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■八日市北小学校■

527-0006
滋賀県東近江市建部日吉町468
 
 
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八日市北小子どもの様子

八日市北ニュース
123
2025/12/12

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  12月12日

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「絵本ボランティアさんによる『クリスマスおはなし会』」

この日は、クリスマスおはなし会がありました。いつも「読書の時間」に各教室に絵本の読み聞かせに来ていただいているボランティアさんたちと学校司書のY先生、そして教頭先生が、普段の読み聞かせだけでなく、何か特別な読み聞かせイベントができないか…と考えてくださり、今回は昨年に引き続き「クリスマスおはなし会」と題して開いてくださいました。会場の飾りつけも凝っていて、サンタクロースやツリー、小人など・・冬らしく、そしてクリスマスムード満載の温かい空間になるように準備してくださいました。

この日のロング昼休みには、低学年を中心として中学年や高学年も含めて40人ほどが集まりました。「何が始まるんだろう…?」とわくわくしながら待っています。クリスマスにちなんだ絵本の読み聞かせをしたり、ケーキが出てくるお話ではおもちゃのケーキが出てきたりとわくわくする仕掛けがいっぱいです。ページがめくられるたびに子どもたちは、お話に引き込まれていき、「わあ~!」、「この本知ってる!」、「次、こうなるんやろ~!」などと自然に反応し、笑ったり突っ込んだりして、みんなで楽しい時間を過ごすことができました。

絵本ボランティアの皆さん、Y先生、教頭先生本当にありがとうございました。

 

現在、学校に関わっていただき、学校教育を支援してくださっているボランティアさんは、絵本ボランティアさんをはじめ、外国人児童支援ボランティアさん、体育活動(ペース走大会、体力テスト等)支援ボランティアさん、家庭科(ミシン等)支援ボランティアさん、そしてスクールガード(安全見守り)さんなどです。これからも、ボランティアさんが増えていったらいいなと願っています。例えば、校外学習の引率ボランティアさんや昔遊びや農作業を一緒にしてくださるボランティアさん、地域の貴重な文化財(神社仏閣や史跡等)をガイドしてくださるボランティアさんなど…たくさんの保護者や地域の皆さんが学校に関わっていただけるといいなと思います。どうぞよろしくお願いいたします。










12:43
2025/12/11

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  12月11日

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八日市北小学校で大切にしてることの1つに「子どものために一丸となって取り組む学校づくり」があります。この1つとして、私たち教員が互いに授業を参観し、自分の指導力アップをめざす取組をしています。

1学期にも授業を参観し、事後の研修会をもち授業研究を進めてきていますし、夏休み期間中もいろいろな研修をしていますが、今回は学年もバラバラで教科も様々です。授業を参観し合って、放課後などに質問したり感想を伝えたりと少し気軽な感じです。事後の研修会はしませんが互いの授業から学ばせていただき、自分の実践につなげます。

2学期は行事も多いですが、私(校長)としては、校外学習や出前授業、校内ペース走大会がある中にもかかわらず、先生方が互いの授業力アップをめざして取り組んでくださることに感謝しかありません。先生方の意識の高さも感じます。実際に授業を参観することは、教科指導に関する参考資料を読むだけではわからないことに気づくことができます。教材の作り方や動画等の活用方法、授業の流れ、子どもへの声のかけ方、単元構成など、学ぶことがとても多く、私も先輩方の授業を参観させていただき、勉強をさせていただいてきました。また、公開する方も質問に答えることや説明することで勉強になります。
さて、2年生のG先生が国語の授業を公開してくれました。国語科「町で見つけたことを話そう」の単元です。2年生のみんなはこれまで生活科の学習でいろいろなところに町探検に行っています。町探検に行くことで町の自慢したいお気に入りの場所があるようです。それを国語科の「町で見つけたことを話そう」の学習とつなげてくださいました。ですが、簡単ではありません。自慢したいお気に入りの場所を適当に話すのではなく、国語科ですから「順序だてて話すこと」が大切です。さすがG先生です。子どもたちのやる気スイッチをよく知っておられました。子どもたちは、町探検に行ったので八日市のお気に入りの場所を知っていますし、言いたくって仕方がありません。そこで、すかさずG先生は「言いたいことを好きなように話したら何のお話か分からないよね。だから、わかりやすく話すためには、ちょっと工夫してみるといいよ。今日はとてもよい話し方ができる方法を教えるね。それは、「はじめ、中、おわり」のまとまりで話すといいんだよ。先生のお気に入りポイントを話してみるね。」・・・「わたしは、八日市駅のことを紹介します。1つめは・・・です。2つめは・・・です。八日市駅には、・・・・なすてきなところです。」のようにG先生のお気に入りポイントを「はじめ、中、おわり」でまとめて話してくださいました。

私は、2年生の子どもたちにとっては難しいだろうなあと思って見ていました。でも、みんなはやりたくって仕方がなかったのでしょう。伝えたいことがいっぱいあるので、先生が話されたように「はじめ、中、おわり」でまとめた文をどんどん書いているんです。とてもびっくりしました。

G先生の授業から、子どものやる気スイッチを見つけることの大切さやお手本となる話し方や文章があると子どもたちは見通しをもって学習できることを学ばせていただきました。









12:37
2025/12/10

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  12月8日

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「学び合い月間~子どものために一丸となって取り組む学校づくり~」

6年国語「夢宣言」~目指す自分になるためにに~

 

八日市北小学校で大切にしてることの1つに「子どものために一丸となって取り組む学校づくり」があります。この1つとして、私たち教員が互いに授業を参観し、自分の指導力アップをめざす取組をしています。

1学期にも授業を参観し、事後の研修会をもち授業研究を進めてきていますし、夏休み期間中もいろいろな研修をしていますが、今回は学年もバラバラで教科も様々です。授業を参観し合って、放課後などに質問したり感想を伝えたりと少し気軽な感じです。事後の研修会はしませんが互いの授業から学ばせていただき、自分の実践につなげます。

2学期は行事も多いですが、私(校長)としては、校外学習や出前授業、校内ペース走の練習がある中にもかかわらず、先生方が互いの授業力アップをめざして取り組んでくださることに感謝しかありません。先生方の意識の高さも感じます。実際に授業を参観することは、教科指導に関する参考資料を読むだけではわからないことに気づくことができます。教材の作り方や動画等の活用方法、授業の流れ、子どもへの声のかけ方、単元構成など、学ぶことがとても多く、私も先輩方の授業を参観させていただき、勉強をさせていただいてきました。また、公開する方も質問に答えることや説明することで勉強になります。
さて、6年生のK先生とT先生が国語の授業を公開してくれました。国語科「夢宣言~目指す自分になるために~」の単元です。いつも6年生担任のK先生とT先生は、子どもたちが中学校に進学し巣立っていくことを意識しながら学習を進めてくださっています。そこで、キャリア学習をいかして自分自身について振り返る機会がもてないかと考えてくださいました。

この単元では、総合のキャリア学習で自分の将来について考えたことを国語科「プレゼンテーションをしよう」の学習とつなげて「夢宣言」として資料にまとめ発表(プレゼンテーション)します。プレゼンテーションをするための資料作りや原稿作りはもちろんのことですが、より良い発表をするために友達のアドバイスや発表も参考にしてプレゼンテーションをさせたいと考え、グループでの交流にはアドバイスカードを書く時間も大切にされました。グループ内の交流もみんな真剣です。アドバイスカードを本人に渡すからです。お二人の先生方はさすがです。聞く時のポイントまでしっかりと伝えられているので、良い点も改善点もよく考えながら書いている姿にも感心しました。(大人でも感じにくい鋭いポイントを書いていました!)もう一つ、さすがと思ったのが、はじめに学習のゴールの形を示されたことです。お手本としてそれぞれの先生の夢宣言を見せられたことで子どもたちはゴールのイメージをもつことができます。ゴールがわかった子どもたちは自分たちで発表の仕方を工夫しながら試行錯誤しながらも意欲的に学習を進めていくことができました。

私が授業中に感心したのが、子どもたちが自分の憧れる職業についての感想だけではなく、話を聞いた方のお話から印象に残った言葉やその理由を自分の言葉で堂々と話していたことです。

例えばAさんの発表を紹介します。

「これから、私の夢宣言をします。私は、この夢訪問で自分自身のことや仕事での思いや今から実践ができるようなこと、考え方など様々な人からたくさんのことを学びました。その中でも私が自分の中で「確かにこれは大事だな」という気持ちがでてくる言葉がありました。それは、ニードルワーカーの小中さんがおっしゃっていた「自分の夢や大事にしていることを大切にする」という言葉です。その言葉を聞いて、自分の夢や大事にしていることは自分で大切にしないといけないなと思いましたし、それを考えていないと自分の魅力や長所などが伸びずにもったいないなとも思いました。小中さんの言葉を聞いている中でそういえばと思い出すこともありました。それは、○年の時です。私は自分の夢を友達に伝えました。すると友達から自分の夢をからかわれることがあったんです。冗談程度だったかもしれないけれど、私は傷ついてしまい「自分の夢はおかしいのかなあ」と思いあきらめていました。けれど、親や友達が「いいじゃん」や「いいね」と言ってくれたので私は今でも将来の夢は変わっていません。この経験で私は何かを言われてすぐにあきらめるのではなく、何かを言われても自信をもって取り組むことが大切だなと思いました。私は、これからどんな人に何を言われても自分の夢はあきらめずに努力しようと思いました。そして、私はこれからも自分の夢のために今少しでもできることを考えて少しでも夢に近づけるようになりたいです。そして、私は、どんな人の夢も共通して「いいね」と言って夢を応援できるくらいまで成長したいです。これから少しずつ努力していきたいと思いました。これで夢宣言を終わります。」

他の子どもたちも同様にすばらしい発表をしてくれています。心に残った言葉も様々で理由も様々ですが、みんな堂々と発表していることがうれしく頼もしく感じました。子どもたちの「夢宣言」、「目指したい自分」がよくわかりました。この子たちがつくる未来が楽しみになりました。

 

 







12:26
2025/12/09

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  12月9日

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「人権宣言~自分も大事 友達も大事~」

 

11月25日から12月5日までは八日市北小学校の人権週間です。今年は「自分も大事、友達も大事」を合言葉に全校で人権について考えました。教室前には、人権メッセージや作文、ポスターなどが掲示してあります。12月5日には友だち集会を行いました。

友だち集会では、各学級の代表が人権標語や人権作文の発表、にじ教室のみんなからは、「あんしん」をテーマに発表してくれました。

各学級のみんなからの発表では、「友だちがいてくれたからがんばれた」、「仲良くしてくれるから毎日楽しくすごせている」、「友だちといると安心できる」、「これからも友だちを大事にしたい」、「困っている人がいたら助けてあげられる人になりたい」など今年のテーマである「自分も大事、友達も大事」について考えることができました。

次ににじ教室のみんなの発表では「あんしん」をテーマに発表してくれました。素直な思いのこもった作文や写真に胸がじーんとします。作文を紹介します。

 

ぼくが大切なのは友だちです。ぼくには、たくさんの友だちがいます。友だちがいないと生きていけないくらいさみしいです。だから、一緒に遊んだりしゃべったりできるのがすごくうれしいです。これからも仲良くしてください。

 

ぼくの安心できる人は友だちです。〇〇くんと・・・・です。一緒に遊んだり授業のときにぼくがわからなかったりしたときにぼくを助けてくれてありがとう。

 

ぼくの安心できる人は友だちです。ぼくの友だちは、みんなとても優しくておもしろい人です。そしてどの勉強も全部できるのですごいと思います。もっとみんなと遊んだりしゃべったりしたいです。みんないつもありがとう。

 

そして友だち集会の後には、一人ひとりが人権宣言をしました。2週間にわたって、あらためて人権について意識することができました。にじ教室の子どもが人権について「心がケガするから大切にしたいね」と言ってくれました。これからも大切にしたいと感じた時間になりました。

最後に、この人権週間の準備をしてくださった先生たちには感謝しかありません。読み聞かせの本をたくさん図書館から借りてくださったこと、教室掲示板に人権標語や人権ポスターの掲示、他の学級に読み聞かせに行く段取りをしてくださったこと、友だち集会の準備(読み聞かせの準備・発表の練習・にじ教室の発表)をしてくださったこと等・・忙しい学期末にもかかわらず、子どもたちに人権について考えさせるためのいろいろな工夫をしてくださりありがとうございました。










12:45
2025/12/05

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  12月5日

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「人権週間~自分も大事 友達も大事~」

 

11月25日から12月5日までは八日市北小学校の人権週間です。今年は「自分も大事、友達も大事」を合言葉に全校で人権について考えます。教室前には、人権メッセージや作文、ポスターなどが掲示してあります。また、玄関前にはありがとうメッセージが掲示しています。これをみるたびに私(校長)はあたたかい気持ちをもらっています。

