~夢をもとう~
猛暑、酷暑、炎暑など、暑さを表す時候の言葉がどれもぴったりするほど、ことのほか暑い夏休みでした。
今日から2学期の始まりです。静まりかえっていた学校も子ども達の賑やかな声で、活気を取り戻したようです。ひとまわり大きくなった子ども達が、今学期はどんな活躍を見せてくれるのか、今から楽しみです。
2学期は、学年がその学年らしさを一層深める時期でもあります。学習や行事にどんどん取り組む意欲、協力することや互いに思いやる心など、発達段階に即して伸ばしていきたいと考えています。保護者の皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いします。
さて、今年の夏休みは別の意味でも熱気を感じる毎日でした。日本からすれば地球の裏側にあたるブラジルのリオデジャネイロで行われていたオリンピック。このオリンピックでの選手の活躍に、まるで自分のことのように一喜一憂したのは私だけではないと思います。
メダルを実現できた選手も、惜しくもかなわなかった選手も、「オリンピックでの金メダル」という夢をもって、厳しい練習をこなしてきました。一日の大半を練習についやし、夢の実現に向けて努力を続けてきたそうです。私たちが感動したのはきっと成果だけではなく、地道に努力してきた姿があるからなのでしょう。
学校での学習も同じことが言えるのではないでしょうか。不断の努力をすることで、自己の成長があると思います。日々の学習に一生懸命に取り組み、小さな成長を積み重ねることが夢の実現にむけた近道だと考えます。
4年後の東京オリンピックの時には、どのような自分でオリンピックの感動を共有しているのでしょうか。それぞれの子ども達が自分の夢に少し近づいていることを期待しています。