昨日、1年生が交通安全教室を実施しました。駅前交番や市の市民生活相談課の方々に来校いただき、登下校時の安全な道路の歩き方・交差点の渡り方について学習しました。
警察の方からは、今年3月に起きた野洲市での交通事故(横断歩行中の児童の列にトラックが突っ込む事故)を例に、「事故は歩行者(自分たち)の『見落とし(不注意)』だけでなく、運転者の『見落とし(不注意)』でも起こる」ことや、「だから青信号でも、自分で安全を確かめて渡ることが大切」であることを丁寧に話してくださいました。
市の職員さんからは、横断歩道の歩き方やグリーンベルトを歩く時の注意について、クイズ形式で教えていただきました。
授業の後半は、実際に外に出て、「信号のある横断歩道」「信号のない横断歩道」「横断歩道のない交差点」などの歩き方や渡り方について実地練習しました。いつも上の学年の人たちに安全につれてもらったり、帰りは同じ方面のみんなと一緒に帰ったりしている1年生。ひょっとして「自分で注意したり(危険を察知したり)、安全を確認したり、自分で判断して行動を決めたりする」ことは、まだまだ十分ではないように思います。
統計によると毎年6月は、一年の中で1年生の交通事故が一番多い時期です。おそらく、学校にも少し慣れてきて、行動範囲も広がってきた中で、横断時の安全確認が十分でなかったり、不用意に飛び出したりすることが多いということです。
1年生には厳しい言葉かもしれませんが、1年生であっても「自分の命(安全)は自分で守る」気持ちがとても大切だと再認識した交通安全教室でした。駅前交番ならびに市民相談課の皆さん、ご多用の中また大変暑い中、交通安全指導をありがとうございました。