環境にやさしいエコスクール

 
ようこそ能登川南小学校のページへお越しくださいました。能登川南小学校は、母なる琵琶湖のある滋賀県東近江市にあり、環境にやさしいエコスクールの取り組みを進めています。環境問題に取り組んでおられる全国の皆さんとの交流をお願いいたします。
 
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猪子山活動
 
 
①里山、里湖の調査、気象や水質の調査で身近な環境を見守る
・里山の調査「猪子山活動」
 年2回「猪子山活動」で山に親しみ、山の動植物や遺跡などを調べます。講師
として、エコスクール支援委員会やきぬがさ山の会、能登川博物館の方たちに来
てもらいます。6月の1回目は、山に親しみ、山の中で友達と親しむ、里山の環
境の中で生き生きと学ぶことを目標にし、11月予定の2回目は、総合的な学習
の時間として位置づけ、山の中で課題を元に調査活動を行います。
 2回の活動の概要は、次の通りです。
【1回目】テーマ:猪子山で遊ぼう!
○実施日時:6月10日(金) 9:40~13:00 (これは平成23年度の予定日です)     
○1・6年、2・5年、3・4年のペア学年で72班を構成し、上学年が中心と
 なってそれぞれ活動を計画しました。自分たちが考えたコースで猪子山を探検
 したり自然の中でふれあったりしました。事前に班長会や縦割り班会議を開き、
 活動内容を自分たちで相談して決めておきました。
○ネイチャーゲームやクイズラリーをしながらペア学年の交流をし、初夏の猪子
 山の自然を大いに満喫できました。 
○縦割り班に1本、どんぐりなど猪子山に自生する新しい幼木を持ち帰ってきま
 す。育てる活動を通して自然保護・郷土の自然に関心を持つことができます。
○帰校後、弁当給食を班ごとにとり、昼休みにいっしょに遊びました。
○きぬがさ山の会、市立能登川博物館学芸員などのゲストティーチャーを招き、
 植物の苗木や生き物の名前や特徴を教えていただき関心が高まりました。また、
 保護者にもボランティアを募り一緒に活動してもらっています。猪子山活動だ
 けでなく、エコスクール活動への理解が深まり、よさを広めてもらっています。

 

【2回目】 テーマ:猪子山で学び、育てよう!
■2回目の猪子山活動のねらい(11月の計画です)
  各学年の教育課程に応じ、猪子山で「ふるさと学習」を展開し、猪子山の自
 然や歴史に学ぶ。
1学年:猪子山の落ち葉・どんぐりなどを使った表現活動を通して秋の自然に親
 しむ。
2学年:秋の山の自然に親しむ。秋の猪子山の木の実・木の葉などを使って楽し
 く遊ぶ。
3学年:猪子山の自然にふれ、植物や昆虫に興味を持って記録することができる。
4学年:猪子山の動植物の様子を観察し記録する。分析的な見方で記録すること
 により、生き物を科学的に見る目を育てる。
5学年:猪子山の植物を調べたり、湧水の美しさを知ったりすることで、地域の
 自然の豊かさに気づき、大切にしようとする態度を育てる。
6学年:猪子山にある古墳などの遺跡を学ぶことにより、郷土の自然や歴史のよ
 さに気づくことができる。 
■活動計画
○実施日時:11月上旬 2校時~4校時      
○各学年ごとに、総合的な学習の時間(3年生以上)や生活科の時間(1,2年
 生)としての課題を設定し、個々の子どもたちが課題解決または追求する活動
 と位置づける。
○学習課題の違いから、各学年(場合によっては低学年部、中学年部、高学年部
 でペアを組むこともできるが)で班編成をし活動する。
○ゲストティーチャーをお願いして、学びを深める。          
○安全面を考慮し全校体制で実施する。また、ボランティアの方の参加もお願い
 する。 
○猪子山を育てる活動としてどんぐりなどの実を拾ってきて苗木にして返してい
 く。
○学びの成果をまとめてポスターや
 壁新聞を作成し掲示する。学年ご
 との発表を通じて猪子山のよさを
 交流する。
○猪子山の良さを地域の皆さんに知
 ってもらうため、能登川博物館や
 能登川支所の市民ギャラリーを活
 用し、3学期に猪子山博物館を開
 催する。

