子どもたちに話を聞いてみると、「集団登校」が楽しいと感じている子と
楽しくないと感じている子がいます。
楽しいと感じている子は、友だちとおしゃべりをしたりして楽しく登下校
していますが、楽しくないと感じている子は、高学年の子に叱られたり
注意をされたり、他の子にいやがらせをされたりして楽しくないようです。
また、高学年の子にとっては、言うことや注意を素直に聞いてくれない
低学年の子どもたちがいることから、集団登校を「いや」だと感じている
ようです。
昔は、地域における人とのつながりは、年齢に関係なく群れて遊ぶこと
や地域の行事などを通して小さい時から日常生活の中で、強く深く培わ
れてきました。
それが戦後の価値観の変容や核家族の中で育ってきた過干渉を嫌う人
たちの考え方の中で、地域の連帯が崩れ、子どもたちも地域で群れて
遊ぶ事がなくなり、異学年とのつながりが稀薄になってきました。
そんな中での集団登校ですから、バラバラ登校の状態や同じ字の子ども
たちでのけんかなど、課題を多くかかえているのが現状です。
そこで、本校のように高学年の自覚を高めるために登校旗を持たせたり
笛を持たせたりしている学校が多くあります。
また、地区の子どもたちのつながりを深めようとして、「地区遊び」に取り
組んでいる学校もあります。
さて、今日の町別児童会で、新しい登校班長や登校班などが決まります。
新しい登校班長になった子は、きっとはりきってくれることと思います。
その気持ちを高めるとともに1年間持続させていくことが、教師の支援だ
と思います。
特に、今日の町別児童会で、人に押しつけたりしないで、高学年として
地区長に自分から進んで取り組んでくれる子どもたちが多くいることと思
います。そのような子どもたちの行動が、子どもたち自身の命を守り、
みんなの安全につながっていくのだと思います。ぜひ、そんな子どもたち
を賞賛してあげてほしいと思いますし、励ましてやってほしいと思います。