9月4日(水)3,4校時、5年生がダイハツものづくり体験教室を行いました。
毎年本校では、5年生の社会科学習の一環として、ダイハツ竜王工場の皆さんにお越しいただき、「ものづくり」
とはどのようなものかを体験を通して教えていただいております。
冒頭に「ものづくり」とは、「価値のあるものを加工してさらに価値のあるものを作り出すこと」と教えていただ
きました。その中でダイハツ竜王工場では約5000人の従業員が軽自動車を中心にクルマづくりをされています。
クルマづくりには大きくプレス工程、溶接工程、塗装工程、組立工程の4つの工程があり、流れ作業によって1台ず
つクルマが作られています。子どもたちは、まずライン作業(流れ作業)体験をしました。
ものつくり体験教室 ライン作業体験 部品・運搬担当 組立担当
流れ作業でクルマを組み立て、最後に点検。果たして… プレス工程体験
ライン作業体験はレゴブロックを用いてのクルマづくりです。子どもたちは各担当に分かれて3分間で3台のクルマ
を作り上げる目標のもと取り組みました。2回挑戦し、2回目は4台作り、うち3台が完成品として目標を達成しまし
た。
塗装工程体験 組立工程体験
ライン作業体験の後、子どもたちは3グループに分かれ、プレス工程、塗装工程、組立工程をそれぞれ体験しました。
2時間のものつくり体験でしたが、子どもたちにはものつくりの楽しさとともに多くの学びがありました。ライン作
業では個々の失敗を責めるのではなく、失敗をなくし、よりよいものを作るためにどのように改善していくべきかを
みんなで考えることを教えていただきました。これは日ごろの学級活動にも通ずるように感じます。
ダイハツ竜王工場の皆さま、子どもたちに貴重な学びの機会をいただき誠にありがとうございました。