2024/07/04 | 「願いが叶いますように~七夕飾り~」 | | by 校長 |
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学校では、正面玄関と図書室前、そして1年生教室に「七夕飾り」を飾っています。七夕飾りに使う竹は、H先生が自宅近くの竹やぶから切り出し、学校に持ってきて設置してくれました。
飾られた短冊を一つひとつ見ていくと、子どもらしく「サッカー選手になれますように。」とか「美容師になれますように。」など将来の夢についてのお願いや、「テストで100点が取れますように。」、「字がきれいになりますように。」などの勉強に関するお願いがたくさんあるのですが、意外にたくさんあったのが、「家族が健康でいられますように。」、「みんなが幸せになりますように。」などの家族を想ってのお願いや「自分が」ではなく、「みんなが」と書いたお願いでした。そんなお願いを見て、「やさしい子がたくさんいるんだなあ。」とうれしくなりました。もちろん「宝くじで1億円あたりますように!」と現実的なお願いを書く子もいました。
また、「アレルギーが治りますように。」や、仕事の都合で離ればなれになっている家族を想って、「早く家族がそろいますように。」といった切実なお願いもあり、胸がじんとなりました。
1年生は、各教室に七夕飾りを飾ってもらって、色を付けたきれいな短冊にお願いごとを書きました。1年生だから、「自分が欲しいものをおねだりする」ものが多いのかなと思いましたが、そういうたぐいのものはほぼなくて、「友だちが増えますように。」や「みんなで楽しく遊べますように。」、「これからもお友だちと仲よく過ごせますように。」といった「友だち」や「みんな」に関わってのお願いがたくさんあって、これまた感心してしまいました。1年生でも相手意識や仲間意識が育っていてとてもうれしくなりました。
子どもたちが書いたお願いごとを見ていると、子どもたち自身が、自然と「みんなが楽しい」を大切に思っていてくれるんだなと思えて、心が温かくなりました。
先生たちも短冊を書いています。「〇年〇組の子どもたちが笑顔で元気に過ごせますように。」、「みんなが楽しい八日市北小学校が実現しますように。」…みんな子どもたちの幸せを願っています。
最後に、「七夕飾り」に吊るされたたくさんのお願いごとの中で、一番私(校長)の心に突き刺さったのは、3年生のEさんの願い札です。
「ぼくのまわりが、どんどん笑顔になりますように…。」…素敵すぎるフレーズです。