この人権週間には、みんなが人権について考えるために、先生たちが自分のクラス以外の学級に行って、人権に関する本を読んでくださっています。何の本を読むといいのかなあと難しいところですが、ありがたいことに人権担当の先生たちが公立図書館に行って人権に関する本をたくさん借りてきてくださいました。友だちに関する本、自分について考える本など・・テーマはいろいろです。発達段階も違いますので様々な本をたくさん借りてきてくださいました。読んだ本が重ならないように気を付けながら先生たちが5時間目の前に人権に関する本を読んでくださっています。

また、この期間は学級前の掲示板には人権標語や人権作文、人権ポスターを掲示してくださっています。掲示されている作文を読んでいると「ありがとうって伝えてもらうとうれしいし、私も伝えるとあたたかい気持ちになります。」と書いていました。本当だなあと思いました。言われた時だけでなく言った時にもあたたかい気持ちになるとすれば、「ありがとう」という言葉を使えば使うほど学校中があたたかい気持ちでいっぱいになるでしょう。そう考えると一年を通してやっている「ありがとうメッセージ」はとても大切なことだなあと改めて感じました。

人権週間に私から子どもたちに次のような話をしました。

「人権」とは、一人ひとりが生まれた時から持っている「自分らしく生きる」権利のこと。権利って少し難しいけれど、みーんな生まれたときから「自分らしく生きて良いですよ」とされているんです。そう考えるとなくてはならないもの、まるで人権って「空気」みたいなものですね。

みんながみんな違うように、全部が同じ人なんて誰もいません。一人ひとりの違いを認め、自分や友だちの良いところを見つけて、それぞれが大切な存在であることを知る、大切な一週間です。

みなさんは世界でたった一人の特別な人です。そして、友だちもまた世界にたった一人の特別な人です。一人一人がとても大事です。みんな違うからいいんです。いろいろな意見が出て楽しいし、違うからけんかになることもあります、でも、そんなときは話し合って相手の気持ちをしっかり聞くこと。それが、相手を大事にすることです。相手の気持ちを大事にして行動すると、自分も友だちもうれしい気持ちになります。それが思いやりです。北小学校が思いやりの気持ちであふれる、さらにすてきな学校にしていきましょう。





12:38
2025/12/04

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  12月4日

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緊張したあ!でもがんばった!~4年生研究授業~」

 

滋賀県総合教育センターの「子どもたちが主体となる授業づくりプロジェクト研究」を受けて、本校を代表して4年生のK先生がたくさんの先生方の前で総合「Forest Force」の授業を公開してくれました。参観するのは、県内のプロジェクト研究会の先生や教育委員会の先生たち、そして講師には滋賀大学教職大学院からお越しいただきました。前回のM先生の時と同様に大きな研究授業なので、いつもの教室では参観者が入りきらないので、体育館の軽運動室を教室にして、授業を行いました。

授業を提案するK先生や大勢の大人に囲まれて授業を受ける子どもたちは、いつもとは違う環境の中での授業なので緊張します。「たくさんの人が来られるけど、いつものように頑張ってな。」などと子どもたちに声をかけ、5時間目の授業を迎えました。

K先生や子どもたちは、この授業までに3年生の子どもたちに「わくわく万博」と題して1年間続けてきた環境学習で感じた森の魅力を発表しました。様々なパビリオンに分かれての発表はすばらしかったです。模造紙にまとめて発表するだけでなく、タブレットで鳥の鳴き声を聞かせてあげたり、興味を持たせるためのクイズを出したり、魚などを実際にみせてあげたりと工夫がいっぱいでした。3年生の子どもたちには、来年の学習へのやる気につながりましたし、「もっとしてほしい」と言う声も聞き、大成功に終わりました。

そんな子どもたちの頑張り・やる気が緊張のせいで伝わらないと残念だと心配していましたが、大丈夫でした。子どもたちはとても集中していて、自分ひとりで考えたり、友だちと意見を交流し合ったりしながら学習を進めていきました。


今回、K先生が大切にされたのは、次の学習へつないでいくことです。私は、「わくわく万博」の後、どのように次の学習につながっていくのかなあと思っていたので、子どもたちの様子を見てびっくりしました。まずびっくりしたのは、この学習は1年間を通して行っているということです。何度も河辺いきものの森に行って環境について学びます。学んだことでもっと知りたいことがでてきたようです。それをスタッフの方に聞いたり本やインターネットで検索したりして調べます。つまり、先生たちは、子どもたちが夢中になって学習するための工夫と次につながるような声かけをずっとされてきたということです。河辺いきものの森に行くことや高取山に行くやまのこ学習、わくわく万博など子どもたちをやる気にさせる工夫がいっぱいです。

また、K先生が大切にされたのは自分の考えをもつことです。どの学習でもまずは自分の考えをもたせた後で友達と交流することも続けてこられました。自分ひとりで考える時間と友だちと交流し考えを比較したり深めたりする時間をいったりきたりしながら学びを深めていくという授業スタイルです。この学習には慣れているので、子どもたちが1時間ずっと夢中になって学習していた姿が印象的でした。

いつも前向きで子どもたちの力を信じて、学習をすすめてくださるK先生の授業づくりへの姿勢にはいつも感心させられます。
この日も公開授業の後は、参観者が集まって授業について研究協議を行いました。授業について、その成果と課題をみんなで追究していきます。「よりよい授業づくり」のための勉強です。熱心に論議する北小の先生たちの研究会の風景は、私(校長)の自慢の一つです。先生と4年生の子どもたち、本当にお疲れさまでした。

















12:07
2025/12/02

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  12月2日

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「学び合い月間~子どものために一丸となって取り組む学校づくり~」

5年社会「自動車工業」~体験学習~見えてきたものと共に~

 

八日市北小学校で大切にしてることの1つに「子どものために一丸となって取り組む学校づくり」があります。この1つとして、私たち教員が互いに授業を参観し、自分の指導力アップをめざす取組をしています。

1学期にも授業を参観し、事後の研修会をもち授業研究を進めてきていますし、夏休み期間中もいろいろな研修をしていますが、今回は学年もバラバラで教科も様々です。授業を参観し合って、放課後などに質問したり感想を伝えたりと少し気軽な感じです。事後の研修会はしませんが互いの授業から学ばせていただき、自分の実践につなげます。

2学期は行事も多いですが、私(校長)としては、校外学習や出前授業、校内ペース走大会がある中にもかかわらず、先生方が互いの授業力アップをめざして取り組んでくださることに感謝しかありません。先生方の意識の高さも感じます。実際に授業を参観することは、教科指導に関する参考資料を読むだけではわからないことに気づくことができます。教材の作り方や動画等の活用方法、授業の流れ、子どもへの声のかけ方、単元構成など、学ぶことがとても多く、私も先輩方の授業を参観させていただき、勉強をさせていただいてきました。また、公開する方も質問に答えることや説明することで勉強になります。


さて、5年生のY先生が社会の授業を公開してくれました。社会科「自動車工業の未来」の単元です。この単元では、自動車工業について学びます。子どもたちにとっては普段利用することの多い自動車ですが、自動車ができるまでの製造工程や働く人々の工夫や努力等について知ったり考えたりする機会は少ないです。そこで5年生のY先生やM先生は、TOYOTA出張授業やDAIHATSU出前授業、鈴鹿ジクソー体験を通して学習できるように仕組んでくださいました。今回は、鈴鹿ジクソー体験で学んだことをもとに未来の自動車について考える勉強です。 

教室に入るとまず子どもたちの「やる気」というか「集中力」を感じました。活気(よい意味の・・)があるんです。学習プリントには、体験してきた内容がいっぱい書いてあったり、友達の発表をメモする時も聞き逃さないように集中し書き込んだりという子どもたちのやる気を授業の最後までずっと感じました。そんな子どもたちを見ていると、Y先生が仕組まれた体験を通して学ぶことの大切さを感じました。子どもたちは、教科書で自動車工業について知り、工程なども学ぶことができます。しかし、様々な体験をすることでしか分からないことも多いですし、体験することでまた調べてみたいこともでてきて、こうして学習が深まっていくんだなあと思いました。

Y先生はいつも子どもたちの考えを上手に引き出されて授業をされます。自分が体験したことをまとめた学習プリントを使って学習できないか、みんなが発表できないか、他の体験のことも知るにはどうしたらいいのか・・・と考えてグループ発表会をされました。様々なジクソー体験の子どもたちがグループになって、発表し合うことでいろいろな考えを交流させようと工夫してくださいました。こうすると、みんなが発表できますし、質問もしやすいです。またグループ交流の前には、体験してきた写真を見せてイメージも膨らませてくださいました。さすが、Y先生です。グループ交流が始まると困っている子どもたちを見つけ、全体に「ポイントを絞って伝えるといいね」「分からないことは質問するといいよね」「発表が終わったグループは大切だと思ったところに線を引くとあとでまとめやすいね」などのアドバイスもしてくださいます。そのアドバイス通りに、発表する時にはポイントを絞って伝えたり分かるように学習プリントの絵を見せたり、分からない時は分かるまで質問をしたりとみんなは真剣です。

グループ交流で終わりではありません。この単元の最後は「自動車工業の未来」についての自分の考えをもつことです。Y先生が、「未来の自動車について何が大切か書いてみてね。その理由も書いてみよう」と言われたことで子どもたちがグッと自分に向き合って考え始めたなあと感じました。

早い段階で授業の流れを考え、単元全体を見通して授業の準備をしなくてはいけません。校外学習も含めた学習計画を早くから準備をされていたことがわかりました。Y先生の授業では、いつも子どもたちが意欲的に学んでいていきいきとしています。高学年になっても男女が仲良くグループ交流ができるクラスの雰囲気もうれしかったです。Y先生からは、子どもたちのやる気を引き出す学習方法や学級づくりを学ばせていただきました。






13:03
2025/12/01

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  12月1日

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「最後まで自分のペースで走ろう!~ペース走大会 試走~」

 

日に日に冷え込み、冷たい北風が吹きつける季節になりました。朝、子どもたちにあいさつしながら、「今日は寒いなあ。」などと話しかけていると、「ほんまに今日は寒いなあ。」「あー、寒かったわあ。」と返してくれます。

さて、今年度も昨年度に引き続き「校内ペース走大会」を行います。「長い距離を走り順位を競う」のではなく、「適切な距離を同じペースで走り切る」ことを目的にし、中休みの「行間ペース走」などの取組をしています。子どもたちの中には、従来の「校内マラソン大会」を楽しみに練習を積み上げてきている子どもたちもいますので、昨年度と今年度は移行期間として、従来の「長い距離のコース」と、学習指導要領の指導内容にあった「適切な距離のコース」の2コースから、子どもたちが自分で選択して取り組むことになっています。

インフルエンザや風邪症状児童が多いことや雨天のため延期していた「校内ペース走大会 試走」の1回目がようやく実施でき、全学年が実際のコースを走りました。



中学年から試走しましたが、驚いたのは従来の「距離の長いコース」を選択した子が多いことです。長距離走が得意でない子(どちらかと言えば苦手)も結構いるので、「なんでこっちのコースにしたん?」と聞くと、「長い距離で今年もがんばりたいねん。」「嫌やけど、最後まで走ろうと思ったねん。」と答えてくれました。ゴールした子どもたちを見ていると最後まで自分のペースで走り切り、はあはあ言いながら、やりきった表情を見せてくれました。満足そうな表情にとても力強さを感じました。

低学年の試走では、コースやペース配分もまだまだ十分に分からないところもあるのでしょうが、多くの子どもたちが歩かずに最後まで走り切っていました。どの子も「よし、がんばるぞ、最後まで走るぞ!」という表情で、私の前を走りすぎていく表情を見ながら、まっすぐ成長してくれていることを感じました。
最後は、高学年でした。子どもたち一人ひとりが「自分の目標」を明確にして試走に挑んでいる気概みたいなものを感じました。はあはあという呼吸と足音しか聞こえない様子に「自分との真剣勝負」で挑んでいることを感じました。

このペース走大会では、マラソンを楽しむことで生涯スポ―ツにつながっていくといいなあとも思っています。「最後まで歩かずに楽しみながら走りたい。」という目標をもち、笑顔で自分のペースで走り続ける子たちもいます。「がんばっている友達を大きな声で応援したい。」と励ましの声をかけてくれている子もいます。それぞれの目標に向かって、それぞれが一生懸命にペース走に向き合っている姿がとても素敵だなと思いました。

走り切った子どもたちの表情は、運動会を全力でやり切った時の表情と同じで、このことが自信になっていることを感じました。校内ペース走大会が「自分なりに精一杯がんばった。」「楽な方に逃げないで、弱い自分に負けないで、自分としての全力を尽くした。」と自分のことを褒められるような大会になるといいなと願っています。






