17日(水)には、毎年お世話になっています新堂町の河村幸俊様や農業委員の皆様をはじめ、グリーン近江農業協同組合五個荘支店様、東近江市農林水産課、県農産普及課のご支援・ご指導をいただいて、5年生が田植えを行いました。この校区でも田んぼに入った経験のある子は少なく、苗植えを始める前は、楽しみより不安の方が大きかったようです。田んぼに入るや否や、ヌルヌル感で声をあげる子どもたちでしたが、しばらくすると不安もやわらぎ、後半にはコツをつかんで素早く苗を植えるたくましい子どもの姿も見られました。
子どもたちは、大地のぬくもりを直接肌で感じ、昔の人の農作業の苦労やしんどさを感じることができたようです。日本の農業や米づくりについての学習を始めていましたが、教科書やインターネットで得る情報とは違う、貴重な体験をさせていただきました。
今後田んぼに植えられた苗の観察を行い、秋には収穫もさせていただいて、学年でお米を使ったイベント等の予定もあります。子どもたちが植えた稲はこれから順調に育ち、遠くからではありますが行き通う子どもたちをそっと見守ってくれるのではないかと思います。
2学期には、黄金色に実った稲穂と共にたくましく成長した子どもたちの姿が楽しみです。