運動会を来週に控え、団体演技も運動場での練習に入っています。ダンスの振りや隊形移動などもほぼマスターできたようで、演技している子どもたちの顔が、自信ありげで楽しそうな表情に変わってきました。
低学年の団体演技といえば、何をしていても「かわいい~!」、「楽しそう~!」となるものですが、本校の低学年の子どもたちは、それだけでなく、「一生懸命」さと「全力で頑張る!楽しむ!」という姿が光っています。小さな体をめいっぱい動かして、全力でダンスをする子どもたちの誇らしげな表情を見ていると、「よくここまで頑張りぬいたなぁ。」と、その健気でまっすぐな一生懸命さを愛おしく思わずにはいられません。
中学年の団体演技(ダンス&フラッグ)は「連繋・挑戦・達成」を合言葉に、中学年の「総力を表現する」ことを目標に取り組んできました。中学年の団体演技といえば、「元気いっぱい!」「大きなかけ声!」のようなイメージを描きますが、本校の中学年の団体演技のよさは、それだけではなく、子どもたちの「気合い」と「集中力」を強く感じられるところにあります。
演技中だけでなく、演技前の「構えている」瞬間も、演技が終わった後、「整列している」瞬間も、全身からみなぎる「気合い」と「集中力」を感じるのです。「一人ひとりが持てる力を余すことなく全力で挑む!」、「中学年全員で一つの大きな作品を完成させる!」そんな強い決意と仲間意識が伝わってきます。中学年のはつらつとした動きがとても気持ちよかったです。
運動会当日、保護者や地域の皆さんにも「感動」してもらえる団体演技になりそうです。演技の「できばえ」だけでなく、子どもたちや先生たちの演技に込めた「思い」が伝わるような団体演技になることを願っています。お天気が心配ですが、子どもたちの頑張りと思いがお天道様に伝わりますように…。