昨年のことです。
朝、校門に立っていますと、3年生の女の子が「先生、傘が閉まり
ません。」と言ってきました。
見てみますと、バネ式の傘で細い骨が太い骨を引っ張ることで閉ま
ることになっているのですが、そのつなぎ目が3本取れていました。
強引に引っ張ろうと思ったのですが、なかなか閉めることができませ
んでした。
仕方なく、「後で直しておいてあげるから。」
「もし、直らなければごめんね。」と言い、職員室へ持って行きました。
さっそく針金とペンチで直そうと傘をよく見てみると、ずいぶん長く大
切に使っていることに感心しました。雨に少しぬれていたのですが、
人に大切に使われてきた物には温かさも感じました。
最近は、壊れればすぐに捨ててしまって新しいものに取り替えてしま
いがちですが、その子は大切に大切に傘を使っていたのですね。
労務員さんに手伝ってもらって、何とか直すことができました。
きっと、これからも大切に使ってくれることと思います。
これも、本校のエコスクールの取り組みである「物を大切にすること」
が生かされているんだと思いました。