今朝の校門の「あいさつ運動」、はとても賑やかな風景になりました。いつもお世話になっている黄色いジャンパー「建部地区主任児童委員」の南川さんと澤さんに加え、今日はなんと聖徳中学校の新生徒会役員(現1,2年生)がのぼり旗をもって「あいさつ運動」に参加してくれました。さらに、いつもは昇降口の中で行っている6年生による「あいさつ運動」を今朝は校門で行ったので、校門周囲は結構な人数になり、賑やかな朝の風景になりました。

校門に立ってくれた聖徳中学校生徒会役員のみなさんは、いずれも本校の卒業生です。中1の生徒さんは私(校長)もよく知っています。先日も聖徳中学校に授業参観にお邪魔した時も、とても意欲的で、積極的に発表していた姿を見て、とても嬉しく、とても誇らしく思っていました。小学生だと、よく知っている関係になると、会話はだんだんフランクなもの(ため口)になっていきますが、さすが中学生は違います。礼儀正しくすべきところは、きちんとメリハリつけて、敬語で話したりしてくれます。小学校の時と比べて、もちろん体は大きく成長していますが、体格の成長よりも「きりっとした凛々しい表情」に体以上の「心(精神)の成長」を感じさせられます。
本校の子どもたちも、いつもと違う校門の風景に戸惑いながらも、中学生の「凛とした姿」や「すごく大人っぽくなった先輩の姿」に大いに心が動いたようでした。


午後、5校時には北小出身の生徒会執行部5名が6年生を対象に「聖中入学説明会」を開いてくれました。せっかく聖中生が来てくれるので、玄関で迎えなきゃと思っていたのですが、急に別の用事が入って迎えられず、玄関に戻ってきた時は、すでに中学生の靴がきれいに並んでいました。その靴を見ただけで、来てくれた聖中生がどんな生徒さんなのかよく分かりました。

4月に入学する6年生が、不安なく、楽しみな気持ちで入学を迎えられるようにと、中学校での学習(授業)や行事、また部活動などについての説明が書いてある「入学のしおり」まで用意してくれ、パワーポイントを使って分かりやすく話してくれました。

説明会の後半には、わざわざ6年生からの質問も受け付けてくれたのですが…。こちら側はあまり意味のある質問もできず、「せっかくの機会なのに…」と少し残念に思いました。もっと授業や定期テストのこと、部活動や進路、日頃大事にしないといけない意識(心得)などについて聞ければよかったと思うのですが…。
それにしても本校の卒業生は、立派な中学生に育っていてくれました。おかげで今日、6年生の子どもたちは、少しだけ先の未来の「自分のイメージ」、「自分の目標」みたいなものが見えたと思います。先生たちではなく、中学生自身がアクションを起こしてくれることで、子どもたちにとってはより「自分ごと」として伝わるんだなと強く感じました。聖徳中学校生徒会の皆さん、本当にありがとうございました。
最後に、入学説明会とは直接関係ないのですが、私(校長)は、今日の「入学説明会のしおり」の表紙のデザインに度肝を抜かれました。誰がデザインしてくれたのか分かりませんが、すごすぎます。今のままでも十分仕事にできそうなセンスだなと、本当に感心しました。隅から隅まで見たくなっちゃいます。
