一人ひとりが「同じでない」ことを認め、自分も周りの人も、大切にする心を育てるため、障がい者理解教育を行っています。特別支援学級担任が授業案を考え、すべての学級へ行き、1時間の学活の授業を行います。5年生では「なにができるかな」という題で、「本を読むの苦手な子」「松葉杖をついている子」「先生に言われてもきちんとできない子」に対して自分は何ができるか考えました。したくてもできないことや頑張っても無理なことは誰にだってあることがわかりました。6年生では「わたしいややねん」という絵本から考えました。脳性麻痺で体が思うように動かせない主人公は、「かわいそう」と思われるのが嫌で外へ出たくないと言います。そんな主人公に先生が「強くなりなさい」と言いました。「強くなりなさい」という言葉に対して自分はどう思うか考えました。