12:38
2025/11/28

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  11月28日

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「キャリア学習~夢訪問~」 理容師

 

6年生の総合でキャリア学習をしています。八日市北小学校で大切にしてきた学習の1つです。これは、地域で働いている方からお話を聞かせていただき、地域社会を支える様々な職業や機関について理解し自分が将来就きたい職業やなりたい自分像について考えるとともに将来に向けて夢や希望をもつことができるようにするためのものです。いよいよ最終です。

7回目は、理容師6名の方にお越しいただきました。はじめに仕事についての説明をしていただきました。実際にカットをする前後の写真を見せていただいたり、カットの施術を競う大会の様子も見せていただいたりしました。理容師の方々のお話で「お客さんが喜んでくださることが私たちのやりがいです。でもお客さんに納得していただくためにも常に練習をしますし、新しいことも勉強しています。」と言われていたのが印象的でした。実際に理容師の方のカットも見せていただきました。さすがプロです。数種類の鋏を使いながら切り方を変えたり櫛で角度をつけて切ったりと魔法のような技術で感動しました。

その後は、子どもたちもカットマネキンを使って髪の毛を切ったり、ヘアセットをしたり、顔そりをしたりという体験をさせていただきました。鋏で髪の毛を切ることやブローをするのも思うようにはいかずに悪戦苦闘しながら、少しずつ慣れてくると理容師の方のように鋏や櫛を使う子どももいてびっくりしました。(ちなみに初めてやったようです・・。すごい。)

理容師の方には毎年お越しいただいているのですが、毎回カット練習のためのカットマネキンを子どもたちが体験できるように提供していただき感謝しかありません。ありがとうございます。

理容師に憧れている子どもたちも多いです。夢のような時間だったでしょうし、お客さんが喜んでくださることで感じる達成感もお話から感じることができ、仕事の奥深さとやりがいも感じたようです。

これからも夢にむかって挑戦してほしいですし、常に練習し勉強しつづける大切さも感じてくれたと思います。

 




12:53
2025/11/27

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  11月27日

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「校長先生、ちょっと聞いてほしいことがあります。」

 

先日、1人の女の子が私に

「校長先生、ちょっと聞いてほしいことがあるんですけど昼休みに校長室に行ってもいいですか?」

と言ってくれたので話を聞いてみることにしました。

私は、「何か気になることがあったのかなあ・・・。」とか「困っていることがあるのかなあ・・・。」とか「嫌なことがあるのかなあ・・。」とか私(校長)に話があるのだからよほどのことだと感じ、ずっと気にしていました。

 

そして、昼休みになると‥ちょっと緊張しながら

「失礼します。」と入ってきてくれてこんな話をしてくれました。

「校長先生、今、風邪とかインフルエンザとかでたくさん休んでいる人がいますよね。ペース走大会の試走がなくなったんですけど、もうちょっとしたらあるペース走大会のことなんです。ペース走大会にめっちゃ頑張っている人もいるのであまり休みの人がいない日、みんなが来ている日にしてほしいです。」

 

正直、とてもびっくりして思わず、こう言ってしまいました。

「校長先生は、正直に言うと、このまま・・ペース走大会がなくなったらいいのに・・・。なんて思ってしまうかもしれないけど、そう思わないの?」

「うん、そりゃあ私も思う。でも、ペース走大会に命かけてる!人もいるから、その人のことを考えるとやってあげてほしいし、そういう人が他にもいるから、休みの人が少ない日にやってほしいと思ったから言いに来ました。」

 

とってもとってもうれしかったです。話を聞いている中でこんなことも言ってくれました。

「友達によって頑張っていることがちがうから、ペース走を頑張っている子はペース走を頑張ってほしい。」

 

小学校でインフルエンザや風邪症状等で体調がすぐれない子どもたちが急に増えたので、中休みの

ランニングをやめたり、試走を延期にしたりしていました。今の状況からずっと気になっていたか

ら話をしに来てくれたようです。あとで、担任のK先生に聞くと、「校長先生に話をするの緊張す

る。どうしよう。」と言いながら話す練習もしてくれていたようです。

 

「今日は、緊張したやろうけどよく来てくれたね。Yちゃんの思いが校長先生はとってもうれしかったです。恥ずかしいけど校長先生なら、なくなったらいいのになあ・・と思ってしまいます。でも、友達がペース走大会にむけて頑張っているから、「みんながでられる日にしてほしい」と言ってくれたことうれしかったです。Yちゃんのように友達の頑張りを応援できるってすごいと思います。こんなYちゃんみたいな6年生がいてくれるから、八日市北小学校はやさしい気持ちがいっぱいあるんだね。このことうれしかったから、先生たちにも伝えて、みんなで考えるね。今日はありがとうね。」

 

気持ちがほっこりとすると共に自分自身を見つめなおす日になりました。

このYちゃんの思いがかなえられるように休みが減り、全校でペース走大会が迎えられるように願

っています。

11月25日からは八日市北小学校の人権週間です。人権週間で大切にしたい「互いの

よさやがんばりを見つけ、認める」こともYちゃんから改めて教えてもらいました。


12:35
2025/11/20

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  11月20日

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「すみれマルシェ開店です!」

今年も昨年に引き続き、すみれ学級による「すみれマルシェ」を開いてくれます。すみれ学級の子どもたちが、





活単元学習の一環として取り組んでくれています。

学習参観日に合わせて、お昼休みにすみれ学級による「すみれマルシェ」が開かれました。自分たちが菜園で育てたさつまいもや、自分たちで作ったマグネット、紙漉きで作ったはがき、ペットボトルキャップをアイロンで溶かして作ったキーホルダーなど、今年は「作家市」と題してお店を開きました。

畑で野菜を育てるのも、いろんな創作活動をするのもすみれ学級の大切な学習です。お店を開き、お客さんに対応することでコミュニケーション能力を育てます。保護者の皆さんにお客さんになってもらい、練習してきたので、子どもたちは、「いらっしゃいませ!」と積極的に声をかけながら、商品を買ってもらおうと一生懸命になっていました。

商品が売れていくと、残った商品を見栄えよく並べなおしたり、「おススメはこれです!」と勧めてみたりしながら工夫をしていました。

お客さんに商品を選んでもらったら、レジコーナーです。レジコーナーには、レジ係(代金計算や代金の受け渡し)とレシート係さんがいて、代金を計算しお釣りを渡し、買ってもらった商品を袋詰めしてお客さんに渡します。最後に「ありがとうございました!」と爽やかにお礼を言います。

自分の作ったものをお父さんやお母さんに買ってもらえた時の子どもたちの満足そうな表情がとても印象的でした。





09:06
2025/11/18

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  11月18日

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「キャリア学習~夢訪問~」 保育士

 

6年生の総合でキャリア学習が始まりました。八日市北小学校で大切にしてきた学習の1つです。これは、地域で働いている方からお話を聞かせていただき、地域社会を支える様々な職業や機関について理解し自分が将来就きたい職業やなりたい自分像について考えるとともに将来に向けて夢や希望をもつことができるようにするためのものです。

6回目は、建部幼稚園の園長先生にお越しいただきました。はじめに保育の仕事の説明をするために「ぐるんぱのようちえん」を読んでくださいました。子どもたちの何人かの出身園でもあり、絵本の読み語りをうれしそうに聞いていた姿が印象的です。子どもたちにとってびっくりしたのが「保育の仕事は、子どもたちにはじめから全てを教えるのではなく、子どもたち自身が考えて活動できるように環境を整えることなんです。」というお話のようです。子どもたちに聞いてみると、幼稚園の先生は小さい子に全部教えてあげる仕事だと思っていたようです。確かに教えることもあるでしょうが、先生たちが、子どもたち自身が考えながら活動できるように環境を整え準備し、子どもたちの活動を見守ることを大切にされていることに改めて気づいたようでした。

最後は、今までのいろいろなご経験(失敗エピソード)を入れながら、そのご経験(失敗)をいかして保育のお仕事を楽しみながらされている園長先生から「失敗しても大丈夫だよ。私はそのたびに多くの人に支えてきてもらいました。だから、周りの人との出会いを大切にしてくださいね。」というお言葉をいただきました。子どもたちの感想には「失敗をおそれず挑戦してみようと思った。」と書かれており、大きなパワーをいただいた学習になりました。


11:20
2025/11/14

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  11月14日

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「一人一鉢~きれいに咲くといいなあ~」

 

本校では、栽培活動を通して、植物の世話の仕方、成長や変化の様子について理解を深めるために一人一鉢栽培を続けています。また、この栽培活動を通して、環境についても関心をもってほしいなあと思っています。11月初めに3・4・5年生がパンジーを植えてくれました。なぜ、6年生はしないのかというと、このパンジーを卒業式に使うからです。

子どもたちは、人差し指と中指で苗をやさしく挟んで、そのままポットごとひっくり返し、土の部分を崩さないようにゆっくりポットを引き上げます。苗をポットから抜いたら、虫がいないか確認し、根鉢(根とまわりの土)をくずさないように植えつけるという作業を丁寧に行いました。最後は、植木鉢を持ち、軽く地面にトントンと打ち付け、土をなじませたら水をしっかりやって終わりです。大好きな6年生の卒業式に使うお花ですから、真剣です。気持ちをこめて優しく丁寧に作業し、植えていた姿が印象的でした。

終わった後の子どもたちに聞いてみると、「きれいに咲くといいなあ。楽しみやなあ。」という言葉がかえってきました。玄関のパンジーが子どもたちと重なり、愛おしく感じています。





14:53
2025/11/12

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  11月12日

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「キャリア学習~夢訪問~」 医師・ニードルワーカー

 

6年生の総合でキャリア学習が始まりました。八日市北小学校で大切にしてきた学習の1つです。これは、地域で働いている方からお話を聞かせていただき、地域社会を支える様々な職業や機関について理解し自分が将来就きたい職業やなりたい自分像について考えるとともに将来に向けて夢や希望をもつことができるようにするためのものです。

4回目は、医師の方にお越しいただきました。医療の説明で印象的だったのが、「医師は人の命をあずかる仕事です。そのため、常に新しい知識を得る必要があります。そのために今でも学び続けています。」「私は、新しいことを知ることが好きです。」というお話でした。また、仕事をする中で大切にされていることの1つに「嘘をつかないようにしています。ごまかしたり、いい加減なことを伝えたりすると患者さんの不利益になります。だから嘘をつかず真実を伝えています。」と言われていました。

子どもたちは、医師と言うとTV等でみる救急医療等の現場を思い浮かべることが多かったかもしれませんが、1つの目標にむけて学び続ける姿勢や命を救うための医師としての信念は、子どもたちにとって何より胸に響くことがあったようでした。



回目は、ニードルワーカー(縫製業)の方にお越しいただきました。本町商店街でお店をされていて他学年の校区探検等でもいつもお世話になっています。TV等にも出演されていてその映像や実際にミシンを使っておられるところも見せていただきました。

説明の中で印象的だったのが、「私は昔から物をつくるのが好きでずっと続けてきました。そして、今の自分があります。真面目にコツコツ練習すれば誰でもなれます。大事なのは技術よりも仕事に向き合う気持ちです。」というお話でした。子どもたちは、自分の夢をもっていることもあれば、まだもてていないこともあります。夢にむかって不安を感じている児童も少なくありません。そんな子どもたちから質問がありました。「私は、将来、保護犬に関わる仕事につきたいと思うんですが、どう思われますか。」という児童に「その夢、いいやん!自分がなりたいと思ったらできると思う。大切なのはなりたいという思い。がんばってな。」とエールもいただきました。子どもたちは、勇気とパワーをいただき、「よしがんばるぞ!」と元気な表情になっていました。





16:42
2025/11/11

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  11月11日

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「ありがとうございました」

11月7日は建設業協会東近江支部の方々に小学校の樹木の伐採をしていただきました。これは、建設業協会東近江支部の方々が地域貢献活動の一環としてボランティア作業として、数施設に行ってくださり樹木剪定や雨どいの清掃等の作業をしてくださっているものです。今年は、八日市北小学校に来ていただけました。

実は、以前から悩んでいたのが、八日市北小学校のシンボルツリーのポプラです。大きくなりすぎてしまい、体育館の屋根くらいの高さがあります。私たちだけでは切ることもできずにいたので、この日はクレーン車を使い、伸びすぎている枝等を伐採していただきました。

また、植え込みの垣根の高さです。垣根が高くなりすぎると防犯上は危険だから、垣根全体の高さを少し下げられないかと考えていました。本校では、毎年、労務員さんが子どもたちの生活に影響がない夏休みの暑い時期に、何日もかけて刈り取り、きれいに剪定していただいています。しかし、垣根の伐採はできずにいましたので、この日はチェンソーなどを何台も使って伐採していただき、見通しもよくなりました。

