昨年の産経新聞に次の記事が掲載されていました。
福島県では江戸期の会津藩で藩士としての心構えを定めた
7カ条の「什(じゅう)の掟(おきて)」が知られている。
一、年長者の言うことに背いてはなりませぬ
一、年長者にはお辞儀をせねばなりませぬ
一、虚言(うそ)をついてはなりませぬ
一、卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ
一、弱い者をいじめてはなりませぬ
一、戸外で物を食べてはなりませぬ
一、戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ
そして「ならぬことはならぬものです」と締めくくられている。
「什」は町内を分けた単位で、会津藩の武士の師弟は、鹿児島の
「郷中(ごじゅう)教育」と同じように地域のグループで幼少期から
共に学び遊び鍛えられた。
「什の掟」は、「ならぬことはならぬ」、ダメなことはダメと厳しく教え
る。子供の顔色をみて毅然(きぜん)と指導やしつけができない親
や教師が問題となっている近年、この教えを紹介する識者などが
増えた。
地元・会津若松市では、会津若松西ロータリークラブが主催し、
「NN運動(ならぬことは ならぬものです)運動」を推進。
ステッカーをつくるなどして広め、「『ならぬことは ならぬものです』
と言える勇気をいつも持ち続けなければならない」と呼びかけてい
る。
文部科学省の「心のノート」でも「どんな時代にも共通の規範があ
った」とし「什の掟」が紹介されている。
先日の校長研修会で、運動会後の子ども達の様子が交流されてい
ました。その中で、運動会後に目標を見失い、子ども達の心がすさ
んでいってしまっている様子も見受けられるとの話がありました。
そんな子ども達に、新たな取り組みを創り出すことや目当てを持た
せることが大切であることは言うまでもありませんが、学級や学校
の生活を乱す行為に対して、どう対応するかも大切です。
子ども達がおかれている状況も見ながら対応をしなければなりませ
んし、家庭や地域で叱られなくなり、甘やかされて育った子ども達が
多いですから、叱ることは難しいものですが、やっぱり「ならぬことは
ならぬ」、ダメなことはダメと厳しく教えることも大切ではないでしょう
か。