今日は、たくさんの保護者の皆様に参観いただき、盛大にミュージックフェスティバルを開催することができました。温かな見守りと惜しみない拍手をいただき、本当にありがとうございました。
子どもたちは、何とも言えない緊張感を感じながらも、精一杯自分たちの「全力」を出し切りました。学年それぞれに、その学年の良さがあり、大きな成長の跡が見て取れました。
コロナ禍においては、自分の学年の発表をするだけで、他の学年の発表を聴きあうことができなかったと聞いています。本当なら、互いに聴きあうことに価値があるミュージックフェスティバルだと思っています。録画した発表をテレビで見ていても、その場の臨場感や緊張感は伝わってきません。やっぱり「生(なま)」で「目の前で」鑑賞するからこそ、その発表の良さが全身で感じられるものです。
子どもたちは、何とも言えない緊張感を感じながらも、精一杯自分たちの「全力」を出し切りました。学年それぞれに、その学年の良さがあり、大きな成長の跡が見て取れました。
コロナ禍においては、自分の学年の発表をするだけで、他の学年の発表を聴きあうことができなかったと聞いています。本当なら、互いに聴きあうことに価値があるミュージックフェスティバルだと思っています。録画した発表をテレビで見ていても、その場の臨場感や緊張感は伝わってきません。やっぱり「生(なま)」で「目の前で」鑑賞するからこそ、その発表の良さが全身で感じられるものです。
今日も、特に高学年の合奏などは、かなり聴き応えのある演奏に仕上がっていました。それを下学年が、その空気感ごと味わうことで、「あこがれ」を抱き、次の自分たちの「目標」や「やりたいこと」が見えてきます。こうやって、「全力でがんばる」という学校文化が引き継がれていきます。
1学期のこの時期、新しい学年・学級、友達にも慣れ、「さあ、ここらでみんなで『ひとつのもの』創り上げようじゃないか!」というのがこのミューフェスのねらいでもあります。みんなで味わう達成感や一体感は、仲間意識を強くしてくれます。仲間と支えあい、仲間を思いやるやさしさを育ててくれます。ミューフェスで身につけた「達成感」や「一体感」、「仲間意識」が2学期の運動会につながっていきます。
ミュージックフェスティバルが終わった後、6年生のM君と話していました。「M君、今日は達成感があったか?」
「ううん…。」
「そうかぁ、あんまり歌とか音楽とか好きやないんやな…。」
「うん。きらい…。でも、合奏は頑張った。」
「そやなぁ、歌は苦手でも、楽器ならなにか頑張れそうなものあるもんな。」
「うん。けっこういっぱい練習した。」
「自分でがんばったと思ってるんやね。」
「うん。」
「それが、達成感ってやつやで…。」
ミューフェスの発表が、合唱(歌)と合奏の2本立てなことにも意味があります。学校によっては「歌」だけの発表にしているところもありますが、本校は2本立てにこだわります。2本立てならどの子も頑張れるところが見つけられるからです。
6年生にとって、そして私(校長)にとっての最後のミュージックフェスティバルが終わりました。全校児童が「全力」で頑張る姿を見せてくれたこと、6年生が「みんなが楽しい!」にこだわってくれたこと、そして最後に「ふるさと♪」を、心を込めて歌ってくれたこと…いつまでも心に残るだろうなとうれしく思っています。本当にすばらしいミューフェスになりました。全校の子どもたち、参観くださった保護者の皆様、そして、子どもたちを導いてくれた先生方…本当にありがとうございました。
続きを隠す<<