10月8日(火)午前中、5年生が能登川漁協に訪問しました。本来ならば10月4日に訪問予定でしたが悪天候のため、
予備日となる本日に訪問しました。ただ、雨は降りませんでしたが、風が強かったため、残念ながら漁船には乗船
できませんでした。子どもたちも楽しみにしていただけに本当に残念でした。能登川漁協では、まず県水産課・草
野さんから琵琶湖の魚や漁業についてのお話を聞きました。
琵琶湖には約50種類の魚がいるとともに、ホンモロコをはじめ16種類の固有種がいることや漁の方法として、魞漁
をはじめ7種類の漁があることを教えていただきました。また、琵琶湖の漁師さんは、かつては3000人いたこともあ
ったが、漁獲量の減少に伴い、現在549人であることや近年、漁師さんによる稚魚の放流、外来種の駆除、ヨシ帯の
整備の成果として漁獲量が増加していることも教えていただきました。その後、質問タイムが設けられ、お話された
草野さんや能登川漁協の田井中組合長に子どもたちはさまざまな質問をしました。5年生のみんなが一言も聞き漏ら
すまいと一生懸命にメモを取っているのが印象的でした。
後半は、琵琶湖でとれる魚を用いた料理を試食させていただきました。田井中組合長より用意していただいた料理を
説明いただき、「スゴモロコの佃煮」「えび豆」「小鮎の天ぷら」の3品を試食しました。
子どもたちの中には川魚が苦手な子もいましたが、大半は琵琶湖でとれる魚のおいしさを再認識しているようでし
た。ときおり給食にも出てくる料理ですので今日学んだことを振り返りながら食べてほしいと思います。
最後になりましたが、本日お世話になりました県水産課の草野さん、田井中組合長をはじめ能登川漁協の皆さん、
子どもたちに貴重な学びの機会をご提供いただき、誠にありがとうございました。