朝に昇降口の前に立っていたら、「校長先生、ごみ拾ってきたで!」と、ビニール袋いっぱいのごみを渡してくれた人がありました。何人かで通学路に落ちていたごみを拾ってきたようです。そのときは「おおっ、ありがとう、捨てとくわ。」としか言えなかったんですが、その後じわじわと『これはすごいことではないか』と自分の中に感動が広がっていくのを感じました。だれから言われたわけでもなく、自分の得にもならないことを自分で考えてやった人がいる。また、それを見て自分もいっしょにやろうと考えて実際にやった人がいる。これはやはり、すごいことです。