先日、観峯館に3年生の子どもたちと行きました。
展示物の中に、昭和30年代の生活の様子を再現したコーナーがありま
した。
懐かしく見入っていたら、子どもたちは、次の展示物へと行っていました。
最近、映画でも出版物でも、昭和30年代が話題によくあがっています。
私にとっては、懐かしい時代ですが・・・。
若い先生にとっては、全く知らない大昔のことですが、皆さんの中にも、
「三丁目の夕日」などを見られて、懐かしい思いをされている方もおられる
のではないでしょうか。
過日、「佐賀のがばいばあちゃん(原作:島田洋七)」をテレビでやっていま
した。
その中で、運動会の日、友だちは家の人と昼食を楽しく食べているのに、
母親の元を離れて祖母と暮らしている少年は、一人、梅干しとショウガ弁
当を食べようとしていました。
その時、その少年を不憫に思われたのでしょうね。「今日、体調が悪いの
で、その梅干し弁当と交換してほしい」と、交換された先生がありました。
もうずいぶん以前になりますが、前任校でのことです。担任されていた子
に、母親が入院をされていて、祖父母と暮らしていた子がいました。
バス遠足や運動会などになると、女の子の分の弁当もつくってきてあげら
れた先生がおられました。
残念なことに、その先生は、若くして亡くなられてしまいましたが、先生の
あたたかい心は、今も忘れることができません。
また、ある先生は、子どもの家へ行き、家の掃除や整理整頓をされていま
した。まるかかえで、子どものめんどうを見ておられたのでした。
そんな先生が数多くおられたのですね。
「佐賀のがばいばあちゃん」の中で、少年が広島から佐賀に転校したとき、
早速、けんかが始まりました。
いわゆる転校生いじめですね。
でも、けんかの後、お互いにスッキリと仲直りをして、それからは一番の仲
良しになっていきました。
そんな子どもたちの姿を見て、昔はけんかもよくし たけれど、あとくされが
なかったなぁと思いました。
昔の先生、こわかったけれど・・・。昔の子ども、よくけんかしたけれど・・・。
何か、私たちや子どもたちが忘れていることがあるようでなりません。