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2025/10/16

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  10月15日

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「学び合い月間~子どものために一丸となって取り組む学校づくり~」

4年社会「防災」~自分のこととして考える~

 

八日市北小学校で大切にしてることの1つに「子どものために一丸となって取り組む学校づくり」があります。この1つとして、私たち教員が互いに授業を参観し、自分の指導力アップをめざす取組をしています。

1学期にも授業を参観し、事後の研修会をもち授業研究を進めてきていますし、夏休み期間中もいろいろな研修をしていますが、今回は学年もバラバラで教科も様々です。授業を参観し合って、放課後などに質問したり感想を伝えたりと少し気軽な感じです。事後の研修会はしませんが互いの授業から学ばせていただき、自分の実践につなげます。

私(校長)としては、運動会が終わるやいなやホッとする間もなく、先生方が互いの授業力アップをめざして取り組んでくださることに感謝しかありません。先生方の意識の高さも感じます。これは大変よい取組で、実際に授業を参観することは、教科指導に関する参考資料を読むだけではわからないことに気づくことができます。教材の作り方や動画等の活用方法、授業の流れ、子どもへの声のかけ方、単元構成など、学ぶことがとても多く、私も先輩方の授業を参観させていただき、勉強をさせていただいてきました。また、公開する方も質問に答えることや説明することで勉強になります。
さて、この日は、4年生のK先生が社会の授業を公開してくれました。社会科「自然災害から人々を守る活動」の単元です。この単元では、自然災害について知り防災の取り組み方について考えます。 

子どもたちは、教科書で災害について知り、防災について学ぶことができます。しかし、社会科の教科書には、自分の地域の事象が記載されていることが少ないため、どうしても他人ごとのように感じてしまい、知識だけが入り、自分事として考えることが難しくなってしまいます。そこで、「わたしたちの東近江市」という地域教材を副読本として使いながら学習しています。

K先生が大切にされたのは、もっと自分事として考えられないかということです。その1つが市役所の防災危機管理課の職員の方による出前授業です。その授業で市内でも被害にあった映像を見たことで、災害は身近にも起こりうることだと感じ、防災について真剣に考えることができました。

さすがK先生と思ったのは、この単元の学習を終えた時には、自分だけの防災ブックが作れていることです。つまり、毎回の授業のワークシートが防災ブックの1ページになっているんです。でもそのためには、早い段階で授業の流れを考え、単元全体を見通して授業の準備をしなくてはいけません。K先生にお聞きすると、授業で使う動画や資料、ワークシート等を早くから準備をされたことがわかりました。

この日の授業では、震災時に避難場所になった体育館の写真を見せ、子どもたちに「避難所には、どんなものがあると便利だろう」と考えさせてくださいました。事前に防災グッズを考えていたので、「食べもの」「水」「毛布」等、いろいろな意見がでてきました。しかし、K先生はここでも大切にされたことは「自分事として考える」です。つまり、身の回りにある物を使って何か工夫ができないかという視点です。子どもたちからは、「震災になったら足を怪我する」「寒かったら履物がいる」等の意見がでてきました。授業の後半には、実際に新聞紙でスリッパを作らせてくださったので、子どもたちは身近なもので防災グッズも作れるんだと感じたようです。

K先生の授業は、メリハリがあり、いつも子どもたちが意欲的に学んでいます。その姿が印象的です。この日は、災害や防災について自分事として考えることの大切さもK先生から学ばせていただきました。










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