~朝のあいさつから始めよう~
新しい学年が始まって、少し緊張していた子どもたちも、そろそろ新しい環境に慣れてきました。クラス替えがあり、新しい仲間との関係づくりにがんばっています。 心地よい学級にするためには、学級の子どもたち同士が、本当の仲よしになることだと思います。そのためにはよりよいコミュニケーションをはかることが必要です。
よりよいコミュニケーションの一つとして、ぜひ実践してほしいことが朝のあいさつです。「挨拶」の意味は「押して、開く」なのですが、言葉や動作を交わすことで互いの心を開き合う行為を指しています。おはようのひと声を交わすことで、緊張している心や不安に思っている心を開くことができるのではないでしょうか。
私は交通立哨をしながら「おはようございます!」の声かけをしています。最初は「誰?」と不審そうな視線で、ほとんど返事が返ってきませんでした。しかし、最近ではあいさつを返してくれる子どもたちが少し増えてきました。
なかには、「校長先生、おはようございます。」と声をかけてくれる子もいます。本当に嬉しくなります。あいさつを通して“つながり”ができてきたと感じています。
気持ちのよいあいさつを通して、仲間とのつながりが広げられるようにと願っています。保護者の皆様地域の皆様にも、ぜひ子どもたちに「おはよう」の声かけをしていただければ幸いです。