学校ではできない作業をお忙しい中、多くの方にお越しいただき、本当にありがとうございました。





12:22
2025/11/11

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  11月10日

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6年生の総合でキャリア学習が始まりました。八日市北小学校で大切にしてきた学習の1つです。これは、地域で働いている方からお話を聞かせていただき、地域社会を支える様々な職業や機関について理解し自分が将来就きたい職業やなりたい自分像について考えるとともに将来に向けて夢や希望をもつことができるようにするためのものです。

 

3回目は、建築家の方にお越しいただきました。設計や建築の説明のため、修学旅行で行った万博の大屋根リングの話をしてくださいました。建築の仕事にあまり馴染みのなかった子どもたちも一気に身近に感じることができました。仕事をする中で大切にしていることの1つに「分からないことがあればそのまま放置はしない。誰かに尋ねて聞くか、自分で調べます。」と言われていました。ご自身の経験から、「どうせやるならイヤイヤするのではなく、自分から率先して他の人よりもひと汗多くかく心構えで何事にもやる気をもって挑んできた」と言われていました。だからこそ、この言葉は子どもたち自身に響き、うなずきながら聞いていた姿が印象的です。また、最後にはみんなにエールもいただきました。「怠ける奴は人から信じてもらえない。みんなは、18歳になったら成人、大人の仲間入りです。大人になったら自立しないといけない。だから、自分で責任をもとう、自分でしっかり生きていこう。」

きっと子どもたちは、仕事というものは、単に「お金を稼ぐ手段」だけなのではなく、自分自身のやりがい(充実感)や他者や社会への貢献(有用感)を感じてこそ一生懸命働けるということ、そのためには自分の仕事にやりがいと責任をもつことが大切だと感じてくれたと思います。


12:20
2025/11/05

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  11月5日

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やっぱり“生”の歌声は素敵です~泣いた赤おに~」

 

運動会や普段の勉強をがんばっているみんなにプレゼントです。「芸術鑑賞」をしました。体育館で「びわ湖ホール声楽アンサンブル」による子供向けオペラ「泣いた赤おに」を全校で鑑賞しました。

「びわ湖ホール声楽アンサンブル」は、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール専属のオペラ歌手集団です。びわ湖ホールで行われているオペラや演奏会だけではなく、滋賀県内の小学生を対象としたオーケストラのコンサート「音楽会へ出かけよう!(ホールの子)」や学校に来てくださる「学校巡回公演」など音楽の楽しさを知ってもらう活動も積極的にされています。オペラの演奏は、ピアノや打楽器の少人数の編成です。あらすじにあわせた効果音や演奏は、少人数の編成とは感じない迫力がありました。

本校の子どもたちは「音楽」やダンス(体を動かすこと)が好きで、今でも運動会のダンスをリズミカルに踊っている姿を見ますし、音楽の授業の歌声もとても元気です。この日は、絵本で知っている子どもたちも多い「泣いた赤おに」でしたので、物語に入り込みながら鑑賞しました。赤おに、青おに、木こり、ナレーターの皆さんの歌唱は大変すばらしく、コミカルな場面もあれば悲しい場面もあり、子どもたちは笑ったり、真剣に見入ったりと夢中です。途中には一緒に歌を歌う場面もあって、体育館中に響く大きく元気な声で歌っていました。物語の最後には、村を去った青おにが登場する場面もあって、終わった時には、みんながやさしさとあたたかさを感じる公演でした。

オペラは歌声に気持ちが入っていて、心や体に響くというか、すーっと入ってくるというか…音楽を体で感じました。すぐ近くでその「生音(なまおと)」を聴かせてもらうと、音の広がりや温かみ、歌にのせた気持ち、演奏者の息づかいまでをもダイレクトに感じられるのが、なんとも言えない「感動」なのかもしれません。

きっと、全校のみんなも同じだったのでしょう。下学年の子どもたちだけではなく、中学年や高学年の子どもたちも、演奏にあわせて歌い体を動かせていて、体育館が子どもたちの明るく元気な歌声で一体となって、この北小でしか生まれない素敵な公演になりました。

楽しい時間はあっという間に過ぎ…終わりには、退場される皆さんに我慢できなくなって惜しみない拍手とバイバイと大きく手を振る子どもたちでした。

素敵なオペラで楽しませてくださった皆さんに、6年生の二人からお礼の言葉と花束が贈られました。今日の芸術鑑賞は、運動会を頑張った北小の子どもたちへ素敵なプレゼントになりました。








12:56
2025/10/31

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  10月31日

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緊張したあ!でもがんばった!~5年生研究授業~」

 

東近江市の「三方よし学力向上プラン」の研究指定を受けて、本校を代表して5年生のM先生がたくさんの先生方の前で理科「流れる水のはたらき」の授業を公開してくれました。参観するのは、市内小学校の研究主任の先生や教育委員会の先生たち、そして講師には滋賀県教育委員会からお越しいただきました。大きな研究授業なので、いつもの教室では参観者が入りきりないので、体育館の軽運動室を教室にして、授業を行いました。

授業を提案するM先生、大勢の大人に囲まれて授業を受ける子どもたちは、いつもとは違う環境の中での授業なので緊張します。「たくさんの人が見に来られるけど、いつものようにやったら大丈夫。いつもどおり頑張ってな。」などと子どもたちに朝から声をかけ、5時間目の授業を迎えました。

M先生や子どもたちは、いつも一生懸命頑張っていますから、緊張のせいでその頑張りが伝わらないと残念だなあと心配していましたが、心配無用でした。子どもたちはとても集中していて、自分ひとりで考えたり、友だちと意見を交流し合ったりしながら学習を進めていきました。

今回、M先生が提案したかったのは、子どもたちが夢中になって学習するために、学級会で培った話し合う力を生かした交流する授業スタイルと、自分ひとりで課題に向かう「個別最適な学習」と、友だちと交流し考えを比較したり深めたりする「協働的な学習」をしながら、学びを深めていくという授業スタイルです。授業中、子どもたちが夢中になって学習していた姿が印象的です。いつも前向きで子どもたちの力を信じて、学習をすすめてくださるM先生の授業づくりへの努力の姿勢にはいつも感心させられます。

公開授業の後は、参観者が集まってこの日の授業について研究協議を行いました。授業について、その成果と課題をみんなで追究していきます。子どもたちが知らない風景でしょう。「よりよい授業づくり」のための勉強です。熱心に論議する北小の先生たちの研究会の風景は、私(校長)の自慢の一つです。先生と5年生の子どもたち、本当にお疲れさまでした。





15:27
2025/10/30

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  10月30日

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「すみれマルシェを開こう!」

今年も昨年に引き続き、すみれ学級による「すみれマルシェ」を開きます。すみれ学級の子どもたちが、生活単元学習の一環として取り組んでくれます。例えば、はぎれで作った髪どめやペットボトルキャップで作ったキーホルダー、紙袋やブックカバーで作ったポチ袋などに加工し、すてきな商品として売るお店を開きます。この日は、お店を開くための練習です。

畑で野菜を育てるのも、いろんな創作活動をするのもすみれ学級の大切な学習です。そして、お店を開き、お客さんに対応することでコミュニケーション能力を育てます。これから本番に向けて、先生たちや保護者の皆さんにお客さんになってもらい、子どもたちは、「いらっしゃいませ!」、「〇〇はいかがですか?」と積極的に声をかけながら、商品を買ってもらう練習をします。

商品を売るためには、接客が大切です。気持ちの良い挨拶はもちろんのこと、商品の説明やおすすめポイントも伝える必要があります。「おススメはこれです!」と話す練習も必要なので、何回も練習をして、本番に向けて頑張る姿が見られました。

お客さんに商品を買ってもらったら終わりではありません。お店の準備があれば後片付けもあります。この日の練習でも最後まで頑張りました。

お客さん役とお店屋さん役に分かれて、「いらっしゃいませ!」や「ありがとうございました!」と爽やかにお礼を言う練習も頑張りました。自分の作ったものを買ってもらえることを想像しながら子どもたちはいきいきと取り組んでいた表情がとても印象的でした。






12:37
2025/10/29

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  10月29日

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「キャリア学習~夢訪問~」 警察官・カフェ経営

 

6年生の総合でキャリア学習が始まりました。八日市北小学校で大切にしてきた学習の1つです。これは、地域で働いている方からお話を聞かせていただき、地域社会を支える様々な職業や機関について理解し自分が将来就きたい職業やなりたい自分像について考えるとともに将来に向けて夢や希望をもつことができるようにするためのものです。

 

1回目は、東近江警察署の警察官にお越しいただきました。交番勤務と警察音楽隊の勤務をされています。警察は、犯罪を取りしまり、事件が起こったら捜査し、犯人を逮捕するだけでなく、事故が起きないように交通ルールを指導したり、災害時には地域のパトロールや被害を防いだりする活動も担ってくださっていることが分かりました。

子どもたちのもっていた警察の仕事は、TV等でみる「犯人をつかまえて逮捕する」「事件の捜査をする」印象があったようですが、私たちと警察をむすぶ「音の架け橋」である「警察音楽隊」という仕事や災害地域で安全警備の仕事をされていることも知り、警察官という仕事について考える機会になりました。お話の中で、自分の頑張りで町の安全を守ることができることが何よりのやりがいだと言われていた言葉が印象的でした。


2回目は、八日市高校の前でカフェ経営をされているかなめカフェからお二人にお越しいただき、お話を聞きました。地域とのつながりや食材を大切にしながら経営されていることがわかりました。実際に地域の苺を例として話してくださいました。店頭で売られている苺Aと規格外の苺Bをそれぞれ凍らせて作ったスムージーABを作ってくださり、それを担任のT先生が目隠しをして試飲させていただいたんです。教員の感想は、「どちらか分からないです。どちらも変わりなく、おいしいです!」という感想で、規格外の苺も形をかえて商品にすることで捨てずに使えることを教えていただきました。お話で印象的だったのが、「楽しみながら働くことが大事だよ」、「人の役に立ちたいと思っている」です。

きっと子どもたちは、仕事というものは、単に「お金を稼ぐ手段」だけなのではなく、自分自身のやりがい(充実感)や他者や社会への貢献(有用感)を感じてこそ一生懸命働けるということを、子どもたちは感じてくれたと思います。

 

「夢訪問」では、これからもいろいろなゲストに来ていただく予定をしています。たくさんのプロの方の話から、子どもたち一人ひとりの中に、「それっていいなあ…。私もそうなりたいなあ…。」というような、憧れや目標が生まれることを願っています。



18:44
2025/10/27

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  10月27日

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「資源回収ありがとうございました」

10月25日はPTAの資源回収がありました。地域の役員さんや常任委員さん、先生方には大変お世話になりました。今回の資源回収中にも、前回と同様に持ってきてくださる地域の役員さんと常任委員さんがお互いに「お疲れ様です」という声掛けがあったり、「先生、ごくろうさまです」等と言ってくださったりしたので、「よし、がんばるぞ」と思えましたし、いつも感じますがあたたかい地域だなあとほっこりとしました。

今日も会長さんが、「これからも子どもたちの笑顔のために、アットホームな雰囲気で力をあわせてやっていきましょう」と言ってくださいましたが、そのおかげだと感じています。

お忙しい中、本当にありがとうございました。

資源回収は、今年度をもって終了とさせていただきます。今までご協力ありがとうございました。








12:38
2025/10/23

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  10月23日

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「図書館見学~図書館のひみつを見つけよう~」

 

2年生が八日市図書館に見学に行きました。2年生は運動会が終わるやいなや、1年生を招待してくれたおもちゃランドや図書館見学など、次の学習に頑張ってくれています。このような学習をするために2年生のG先生やK先生は、運動会練習の合間に、準備や事前確認、打合せなどをしてくださっていたんだなあと感謝しかありません。

さて、2年生では、自分たちの地域の様子を知りその地域を好きになることを大切にしています。これが発展して3年生では、2年生で知った地域について、その特徴をもう少し詳しく調べていく学習をします。本で調べたり地域の方にお話を聞いたりします。だから、この日の見学は3年生の学習につなげるためにG先生やK先生はいろいろな工夫をしてくださいました。

まず徒歩で図書館に行く時の工夫です。「道のこれ(点字ブロック)は何かなぁ。」「この信号は音が鳴るんだね。」と福祉学習にもつながるような声掛けです。(何気なく歩いていたらできません。)

