今、6年生教室の前にひと際目を惹く図工の作品が展示されています。テーマ名や題材名が表示されていないので、勝手に「ツートン切り絵」とか「反転アート」と名前を付けましたが、とにかく見応えのある作品がずらっと並んでいます。
作品を見ると大体わかると思いますが、色画用紙と黒画用紙を使い、デザインしたものをカッターナイフで切り絵にし、左右(上下)対称につなぎ合わせた作品です。算数で学習した「線対称の形」の知識が生きています。左右(上下)対称にして生きるデザインを考えること、またデザインが生きるツートン(2色)の色選び、ち密なデザインで勝負するか、構図で勝負するか…、デザイン(作品)のアクセントをどこに持ってくるか…いろいろとセンスが問われる作品づくりです。おそらく担任の先生が、最初に作品づくりのイメージが湧いてくる「いいサンプル作品」を提示し、作品づくりの手順をしっかりと指導してくれた成果を感じます。
楽しい作品が多く、見ていて飽きません。その作品も丁寧に作業されていて、6年生がとても落ち着いて、根気よく取り組んでいることがよく分かります。