・川の調査「山路川探検隊」
 山路川は、学校の近くを流れる湧水のあふれる川です。この川を5年生では、
総合的な学習の時間を中心に調査しています。水環境に関心の深い滋賀県では、
1泊2日でびわ湖を学習するフローティングスクール事業があります。本校では、
びわ湖に注ぐ山路川の水環境を調べることで、自分たちのくらしとのつながりを
考えていきます。
 5月の中旬に、山路川を下ってい
くと、写真のようにたくさんのごみ
が見られました。水はきれいなのに
「きたない」という印象を強くしま
した。
 自分たちで調べ、地域の皆さんに
知らせていく必要を感じて、活動を
開始しています。
 さらに、山路川を下り、田んぼの
水路に入っていくと、そこにはメダ
カがいました。
 9月に入り、山路川の上・中・下
流の3カ所に分かれ、水生生物を中
心とした生き物調査と、COD・p
H・水温・透視度等の水質調査をし
ました。水生生物調査会、能登川博
物館の方々にもお世話になりまし
た。
 見つかった中で、上流ではスナヤ
ツメという希少な魚が見つかった
り、ヒゲナガカワトビケラがたくさ
ん見つかったりして、きれいな水の
様子がうかがえます。ところが、下
流でも数は少なくなりますが、これら
の魚や水生生物が見られました。
下流でもCODの数値は0ppmでした
し、透視度も100㎝以上でした。
水温は上流で18℃なのに下流で1
6℃と下がっています。水がたくさ
ん湧いているのです。
 みんなで、これから学習をまとめ、展示物を作り発表会などで訴えていこうと考えています。
・里湖「伊庭内湖」の調査活動
 7月19日に6年生では、山路川
が流れ込む地域の里湖「伊庭内湖」
でドラゴンカヌーを漕ぎ、同時に水
環境学習をしました。ヨシが湖岸に
広がり、カイツブリが泳ぐこの里湖
には、たくさん生物が生きています。
最近は、ブラックバスやブルーギル
が減ってきて、固有種のホンモロコ
が増えているそうです。ここでも、
エコスクール支援委員会、水生生物
調査会、能登川博物館の方々を
講師に招きました。透明度は、
ここでも100㎝
以上でした。プランクトンを調べて
みると動物プランクトンが多く、ゾ
ウミジンコやヤマトヒゲナガケンミ
ジンコがよく見られました。
 水質調査でCODも測定しました。
少し汚れがある程度で4ppmでした。
水深が2m以上あるので、見た目よ
りも汚れているように感じますが、
水質がずいぶん改善されてきていま
す。下水道が普及したことで変化し
てきているように思います。
 子どもたちが、桟橋でゼリー状の
ものをつかんできました。見た目は
ウシガエルの卵のようでしたが、調
べてみると外来生物のオオマリコケ
ムシでした。こともたちの探求心で、
発見することができました。

・気象や水質調査で世界につながる「グローブ活動」
 昨年度から、環境のための地球学習観測「グローブ」事業に取り組んでいます。
本校では、エコスクール委員会で毎日、雲形・雲量・飛行機雲の本数・気圧・湿
度・最高気温・最低気温・降水量・降水のpH・降雪量を観測しています。また、
近くの川の水質調査(川の状態・水温・透視度・pH・COD・アンモ
ニア・硝酸・亜硝酸・リン酸)を水曜日に実施しています。時には、地
中温度や地表の温度、地下水の温度なども測定します。雲の種類を見分
けることができ、雲の特徴がわかってきたので、雲の様子を見て、急な
天気の変化を予測することがだんだんできるようになってきました。
 測定したデータは、アメリカの本部に送信します。先月12月には、グローブ実
施校が東京に集い、代表者が環境学習について取り組みの発表をしてきました。
 また、海外の学校とグローブ事業を通して交流しよう思っていたら、
この願いが実現し、タイの学校と英語での交流を始めたところです。地
球に生きる子どもたち同士、地球温暖化などの課題について取り組みを
交流しあって、ともにがんばっていきたいと思っています。

今後の活動と課題
 環境省の「こどもエコクラブ」にも参加しているので、11月に琵琶湖博物館で行
われたエコクラブ発表会にも参加ました。広範囲で多種多様な活動の成果を高く
評価され、淡海エコクラブ大賞を受賞しました。他にも、平成20年度博報賞地域
活性化部門を受賞したり、キッズサミット参加宣言で外務大臣賞を受賞したりし
ました。どれも、学校だけでなく地域と共に、自分たちでできるこ
とから活動している積み重ねを認めていただいたものです。
 今後も積み重ねが必要です。3学期になると、ビデオを使って活動発表をした
り、ポスターを作って展示したりします。
 地域の方々に、もっとたくさん関わってもらえるように、情報発信に力を入れ
ることが一番の課題です。さらに、次年度以降、指導要領の改訂にあわせ総合的
な学習の時間の削減にあわせ、教育課程を編成し直しながら、現在行っているエ
コ活動を削減することなく続けられるようにすることが、新たな課題となってき
ました。持続可能な未来社会を担う子どもたちの育成に、エコスクール活動は欠
かせないと考えています。
 以上で報告を終わります。今回のような、活動の発表をできる機会を設けてく
ださり、どうもありがとうございました。今後とも、ご支援・ご指導よろしくお
願いします。


 
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