図書館では司書の方からお話を聞きます。私が2年生の先生たちはさすがだと思ったのは、メモをとる練習をさせてくださったことです。来年、3年生になった時は、社会科や総合の調べ学習で地域の方に話を聞き、メモを取ることがあります。でもなかなか難しい作業です。だからこそ、今後の学習のために司書の方からの説明や質問の答えを、2年生の子どもたちにもわかるキーワードにしたり、2文3文程度にしてたりして伝えられていたことです。もちろん司書の方からの説明は2年生の子どもたちにもわかりやすくしてくださっていてますが、それを書くとなると大変です。G先生やK先生は、子どもたちのことをよく知ってくださっていますので、子どもたちにわかる言葉や文に言い換えて伝えてくださったので、説明を全てメモすることができました。必死にメモをとる子どもたちの様子を見ながら、これも大切な練習だと感じました。

この見学のテーマは「図書館のひみつを見つけよう」です。子どもたちはちょっとでも秘密を見つけようと一生懸命です。この真剣で、一生懸命な姿もうれしくなりました。

メモをとることにも、そろそろ疲れてきたころに図書館見学です。本校の子どもたちはありがたいことに多くの子どもたちがよく図書館に来ているようですし、学校の図書室もよく利用しているので、うれしそうに本を探したり読んだりしていました。学校図書館長の私(校長)としては、子どもたちにはいろいろな本に親しんでほしいと思います。この見学をきっかけに、東近江市には多くの図書館があるのでまた機会があれば足を運んでほしいなあと思いました。

この日は、先生方から見学する時のポイントや意欲をもたせる声掛けを学ばせていただきました。ありがとうございました。






12:40
2025/10/22

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  10月22日

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「いざという時のために」

 

不審者が学校に侵入したという想定の避難訓練を行いました。不審者対応訓練として、玄関から不審者が侵入したと想定して、警察への通報、退去を求める対応や教室に近づけない対応について訓練を行いました。

子どもたちは、教室に鍵をかけ、できるだけ出入り口から離れたところで、静かに息をひそめるようにかたまってじっとしている行動をとります。

不審者を校舎から追い出し、校舎内の安全が確認できたところで、二次避難として全児童が体育館に避難します。本来ならばこの後、保護者の方に引き渡しとなりますので、私たち教員は、安全に子どもを保護者に引き渡すことも想定しながら避難訓練を行いました。

体育館に子どもたちが二次避難してくれた際に次のことを伝えました。

 

みんなに一番に大切にしてほしいことは「自分の命は自分で守る」ということです。だから学校で起こった場合は「先生の指示に従い、落ち着いて行動する」ことが、みんなの命を守るために何より大切です。不審者が学校に入った場合、不審者を刺激しないために、先生方だけに分かる「合い言葉」の放送をします。今日の場合は、「北先生、出席簿をもって、玄関まで来てください。」という放送で、どこにいても先生たちには不審者が侵入したことが分かるのです。先生たちは、みんなの命を守ります。そのためにも絶対に先生の指示に従ってください。

学校以外の場で今日のように不審者に出会ったらどうするといいでしょうか。1年生のみんなは1学期に防犯教室でも勉強しましたね。自分で考えて行動しなければいけません。自分を守るための「合言葉」がありました。玄関前にもはっていますね。「いかのおすし」という言葉は、しっかりと覚えていると思います。

いか:知らない人についていかない。

の:知らない人の車に乗らない。

お:「助けて」と大声を出したり、防犯ブザーを活用したりする。

す:大人のいる方へすぐ逃げる。

し:周りの人にすぐしらせる。

このことを大切に自分の命を守ってください。特に、「す」大人がいるほうにすぐ逃げてください。「し」周りの人に知らせてください。今日の訓練は、しっかりと真剣にできてよかったと思います。

 

この不審者対応訓練は、私たちの訓練でもあります。犯人を煽らないように話して校舎外に出すこと、校舎内に侵入させないこと、緊急放送で警察に通報すること、児童や先生方に緊急放送で伝え、安全面が確保できるまで待機させること、保護者に引き渡すこと等、実践につながるように私たちも真剣に行いました。

犯人役の先生も止める先生も真剣です。今回は、玄関前で対応した教員は手元に刺股がない想定で、身の回りにあるもの(掲示板)で校舎内に侵入できないように必死に止めてくださいました。各階には、刺股を持った先生方がこれ以上、侵入できないように構え、犯人役の先生を止めてくださいました。教室の子どもたちは、廊下側の入り口の鍵をかけ、入れないように机や椅子でバリケードを作り、教室の1か所に集まり静かに隠れます。先生方はほうきなどを持ち、待機してくださっていました。

しかし、訓練を行ってみるといろいろな課題が見つかりました。何より一番の課題は、伝達をする速さです。不審者かと思った時点で校舎内に緊急放送を流さないと犯人役の先生はあっという間に各階に侵入できることが分かりました。刺股がないと不審者との距離がとれず危険であり、玄関にも刺股が必要だということや放送機器の使い方、体育館に集まった時の人数確認方法等、誰でもいつでも同じような行動ができないといけないと感じました。でも、考えてみるとこれらは先生方が真剣にしてくださったからこそ、わかったことです。今後も「命」を守るための訓練を行うとともに防犯対策には今回の課題をいかしたいと感じました。





 

 

 


12:36
2025/10/20

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  10月20日

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「おもちゃランド~1年生と仲良くなりたいな~」

この日は、2年生と1年生の交流学習「おもちゃランド」がありました。これは、1学期の「たなばた集会」に続いて、2年生が「もっと1年生と仲良くなりたいなぁ」という思いが発端となり1年生を招待して開いてくれたものです。運動会でかっこいい6年生や5年生の姿を見ていたからでしょう。この日もさすが2年生です。司会や進行も立派な態度で行い、お店屋さんで教えてあげる姿もとてもやさしく、かっこよかったです。

このおもちゃランドは、去年は招待される側だった2年生です。今年は、招待する側です。運動会の練習の合間を使い、休み時間などに準備をしていてくれたようで、びっくりしました。素敵なお店屋さんのネーミングや看板作り、会場準備なども2年生がしてくれていました。1年生のためにと考えて作ってくれたおもちゃ、わかりやすい説明、お店屋さんの飾りなどは、見ているだけであたたかい気持ちになりました。

はじめの会では、お店屋さんの紹介をしてくれました。わかりやすくポイントを絞って伝えてくれたのでお店のイメージがすぐにできました。どのお店屋さんも1年生のために・・・と考えていることが伝わってきました。

お店屋さんが始まると、1年生は、ポイントカードを持ちながらお店屋さんをまわります。やり方が分からない時は、2年生のみんなが丁寧に説明したり一緒にやってあげたりと頼もしかったです。1年生と2年生がペアになっておもちゃを楽しむ場面もありました。

1年生のみんなに感想を聞いてみると、「楽しかった。もっとしたい。」「私も作ってみたい。」「また、ぼくもお店屋さんをしたいなあ。」などと話してくれました。お兄さんやお姉さんになって頑張っている2年生の姿がうれしかったですし、その姿を見ている1年生にとっても、またまたあこがれの2年生になったことだと感じました。

終わった後の2年生にも感想を聞いてみると、「どきどきしたけど、楽しんでくれてうれしかったよ。」「お客さんがたくさん来たから忙しかったよ。」「1年生と仲良くなれてうれしかったよ。」などと最高の笑顔で話してくれました。子どもたちにとって、大きな自信につながりました。2年生、すてきなおもちゃランドをありがとうね。そして、よくがんばったね。

そして、運動会の練習の合間に準備をしていただいた先生方には感謝しかありません。ありがとうございました。






13:31
2025/10/17

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  10月17日

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「学び合い月間~子どものために一丸となって取り組む学校づくり~」

   6年国語 ~「永遠のごみ」~

 

八日市北小学校で大切にしてることの1つに「子どものために一丸となって取り組む学校づくり」があります。この1つとして、私たち教員が互いに授業を参観し、自分の指導力アップをめざす取組をしています。

さて、この日は、T先生が国語の授業を公開してくれました。国語科「永遠のごみ」の学習です。この日から「永遠のごみ」の学習が始まりますので、文章を読むことも初めてです。

T先生は、初めに今日の授業だけではなく、「永遠のごみ」学習全体の流れを説明されました。6年生ともなると読み取るだけではなく、いくつもの資料を読み、その資料を関連付けながら自分の考えをまとめることをめざします。このように学習全体の話をされたので子どもたちは学習の見通しがもてます。

私は、授業の始まりは本読みかなあと思っていたら、T先生は、1枚の写真を見せてくださいました。ウミガメが釣り糸にからまっている写真です。その写真を見せながら、子どもたちに「環境について感じていることはないですか。」と聞かれました。子どもたちからは、「かわいそう、釣り糸は溶けて消えないから一生ごみのままや。」「プラスチックは身の回りにいろいろと使われている、かごや引き出し、鉛筆のキャップ、定規もプラスチックでできている。」など、この題材に迫る意見も出てきたところでようやく本文を読まれました。T先生のこの問いかけがあったことで、プラスチックごみについて意識をもち学習に入ることができました。

T先生は、いつも子どもの様子をみながら丁寧な指導をされます。この日の範読もびっくりしました。T先生は子どもたちの机の間をゆっくりと歩きながら、教科書を読まれています。読みながら、どこを読んでいるのかわからない子どもに教科書の行を示されたり、姿勢を正されたり、机上を整えられたりとされていて、目がいくつあるのかと驚いてしまいました。しかも、ゆっくりとわかりやすく読まれているので子どもたちの集中力も感じます。この題材には、多くの資料がでてきますが、集中して聞いていたこともあったので、初めて読んで感じたこともたくさん出てきて、短い時間にも関わらずしっかりとワークシートに書けていたことに感心しました。また、このように集中して書くことができるのは、今までの学習の積み重ねをもじました。

T先生の子どもたちへの声掛けと授業に意欲をもたせるコツをT先生の授業で学ばせていただきました。




 


12:46
2025/10/17

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  10月17日

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「学び合い月間~子どものために一丸となって取り組む学校づくり~」

   1年道徳 ~かぼちゃのつる「わがままをすると・・・」~

 

八日市北小学校で大切にしてることの1つに「子どものために一丸となって取り組む学校づくり」があります。この1つとして、私たち教員が互いに授業を参観し、自分の指導力アップをめざす取組をしています。

さて、この日は、F先生が道徳の授業を公開してくれました。道徳「かぼちゃのつる」の学習です。まず初めに「かぼちゃのつる」を紙芝居のようにしながらお話を読んでくださるので子どもたちもお話に集中してよく聞いています。

この学習で考えることは「わがまま」についてです。1年生の発達段階で大切にしたいのは、「周りのことを気にせずに自分勝手に行動したことが、周りの人を困らせていることに気づかないことが多くあります。だから、わがままをしないで、ルールを守って生活することが大切です。そして、快適な毎日を送りましょう。」ということです。これは簡単なようで難しいです。私たちはこのことに気づかせ、この気持ちを大切にしていきたいと常々思っています。

道徳の授業のはじめに、F先生から「わがままって、どんなことか分かる?」と聞いてくださると、「ぼくがおばあちゃんとお風呂に入って背中を洗っていたら、おばあちゃんが『もっと洗ってほしいなあ』って言うねん。手がだるくなるから困るよ。大変やで。」「私の妹が私のおもちゃをとって遊ぶから、いやなの。困るの。」とかわいい答えが返ってきて、聞いていた私たち大人は、かわいい発表に家庭での様子も想像されて、あたたかい気持ちにもなりましたし、ほほえましくも感じてしまいました。他の子どもたちのつぶやきも聞いていると、「わがまま」という言葉については、わかってくれていたので、「かぼちゃのつる」のお話をもとに「わがまま」について考えていきます。

F先生の授業は、いつも子どもから上手に考えを引き出してくださいます。この日も、かぼちゃ、はち、ちょう、すいか等の気持ちを考える時には、いろいろな表情のイラストを用意してくださっていました。まだまだ1年生は、気持ちを表現することが難しい時期です。でも、表情イラストがあると、その表情から気持ちを想像することができ、考えはどんどん出てきました。

このお話では、かぼちゃが自分勝手につるを道路等に伸ばしていき、最後にはトラックに踏まれてしまう場面があります。さあ、まとめです。その場面からかぼちゃの気持ちを考えます。はじめは、「トラックが悪い」と考えていた子どもたちも「こんなことなら、みんなが言うことを聞いておいたらよかった。」「ぼくが悪かったなあ。これからはわがままをしない方がいい。」と考えが変わってきました。

そのタイミングでF先生は、「じゃあ、どうしたらよいのかなあ」と自分の行動と重ねて考えさせる時間をとってくださいました。子どもたちは、「わがままをしたら、自分は楽しいけど、他の人はいやな気持ちになる。だからこれからは、わがまましないで他の人のことを考える。」と自分のこととして考えることもできました。なかには、「ぼくが順番を抜かしたときに『抜かしたらあかん』と言われたのに抜かしてしまったから、次は注意されたらやめる。」とつぶやいている姿も見られました。

