「やっぱり税金は大切やなあ」
6年生は、6年ほど後には大人の仲間入りをします。主権者として社会を支える税の意義や役割等を理解するため、税理士の村田賢一さんにお越しいただき出前授業をしていただきました。
「みんな、税金は払っている?」「うん、消費税は払っているよ。」などの子どもたちのつぶやきからお店での買い物を例に出して、税の納め方や税の種類などをわかりやすく教えていただきました。
さあ、ここからが本題です。「じゃあ、税金がなかったらどんな社会になるのかなあ?」の質問についてDVDを見ながら考えました。「救急車をお願いするのにお金がかかる。」「道路を通るのも通行料がとられるかもしれない。」「町中、ゴミだらけになる。」「警察では、迷子1回・・円、道案内・・円、逮捕・・円とかかるかもしれない。」等、今まで当たり前だと感じていたことが当たり前にできなくなる社会を感じることができました。
そして学校についても考えました。教科書に記載されている「この教科書は、これからの日本を担う皆さんへの期待をこめ、国民の税金によって無償で支給されています。大切に使いましょう」を見ることで、子どもたちは、税について意識し、「やっぱり、税金は大切や」とその大切さに気づくことができました。また、村田さんからは、税の使われ方にも関心をもってほしいこと、そして有効に使うことの大切さも教えていただきました。税について意識できるよい機会をいただき、村田さん、ありがとうございました。
