小林貞人(こばやしさだお)さんをお迎えして
12月19日(金)、小田苅の小林貞人さんをお迎えして、6年生の児童に「これからの人生をどのように生きていけばいいのか」という事を考えるうえで参考になる先輩のお話を聞かせていただきました。
小林貞人さんは、近江商人郷土館小林吟右衛門家の分家に生まれて、幼い頃から商家に伝わる『三方よし』の精神を身につけられ、質素な生活習慣の中で、様々な方面での知識や教養を身につけられておられます。現在は、三菱樹脂東京本社の取締役専務執行役員をされています。お仕事の内容はモノ造り改革部門所管専務取締として、世界各国にある三菱樹脂の工場を統括しておられ、年に何度かはその工場を訪れ、世界を股にかけた活躍をしておられます。

卒業を目前に控えた6年生に、小林さんの体験から「今何を考えて、自分の将来をどのようにイメージした生き方・生活をすればいいのか?」ということをお話ししていただきました。
(小林さんから子どもたちへのメッセージ)
ようこそ先輩抜粋.pdf(児童の感想)
*今日は、小林先生から小学校時代の話や趣味の話やダイバーシティの話など、いろいろなお話が聞けました。小林先生のお話を聞いて、中学校に行く元気が出ました。ぼくは、中学校に行くのはちょっと不安だったので、とてもうれしかったです。
*ダイバーシティという言葉を初めて知りました。今やっている勉強の話を聞いて、嫌いでも集中してそのことそのことをやらないといけないと思いました。来年の一月から、毎日日記をつけていこうと思いました。自分の「いいこと」さがしをしてみようと思いました。
*もし何か失敗などをしても、何かしら解決方法はあることは、人生の中でたくさん経験することだと思うので、毎日忘れないように生活したいと思いました。「自分の良いところを考えてみよう」と小林先生が言っていたけど、自分の良いところなど考えたことがなかったので、じっくり考えてみようと思いました。
子どもたちが、自分の将来を考えるきっかけとなる貴重なお話を聞かせていただきました。
小林さん、お忙しい中、どうもありがとうございました。