でもこれで終わりではありません。もっと自分の生活と結び付けて考えられるように、F先生は、授業の終わりにお話をしてくださいました。「小学生のころ、先生は机の周りに自分の教科書やプリント、かばん、大好きな自由帳を広げて準備をしていたんです。『私の周りだから何をしてもいいのよ。好きに使おう。』と考えていました。ある日、友達が横を通った時に、先生の大好きな自由帳がビリっと破れてしまいました。その時に思ったのは、担任の先生に『〇〇ちゃん、机の横はみんなが使うし通るところだから荷物は置いてはいけませんよ』という注意を聞いていたらよかったなあということです。それから、学校の約束は守ろうと考えるようになりました。」

最後に聞いたこのお話は、今の1年生の子どもたちの生活の中でよくあることです。だからこそ、「自分もやっているかも。」「私も前にあったなあ。」と自分の生活に振り返って考えることができました。これは、F先生が作られたお話ですが、子どもたちによくある場面のお話をされたことで「わがままをしない」ということが、自分の生活と結びつくことができました。F先生の授業に学ばせていただきました。





12:42
2025/10/16

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  10月16日

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「学び合い月間~子どものために一丸となって取り組む学校づくり~」

   4年音楽~音楽って楽しいなあ~

 

八日市北小学校で大切にしてることの1つに「子どものために一丸となって取り組む学校づくり」があります。この1つとして、私たち教員が互いに授業を参観し、自分の指導力アップをめざす取組をしています。

さて、この日は、T先生が音楽の授業を公開してくれました。音楽科「こきりこ節(鑑賞)」の学習です。まず初めに曲に合わせてピアニカの演奏です。初めは、「ドレミ」の階名で歌い、途中からピアニカ演奏をしますが、ポイントはリズムです。四分音符から八分音符になり、リズミカルに演奏します。授業初めのルーティンになっているようで、繰り返される曲に合わせて、子どもたちは何度も練習しています。その合間にT先生は、子どもたちの指使いを確認したり、姿勢を声掛けしたりと細かな指導をされていますので、少しずつ子どもたちは演奏ができてきます。そうすると次は、歌詞で歌います。歌詞で歌いながら、途中からはピアニカ演奏です。T先生の授業はテンポがよく、飽きることなく次の練習や学習になりますが、短時間で充分な練習ができていて、さすがです。
さあ、いよいよ今日のメインの鑑賞です。「こきりこ節」の鑑賞ですが、ただ聞くだけではありませんでした。恥ずかしながら・・きっと私なら何度も「こきりこ節」を聞き、その感想を書き発表し合う授業をしていたと思います。でもT先生は違います。

鑑賞教材をいろいろな方法で何度も子どもたちに聞かせておられました。子どもたちは飽きることなく、楽しそうに「こきりこ節」の秘密を見つけるように聞いているんです。

まずは、子どもたちは音だけを聞きます。音程が上下したり長く伸ばしたりしている「こきりこ節」を聞きます。電子黒板には、歌詞が書いているので、上下や伸ばす音を意識しながら聞きました。
次は、動画を見ます。「こきりこ節」が出てくるお祭りの動画を見ました。「こきりこ」の楽器に注目させながら見ます。このように次々と他の楽器にも注目させながら見るので飽きもせずに何回も聞くことができます。T先生は、その間に楽器の名前や「こきりこ節」の説明もされています。1つの鑑賞教材を何度も秘密を見つけるように聞かせておられるT先生の授業の流れと声のかけ方に勉強させていただきました。音楽会の時も思いましたが、T先生の音楽の授業は、子どもたちが音楽って楽しいなあと感じていることが伝わってくるんです。この日もT先生から学ばせていただきました。











12:46
2025/10/16

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  10月15日

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「学び合い月間~子どものために一丸となって取り組む学校づくり~」

4年社会「防災」~自分のこととして考える~

 

八日市北小学校で大切にしてることの1つに「子どものために一丸となって取り組む学校づくり」があります。この1つとして、私たち教員が互いに授業を参観し、自分の指導力アップをめざす取組をしています。

1学期にも授業を参観し、事後の研修会をもち授業研究を進めてきていますし、夏休み期間中もいろいろな研修をしていますが、今回は学年もバラバラで教科も様々です。授業を参観し合って、放課後などに質問したり感想を伝えたりと少し気軽な感じです。事後の研修会はしませんが互いの授業から学ばせていただき、自分の実践につなげます。

私(校長)としては、運動会が終わるやいなやホッとする間もなく、先生方が互いの授業力アップをめざして取り組んでくださることに感謝しかありません。先生方の意識の高さも感じます。これは大変よい取組で、実際に授業を参観することは、教科指導に関する参考資料を読むだけではわからないことに気づくことができます。教材の作り方や動画等の活用方法、授業の流れ、子どもへの声のかけ方、単元構成など、学ぶことがとても多く、私も先輩方の授業を参観させていただき、勉強をさせていただいてきました。また、公開する方も質問に答えることや説明することで勉強になります。
さて、この日は、4年生のK先生が社会の授業を公開してくれました。社会科「自然災害から人々を守る活動」の単元です。この単元では、自然災害について知り防災の取り組み方について考えます。 

子どもたちは、教科書で災害について知り、防災について学ぶことができます。しかし、社会科の教科書には、自分の地域の事象が記載されていることが少ないため、どうしても他人ごとのように感じてしまい、知識だけが入り、自分事として考えることが難しくなってしまいます。そこで、「わたしたちの東近江市」という地域教材を副読本として使いながら学習しています。

K先生が大切にされたのは、もっと自分事として考えられないかということです。その1つが市役所の防災危機管理課の職員の方による出前授業です。その授業で市内でも被害にあった映像を見たことで、災害は身近にも起こりうることだと感じ、防災について真剣に考えることができました。

さすがK先生と思ったのは、この単元の学習を終えた時には、自分だけの防災ブックが作れていることです。つまり、毎回の授業のワークシートが防災ブックの1ページになっているんです。でもそのためには、早い段階で授業の流れを考え、単元全体を見通して授業の準備をしなくてはいけません。K先生にお聞きすると、授業で使う動画や資料、ワークシート等を早くから準備をされたことがわかりました。

この日の授業では、震災時に避難場所になった体育館の写真を見せ、子どもたちに「避難所には、どんなものがあると便利だろう」と考えさせてくださいました。事前に防災グッズを考えていたので、「食べもの」「水」「毛布」等、いろいろな意見がでてきました。しかし、K先生はここでも大切にされたことは「自分事として考える」です。つまり、身の回りにある物を使って何か工夫ができないかという視点です。子どもたちからは、「震災になったら足を怪我する」「寒かったら履物がいる」等の意見がでてきました。授業の後半には、実際に新聞紙でスリッパを作らせてくださったので、子どもたちは身近なもので防災グッズも作れるんだと感じたようです。

K先生の授業は、メリハリがあり、いつも子どもたちが意欲的に学んでいます。その姿が印象的です。この日は、災害や防災について自分事として考えることの大切さもK先生から学ばせていただきました。










12:44
2025/10/14

「感動をありがとう!」

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10月10日に晴天の中、運動会を開催できました。

閉会式の挨拶の一部をこのブログに載せたいと思います。

 

得点では青組の優勝、赤組の準優勝でしたが、今年のスローガンの「全力で協力して、最高に楽しい運動会」でした。1年生にとっては初めての運動会、6年生にとっては小学校生活最後の運動会となりました。どの学年のみんなも自分の力を出しきり、友だちと協力して一生懸命がんばったので、思い出に残るすばらしい運動会になりました。

1・2年生のダンス「「一人一人のキャラクターを輝かせよう、主人公はぼくたちだ」では、ニコニコしながら踊るダンスがとてもすてきでした。かわいらしさと笑顔をいっぱい、この運動場に広げてくれ、とてもよかったです。一生懸命がんばるひたむきな姿も感じました。また、2年生のみんなは低学年のリーダーとして応援もよくがんばりました。
 3・4年生の「できっこないをやらなくちゃ、われら北小応援団」は、ソーラン節の太鼓の音とともに、3・4年生の元気・エネルギーがこの運動場ではじける力強さを感じました。大きなかけ声でみんなが1つにまとまって、のりに乗って、さらに磨きのかかったダンスを披露してくれて、とてもかっこよくて頼もしさを感じました。今年は全校の応援グッズも作ってくれてありがとう。これから小学校のリーダーとしてもがんばってくれることを楽しみにしています。

そして最後の演技、5・6年生の「飛躍」のダンスと組体操は、見ている私たちに感動をもらいました。それは、演技する人の一生懸命な心と演技を見る人との心が一つになった証です。5・6年生の一生懸命演技する真剣な姿、友だちと気持ちを合わせなければできない技に挑戦するときの真剣なまなざしやきびきびとした動きが、見ているみんなの心を動かしました。きっと、今日までの練習は難しいことの連続で、大変だったことでしょう。でも今日のすばらしい姿は八日市北小学校を支え、よい伝統になっていきます。大きな感動をありがとう。

また、6年生のみんなは今日まで応援の準備、練習、本当にありがとう。休み時間も使ってよくがんばってくれましたね。低学年・中学年のみなさんは、今日の姿をみて、高学年になったらあんなことができるのだ、ぜひやってみたいと思ったことでしょう。来年の運動会が楽しみです。

団体演技だけではなく、徒競走やリレーでも今までの練習の成果をすべて出し切った姿が見られました。どの場面でも主役でしたし、輝いていました。この運動会で学んだたくさんのこと、感動を、これからの学校生活に生かしてくれることを楽しみにしています。

 

最後になりますが、保護者の皆様方や地域の皆様方には、終日、あたたかいご声援をおくっていただきありがとうございました。(閉会式にこれほど多くの方に残っていただき、びっくりしました。)子どもたちにとって、大きな支えになりました。ご家庭においては、子どもたちが、練習で「うまくいかない」と落ち込んでいることもあったことと思います。そんな子どもたちにあたたかい励ましをありがとうございました。



14:02
2025/10/09

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  10月8日

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「あこがれているよ」

 

先日、校長室に遊びに来てくれた子どもたちとの会話を紹介します。

 

「学校は楽しい?」

「うん、楽しい!」

「何が楽しいの?何の勉強が好きなの?」

「音楽とか図工、体育も好きやで!」

「そうなんやね。学校が楽しくてうれしいなあ!勉強を頑張っているんやね。

体育では運動会の練習も頑張っているね。

運動会の応援も頑張っているね。」

「うん、私も6年生みたいになりたい。あこがれる!」

「かっこいい!」

 

何人かの子どもたちと話をしたのですが、皆がこのように話してくれます。

私(校長)は、「学校は楽しい!」と迷わず答えてくれることがうれしく、その言葉を聞いて安心しています。いろいろなことに頑張ってくれているんだなぁ、楽しんでくれているんだなぁと思いながら学級のことや勉強のことを聞いていました。

そして、何よりうれしかったのは、全校のみんなにとって高学年の姿はあこがれの存在になっているということです。だからこそ、今の八日市北小学校の良さが引き継がれているんだと感じました。いろいろな話を聞かせてくれてありがとう!

そして、高学年のみんな、ありがとう!いよいよ本番!最高の運動会にしよう!








