、新聞記者の「囲み取材」にも堂々と対応します。本当にたいした子どもたちです。
「ボランティアマン」の衣装…1学期のはじめ、担当のK先生がこのコスチュームを子どもたちに提案した時、どの子も「こんなん、着るの嫌やあ~!」と嫌がりました。それでも数人の子が何とか着てくれて、全校集会の場で「ボランティアマン」としてデビューしました。どの委員会よりも思い切りのいい「全力の委員会活動報告やお願い」に全校児童は度肝を抜かれました。この初代ボランティアマンの「全力の姿」により、ボランティア委員会の活動が浸透し、ボランティア委員会+有志による「校舎内整頓大作戦」などの活動が展開され、そのたびに「ボランティアマン」の認知度と人気度が上がっていきました。
もはや「ボランティアマン」のコスチュームを、「恥ずかしい恰好」だなんて思う子どもは誰もいません。それどころか「高学年になったら、ボランティア委員会に入りたい!」という子どもたちがたくさんいます。
「恥ずかしい」から始まった「ボランティアマン」ですが、ボランティア活動を通じて「一生懸命、全力で頑張ること」、「みんな(社会)のためになることをすること」、「自分たちで始めること、一歩を踏み出すこと」の大切さと気持ちよさを、一年間かけて、見事に全校に広げてくれました。
そんなボランティアマンの「義援金贈呈式」での雄姿が、びわ湖放送や、滋賀報知新聞、朝日新聞、中日新聞で報道されます。皆さん、しっかりと見てあげてください。
ボランティアマンが踏み出してくれた小さな一歩…。でも、この小さな一歩を踏み出すことこそに大きな価値があり、この一歩がやがて大きな前進(成長)につながるのだと思います。
ボランティアマン、そして趣旨に賛同し、たくさんの募金を寄せてくださった皆さん、本当にありがとうございました。