何か一つ、夢中になれるものを持っている子はたいへん充実した生活を
送っています。
「好きこそものの上手なれ」のことわざの通り、好きですることは能率が
あがり進歩も早いのです。
好きですることには、三つの功徳があるといわれています。
一つは、楽しいからあきない、ということです。いやいやしていることは、
5分ももたないのですが、好きなこととなると食事も忘れてしまいます。
あきないから長続きするわけです。
二つは、身がはいるから能率があがります。好きなことなら夢中になり
ます。油ものります。むだがはぶけ、全力を集中しますから、いやでも
能率があがらざるをえません。
三つには、後味がよいからまたやりたくなる、ということです。いやいや
の仕事なら、やっとすませると「ヤレヤレ」「ひと役すんだ」「もうたくさん
だ」となりがちです。ところが好きな仕事なら、後味がよいから、次のこ
とが楽しみになるというわけです。
好きなことや好きなものを見つけだし、それを手がかりにして功徳を得
ることこそ充実することの秘訣なのです。
2学期は充実の時、このことを心に留めおきたいものです。