10:42
2025/10/06

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  10月6日

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「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ「第79回国民スポーツ大会」観戦」

 

わたSHIGA輝く国スポ「第79回国民スポーツ大会」を5年生と6年生が観戦しました。本校は布引運動公園で行われた成年男子のソフトボール競技を観戦させていただきました。一生懸命に競技されている選手たちのプレーに興奮しながら、応援グッズを片手に大きな声で応援しました。ほとんどの子どもたちがこのような試合を観るのは初めてで楽しい時間を過ごさせていただきました。目の前で見る球の速さやバシッという音、選手の動きに感動していました。ソフトボールのルールを知らない子どもたちも多かったのですが、大きな声で「がんばれー」や「ナイスファイト」「どんまい、どんまい、がんばれー」など、大きな声で応援をしていた姿が印象的です。短い時間でしたが国スポを味わうことができました。

1010日には運動会がありますが、わたSHIGA輝く国スポ障スポ「第79回国民スポーツ大会」のイメージソングになっている「シャイン」の歌詞「みんなが主役 最高の笑顔で さあ行こう!」のような笑顔あふれる素敵な姿を見せてほしいと思います。




12:41
2025/10/02

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  10月2日

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「防災教育」

 

4年生の防災教育がありました。東近江市の防災危機管理課から市職員の方に依頼して、授業をしていただきました。子どもたちは社会科で学習した内容ですが、実際に東近江市に起こった災害の映像を見たり話を聞いたりして、災害は他人ごとではなく身近にも起こるかもしれないと感じることができました。授業では、映像を見ながら災害の範囲や自分の身を守る方法や防災グッズ、そして「ぼうさいマップ」について紹介していただき、災害が起こった時の3つの行動も教えていただきました。「自助」「公助」「共助」です。

「自助」は、自分のことや家族は自分で守ることです。子どもたちからは、「ぼくの家には、防災グッズ置いてるで。」「水とかは、あまりたりてないかもしれないなあ。」などと自分の身を守ることを意識している様子がうかがえました。

「共助」は、地域のことは地域のみんなで守ることです。市職員の方から、「災害が起こったら八日市北小学校も避難所になることがあるよ。そうなったら、みんなは水道の場所やトイレの場所やどこに何があるか知っているよね。だから、避難された方に教えてあげてね。」というお話がありました。その話を聞くと「そうかあ、教室で寝ることもあるのか。確かに私らが知ってるから教えてあげられるなあ。」と驚き、実際に自分たちが避難することも想像していました。

「公助」は、警察、消防、市役所の活動です。市職員の方から、「東近江市に災害が起こると、市役所に集まって、地域の状況を聞いたり対応策を考えたり避難所を開設したりしているんですよ。」と会議をされている写真を見ながら話を聞いたので、子どもたちは「台風などで外に出るのが大変やのに、こうやって市役所で会議をしてるのは、知らんかったわ。」と公助についても知ることができました。

最後に「じゃあ、みんなは何ができるのかなあ・・・今日からできることは家族と一緒に防災について考えてみることだよ。家にある防災グッズについて話してみたり、避難場所について確認したりとまずは考えてみることがスタートになるよ。」と話してくださいました。

学校では、毎年、数回の避難訓練を行い、その都度、防災についても考えていますが、家庭での防災についてはあまり考えてみる機会はなかったかもしれません。この機会に「自分の家や地域は大丈夫、災害はおきない」と考えるのではなく、「こんな時だったら、自分はどうするか…」といつも頭に置いてほしいと感じました。私自身も「もしも・・・だったら」と考え、全員で「安全な行動」ができることを目指したいと思いました。貴重な学びの場をありがとうございました。

 

 

 


15:35
2025/10/01

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  10月1日

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「運動会練習~子どもたちの表情が変わってきました~」

いよいよ1010日の運動会に向けた練習も進み、少しずつ子どもたちの表情が変わってきました。

まずは、低学年のダンスを見ました。先生方が少しずつダンスを説明してくださり、曲に合わせてダンスをしていくところでした。子どもたちからは、間違えないようにダンスをしようという気持ちが伝わってきました。また、みんな楽しそうに曲に合わせて、手足をピンと伸ばしたり、体を動かしたりとがんばって踊っている様子が見られて
うれしかったですし、当日が楽しみになりました。かわいく一生懸命な姿が見られることを楽しみにしています。

次に、中学年のダンスを見ました。先生方がポイントを絞って説明してくださり、曲にあわせてダンスを通していくところでした。子どもたちは、曲に合わせてノリノリで、手足を大きく動かし、体全体を使ってダンスをしている様子とダンスを楽しんでいる様子が伝わってきました。私がびっくりしたのが、先生が「お茶休憩をとるから、みんな休んでね。」と言われたのですが、曲が流れると子どもたちは曲に合わせてダンスをうれしそうにノリノリで踊るんです。先生方が言わなくても列に並んで、ダンスの練習をしている様子に子どもたちの思いを感じてうれしくなりました。

その後、高学年のダンスと組体操を見ました。高学年も先生方がポイントを絞って説明をされ、その後は新しい動きの説明をされていました。子どもたちが曲に合わせてダンスや組体操をしていくところでした。この時の子どもたちの表情に驚きました。ダンスはかっこよくリズムに合わせていますが、組体操になるとド真剣な表情なんです。しばらく見ていると、ド真剣になる気持ちがわかりました。全体での動きを考えながら少しでもきれいに見えるようにとみんなで息を合わしていることが伝わってきました。だから・・表情もド真剣です。声をかけるのも憚られるくらいの集中力です。そんな子どもたちの思いに感動しました。

各学年部にあった内容で構成されている団体演技を指導してくださっている先生方にも感謝です。練習中の先生方の様子や子どもたちに向き合う思いもド真剣です。それに応える子どもたちもド真剣です。

こうして演技や競技の質が高まってきています。1010日にむけて、運動会の練習も残り1週間!

自分のめあてにむかって頑張ってほしいと思います。1010日の運動会に向けてみんながんばろう!







12:35
2025/09/30

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  9月30日

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「実りの秋~5年 脱穀体験~」

5年生が脱穀体験をさせていただきました。この日も圃場を提供いただいた種村 暢夫さんをはじめ、「たんぼのこ事業」の担当課である市農業水産課やJA,農業委員会、地域コーディネーターの奥 伊佐雄さんなどなど、たくさんの方にお世話になりました。

子どもたちは、前の週に刈った稲穂を脱穀機に通しました。足踏みをして脱穀機を動かし稲穂からもみ殻(お米)が落ちていく様子をみて、「お米ってこうしてとれるんやなあ。知らんかった。」「まだ、お米がついてるなあ。もったいなから、とらなあかん。落ちているから拾うわ。」「ぼくは、藁を拾っていくな。」普段、お店で売っている白米を見ている子どもたちは、刈り取った稲穂からとれるもみ殻(お米)を見ながら、お米を食べるまでには大変な作業があることに気づくとともにお米一粒の重みにも気づくことができたようです。

作業を協力しながら分担して行い、藁を束ねていた子どもたちから「この藁でしめ縄作ってみたいなあ。」という話がでていたようです。早速、担任の先生は、地域コーディネーターの奥さんに「しめ縄作りをしたいと言っている子どもたちもいますので、またお願いしたいです。」と次の学習につながっていく話もしてくださっていました。子どもたちの思いを大切にしてくださっていてうれしかったですし、子どもたちはもう次の活動にむかって考えているんだなあと感じました。

作業の終わりに、男の子が私のところに来て、「校長先生、早くお米を食べたいわあ。でもまだやねん。楽しみやわ。」とうれしそうにしゃべってくれました。

こうして体験を通して米作りを実感として学んでくれていることを感じました。お米を調理し食べる時のうれしそうな表情が想像できそうですし、楽しみです。

子どもたちは「たんぼの子」に近づいています。

 






12:47
2025/09/29

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  9月29日

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「消防署見学」

3年生の社会科の学習で消防署の見学に行きました。見学に出かける前に、学校の中にある消火器や消火栓などの消防設備を探し、「もし火事が起きたらどうしたらよいのか」などを考えてきたので、この日の子どもたちは、学校とは違う消防設備に驚きながら、興味深く見学しました。

消防署では署内の様子や消防士さんの仕事について説明していただき、普段は入れない署内や訓練の様子を知ることができました。また消防車の中やポンプ車の仕組みについても詳しく教えていただき、目を輝かせて見学していました。最後には、放水訓練も見せていただき、実際のホースも持たせていただきました。

今日の見学を通して地域の安全を守る消防士さんの仕事の大切さに気づき、火事から身を守るために自分たちができることを考えるきっかけとなりました。







 

 


12:41
2025/09/26

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  9月26日

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「たてわり競技~おたすけ綱引き~」

運動会のたてわり競技の「おたすけ綱引き」の練習をしました。

普通の綱引きではなく、はじめに1年生から3年生が綱を引き、その後4年生から6年生が助けに入るというまさしく「おたすけ綱引き」です。

まず担当の先生から説明をしてくださいました。ルールもわかりやすかったので、早速、赤組と青組の対戦を6回行い、なんと結果は33の引き分けです!

当日の対戦はどうなるのかわかりません。というのも綱引きは、掛け声「よーいしょ、よーいしょ」に合わせて皆で力を合わせて引くこと、低い姿勢で引くことが大切です。そしてお助けに入る高学年児童がいかにすばやく綱を引くことができるか・・。きっと、当日は6年生リーダーが中心となって声をかけ、いろいろな作戦を考えてくれることでしょう。

縦割り種目は、異学年児童が協力して競技を行うため、楽しい種目の一つです。この日は、きれいな青空とみんなの楽しそうな表情が印象的でした。







13:44
2025/09/24

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  9月24日

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「応援練習」

運動会に向けての応援練習が始まりました。各学年1組は赤組、2組は青組、それぞれが6班ずつ、全体で12班に分かれて活動します。この日は、初めての応援練習なので、応援合戦の説明です。手本を示しながら進めていくのは6年生です。各色で工夫した応援を班の仲間と分担しながら伝えます。もちろん、6年生は全員リーダーとして班の前に立ちます。

6年生は、1学期と比べて自信と「頑張るぞ」という気合を感じました。前に立つことは緊張するでしょうが、大きな声を出して、大きな振り付けを見せながら、最高の応援ができるようにという思いで進めてくれました。

また、仲間のつながりも感じます。「残り時間、何をしようか?」「声が出ないなあ、どうする?」「振り付け難しいから、どうやって覚えてもらう?」等と困ったら仲間と相談しながら進めてくれています。今後も応援練習は続きます。うまくいかないことや言うことを聞いてもらえないこと等もあるかもしれませんが、今日のように仲間と協力し活動することを通してリーダーとしての力をつけていってほしいです。そんな6年生の姿は全校のあこがれであり、手本です。

計画と準備、応援練習を6年生、ありがとう。





12:45
2025/09/22

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  9月22日

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「実りの秋~5年 稲刈り体験~」

絶好のお天気に恵まれ、5年生が稲刈り体験をさせていただきました。圃場を提供いただいた種村 暢夫さんをはじめ、「たんぼのこ事業」の担当課である市農業水産課やJA,農業委員会、地域コーディネーターの奥 伊佐雄さんなどなど、たくさんの方にお世話になりながら、自分たちの手で植えた早苗を刈り取りました。

子どもたちは、3人一組になって、1人は鎌で稲を刈り、2人目は刈った稲を束にして持つ、3人目は束になった稲を紐でくくるというように作業を分担して行いました。

私が何よりも感心したのは、9月半ばとはいえ暑かったのですが、嫌がることなく黙々と作業を行っていたことです。おかげで田んぼの一部ですが、手際よく刈ることができました。稲刈りが終わった子どもたちの中には、「稲が落ちてる。もったいない。」と言いながら拾ってくれている姿も見られました。

このように田植えから稲刈りまで、地域の方に教えていただきながら収穫まですることができましたが、これで終わりではありません。収穫したお米を調理していただくところまでがこの「たんぼの子」の学習です。次は脱穀です。子どもたちは「たんぼの子」に近づいています。






14:41
2025/09/19

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  9月19日

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「アメリカボックス」

この日は2年生の国際理解教育がありました。滋賀県庁国際交流員のクリストファーさんに来ていただき、アメリカのお話を聞きました。先日行った「ブラジルボックス」と同じで県がされている国際理解教育の事業です。

この日は、クリストファーさんから、アメリカの土地やテーマパーク、有名な動物のこと等、クイズにしながらたくさん教えていただきました。クイズにしてくださったので、その答えが意外だと「えー!」と大きな反応もありました。この日もアメリカの学校の話をしてくださいました。バスに乗って通うことや給食の写真を見比べていると、「いいなあ!」という声があがりました。

後半は、レクレーションもしてくださいました。じゃんけんや「サイモン・セッズ」というゲームもしました。一番盛り上がったのは、日本の「だるまさんがころんだ」の遊びに近い「レッドライト・グリーンライト(あかしんごう・あおしんごう)」でした。鬼が、「レッドライト」と言うと動けません。「グリーンライト」と言うと動けます。やり方もすぐに理解したので、「グリーンライト」の号令にあわせてクリストファーさんの方に上手に進み、背中にタッチをして「ヤッター」と喜ぶ姿がみられました。短い時間でしたが、一緒に楽しい時間を過ごしました。

この日も、アメリカと日本ではちがうこともありますが同じこともたくさんありました。それぞれの文化を学んで理解し、みんなが仲良く楽しく生活できるといいなあと思います。

下の写真は、そんな思いをこめて日本語指導担当の先生が作ってくださった掲示です。同じ言葉なのに意味が違うものや世界の早口言葉などを掲示してくださっています。こうしてみると、日本語っておもしろいなあと感じます。改めて日本の良さにも気づくこともできました。







13:33
2025/09/18

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  9月18日

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「ブラジルボックス」

この日は1年生の国際理解教育がありました。滋賀県庁国際交流員のジエゴさんに来ていただき、ブラジルのお話を聞きました。これは、県がされている国際理解教育の事業「ブラジルボックス」という学習です。

