近年、“ROOKIES”の映画が劇場公開され多くの観客で賑わっていたり、
仲間由紀恵主演でドラマ「ごくせん」が視聴率のトップになったり、教師に
関わるドラマや映画が多くの人たちに関心を持たれています。
教師の仕事というのは、事務系の仕事と違い、ここまでしたら終わりという
のが決まっていません。教師という仕事は、結構いい加減で、きちんとした
仕事の範囲が決まっていないのです。
ですから、もし仮に教師の仕事を10としても、6や7でも勤まる仕事ですし、
逆に13や14でもいける仕事だといえます。
でも、この仕事の特徴は、6や7では、子どもの反応もやはり6や7なので
す。13や14ではもちろん13や14です。つまり鏡のような仕事で、やれば
やれるだけのことが返ってくる「やりがい」のある仕事です。
ここにこの仕事のよさがあります。
「教師は五者であれ」と言われています。
第一、自分の専門分野の学問に通じた「学者」であれ。
第二、朝の会で子どもの顔色を見て健康状態を把握できる「医者」で
あれ。
第三、子どもの個性をつかみ、将来の適性を見抜き、進路指導に生か
せる「易者」であれ。
第四、子どもを引きつけ、楽しい授業を展開できる「役者」であれ。
第五、一芸は百芸に通ずと言われることより、教師自身が一芸に秀で
た「芸者」であれ。
というものです。
五番目の「芸者」だけが一般に使われている意味と異なり、芸を身につけ
た者となりますが、全体を通じて、納得できる「五者」になっていると思い
ます。
私たち教師は、様々な技量を要求される総合的な職業であると実感します。
それだからこそ教師の仕事はおもしろいのですが、裏を返せばたくさんの
技量を要求される大変難しい職業だと言えます。日々研修が必要ですね。