この日は、ジエゴさんから、ブラジルの食べ物やお祭りの様子、学校のこと等、たくさんのことを教えていただきました。特に学校の話になると、「えー!」、「すごい!」など身近な話なので子どもたちの反応も大きかったです。ブラジルの握手の方法も教えていただき実際にやってみました。

日本とブラジルではちがうこともありますが、同じこともあります。私は、ジエゴさんの「いい文化、わるい文化などありません。お互いの文化を学んで仲良くして一緒にもっと楽しくて良い世界をつくりましょう。」という言葉がとても印象的です。本校には、多国籍の子どもたちが在籍しています。言葉の違いや文化の違いはあるかもしれませんが、互いのことを知りながら仲良く過ごしてくれています。このような子どもたちのつながりが広がることを願います。

終わりには、ブラジルの「さよなら」の挨拶でお別れしました。「チヤウ、チヤウ」とうれしそうに言いながらタッチをしました。

次は、2年生が「アメリカボックス」事業でアメリカの学習をします。今から楽しみになりました。







13:02
2025/09/17

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  9月17日

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「おいしかったよ!夏野菜カレー」

この日は、すみれ学級で調理をされていました。畑で育ててきた夏野菜を使ったカレー作りです。カレーには、畑でとれた「なすび、パプリカ、トマト」が入っています。この学習は、生活単元学習の1つで、カレー作りを通して他の教科も合わせた学習をし、生活に生かすことができる力をつけることをめざしています。例えば、カレーを作るときに分量を量るのは算数科です。計画をして手順を書いたり感想を書いたりするのは国語科です。何を作るのか相談するには話合いも必要です。そして、ただ作るだけではありません。器具の準備、食材の準備、片付け、ゴミ捨ても全て学習です。子どもたちは、きれいに洗ったり、食べやすい大きさに切ったりと集中して調理をしました。コトコトと煮ている間に洗い物もしました。たくさんのことをしなければいけませんが、手順がよく給食の時間に合わせてみんなで「いただきます」ができました。

実は、夏野菜のトマトがきらいな子どもやなすが苦手な子どももいたようですが、この日の夏野菜カレーはおいしく食べることができたようです。

子どもたちの食べている様子はみんなニコニコとしていて、見ている私までうれしくなりました。とてもよい学習になったことがわかります。

そして、「先生、カレーを作ったので食べませんか?」とうれしいお誘いもあり、私もいただきました。子どもたちががんばって切った夏野菜もちょうどよい大きさで、形も崩れずに残っていました。味付けもちょうどよくとってもおいしかったです。トマトの酸味があって、さっぱりとしていてあっという間に完食しました。すみれ学級のみんな、おいしいカレーをありがとう。

ごちそうさまでした。






12:38
2025/09/16

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  9月16日

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「いよいよ運動会の練習がはじまります」

先週は、運動会に向けた取組について話をしたり、高学年では体つくり運動の1つで組体操の一人技をしたりと各学年が運動会に向けての準備をはじめてくださいました。

低学年では、ダンスの説明をされていたのですが、事前に先生方がダンスを練習し撮影したものをみんなに見せてくださっていました。テンポの良い曲に先生方がノリノリで!ダンスをされている動画を見て、子どもたちも「やってみたい!」と感じたのでしょうね。子どもたちの中には、早速、手や腰を動かしている子どもたちもいましたし、「早くやってみたいなぁ!」という声もたくさん聞こえてきました。わくわくしている表情が印象的です。

6年生の体育では、組体操の一人技をされていました。久しぶりの体育で久しぶりの組体操ですが、(昨年にやっていたこともあってなんでしょうね。)先生の合図できれいに揃っていたので感心しました。先生の声掛け通りにゆっくりと体を伸ばしながらも、手足の先までピンとしようと意識している姿は、さすが6年生、すばらしかったです。

学習の最後には、先生から「これから運動会にむけて、みんなで気持ちを1つにして頑張っていくことが大切だよね。そのために、今日はみんなでできるレクレーションをするよ。」と言われました。私は、気持ちを1つにするレクレーションって何をされるのかなぁと見ていますと、みんなで声を掛け合い、互いに協力しながらタイムを縮めようとしたり、失敗したとしても励ましたりする姿が見られるレクレーションでした。楽しみながらも絆づくりにつながるレクレーションで、みんなも自然と笑顔があふれる時間になっていました。そんな姿を見ていると、これからの頑張りがますます楽しみになりました。

いよいよ、今週からは、1010日にむけて、運動会の練習が本格的にはじまります。

自分のめあてをもち、頑張ってほしいと願っています。子どもたちのめあてを見ていると「リレーでタイムを縮めたい。」「応援をする時には、大きな声でする。」「○m走で最後まで走り切りたい。」「ダンスではリズムにのって楽しみたい。」など様々です。1010日の運動会に向けてみんながんばろう!

私たちも全力で頑張りたいと思います。







13:10
2025/09/12

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  9月12日

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「みんなちがって、みんないい」

今年は、それぞれの学年に応じた内容で特別支援理解教育をしています。

内容は、ひまわり学級やすみれ学級についての説明です。説明では、子どもたちからは「なぜ、おもちゃがおいてるの?」という質問を聞きますので具体的な勉強についても伝えます。

この学習を通して、①努力しながら頑張っている友達への理解を深めること、②誰にでも得意なことや苦手なことがあり、苦手なことでも頑張れるようにみんなが助け合い認め合えるような心情を育てることを目指しています。

ひまわり学級・すみれ学級の担任と学年の担任が交代して学習します。この学習では、説明だけではなく、見学をしたり、実際に「自立活動」の体験をしたりします。子どもたちに感想を聞いていると、

「ぼくは、〇〇ちゃんがこんなにがんばっているんだと知りました。ぼくは、〇〇が苦手であまりがんばっていなかったけど、ぼくもがんばろうと思いました。」

「おもちゃで遊ぶのかと思っていたけど勉強に使うことがわかりました。気持ちを考える勉強は大切だと思いました。」

「わたしは〇〇が苦手だけど、友達は得意だから助けてもらっているから、次は、友達が困っていたら助けたいと思いました。」

「苦手なころがあってもがんばっていてすごいと思いました。」

「苦手なことをがんばれるように応援したいと思いました。」

私たち大人も一緒で得意なこともあれば苦手なこともあります。できていないことや苦手なことを見つけるのではなく、できていることやよいところをどんどん見つけていきたいと思います。

みんなちがって、みんないいんです。




12:58
2025/09/10

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  9月10日

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「スクールガード研修会~いつものおっちゃんや、おばちゃんや~」

この日は、スクールガード研修会を行ったところ、いつもお世話になっているスクールガードの方に御参加いただきました。講師としてスクールガードリーダーの藤澤長之氏にお越しいただきスクールガードの活動や効果、服装、携行品、不審者について、危険な場所等について御講義いただきました。

講義の中で、藤澤さんがスクールガードの方とされた会話だそうです。

「私はいつも通学路で立っていますが、今まで不審者に出会ったことがないんです。」

「それはね、皆さんがいてくださるからです。皆さんが立ってくださっているから、不審者が出ないんですよ。皆さん、通学路での見守りだけでなく、散歩中や畑仕事、花の水やり中でも子どもたちに「おはよう」や「おかえり」などの声掛けをしていただいていますよね。このことが子どもたちを守ってくださっているんですよ。」

この話を聞きながら、子どもたちの安心感にもつながっていることも感じました。廊下でスクールガードの方と出会った子どもたちは、「あ、いつものおっちゃんや、おばちゃんもいてはる。」という声が聞こえてきたんです。いつも見守ってくださる方の存在を子どもたちなりに感じていて、安心できる存在になっているんだと思います。子どものうれしそうな表情を見ているとほっこりとしました。

普段からも、子どもたちからは、「おっちゃんが帰りにいはるから大丈夫」「いつもおばちゃんが「おかえり」って言ってくれはるねん」などと話してくれています。子どもたちは多くの方に見守っていただいているんだなあとありがたく感じました。

 しかし、藤澤さんも言われていましたが、不審者は0にはなっていません。事件や事故が起こりやすい危険な場所として、木がうっそうとして見通しの悪いところ、人通りや車の通行が少ないところ、高く長い塀、人気のない道、路上駐車の車が多い道、放置された空き家、公衆トイレや店舗のトイレ、地下道などをあげられました。子どもたちには再度伝えるとともに学校でも再チェックしたいと思いました。今後も防犯教室等を行い、自分の身を守る方法を学習することの大切さも感じました。

後半は質疑応答やご意見も聞かせていただきました。

「おはようと言っても何も言わないから、ずっと続けていたら、少しずつぺこっと会釈するようになりました。これからも続けます。」・・・私も同感です。

最後にうれしいお話です。

「この部屋がわからなかったら、案内してくれて、風で閉まりそうになるドアも開けて待ってくれた子どもがいてうれしかったです。」

「いつものおっちゃん、おばちゃん」と子どもたちのつながりを感じました。

スクールガードの皆さん、いつもありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。


13:00
2025/09/09

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  9月9日

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「学校保健委員会~健康は腸から~」

二学期はじめに学校保健委員会を開催しました。学校保健委員会は、学校、家庭、地域が連携して子どもたちの健康づくりを推進していくための組織です。この日は、委員である学校医の先生方や保護者の方々、教職員が参加し、健康課題の改善や健康教育をテーマに開催しました。

学校からは、健康診断や体力テストの結果、現在行っている食育についてお伝えしました。その後、京滋ヤクルト販売株式会社の松本氏から「二学期を元気に過ごすために~健康は腸から~」と題して御講義いただきました。

講義で「腸は第二の脳です。腸は気持ちの影響を受けやすいから、腸内環境を整えるとストレスに強い体になります。腸は子供の成長と健康の土台です。」と言われていました。確かに私自身、今まで緊張するとお腹が痛くなったり、ゆるくなったりしていたなぁと思いましたし、改めてバランスの良い食事の大切も感じました。

私が印象に残ったのが「食事の大切さについて意識するためにも、食事している時に子どもたちと会話を楽しむことが大切です。」というお話でした。その会話のヒントとして次のようなクイズを教えてくださいました。

「発酵食品ではないのはどれでしょう? ①豆腐 ②チョコレート ③ヤクルト」

このような会話を楽しみながら、食事について意識することが大切なんだと教えていただきました。(とはいえ、しゃべりすぎると食事も進みませんし、お行儀も悪くなりますが…)

 講義の後は、保護者の方や教職員からの質問に松本さんや学校医の先生方にお答えいただきました。子どもの姿勢、サプリメントの利用、お菓子やジュースの食べ方など・・普段みんなが思っている身近な質問ばかりで大変参考になりました。

 参加していただいた保護者の方からは、「今日の会、とってもよかったですね。もっとたくさんの人が参加したらいいですね。」とお聞きしましたので、健康づくりのためのテーマも含めて検討し、多くの方に参加していただきたいたいなあと感じました。

 (最後に・・・クイズの答えは、①豆腐です。)


12:42
2025/09/04

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  9月4日

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「園の先生から~おてがみありがとう~」

1学期の終わり頃に、1年生のみんなが園の先生たちにお手紙を書きました。これは、ひらがなを全て学習し、2・3文程度の作文の練習もかねて行ったものです。

子どもたちは、小学校で見つけたことを園の先生に伝えるために、一生懸命お手紙を書きました。ありがたいことに、子どもたちのお手紙に対して、園の先生方からお返事をいただきました。

「きれいにかけていますね」

「しょうがっこうのことをおしえてくれてありがとう」

「がっこうでのたのしさがよくわかったよ」

「さすがいちねんせいだね」など、あたたかい言葉で子どもたちに送ってくださいました。中には、5歳児さんからのお手紙もあり、とてもうれしく感じました。お返事を見て子どもたちは、「またお手紙を書きたいなあ」「教えてあげたいなあ」「先生に会いたいなあ」「園のみんなに小学校のことを教えてあげたいなあ」と思ったようです。こんなわくわくする学習になり、私も楽しみになりました。

一部ですが、廊下に掲示しているお手紙を紹介します。

先生方、ありがとうございました。
そして、園のみんなもありがとう。




16:58
2025/09/04

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  9月3日

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「みんなおかえり」

いよいよ2学期が始まりました。久しぶりに小学校に子どもたちの声が響いています。子どもたちの元気な姿を見ていると「やっぱり子どもたちがいる学校っていいなあ、うれしいなあ」と思いました。先生たちも同じで、子どもたちが学校に来てくれるのをとても楽しみにしてくださっていて、教室の黒板に書いていた「みんなおかえり」という言葉が印象的です。子どもたちと出会えることを楽しみにしてくださっている先生たちの思いが初日の教室にあふれていて、あたたかい気持ちになったのでいくつかを紹介します。






16:51
2025/09/01

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  9月1日

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「さあ、2学期が始まります」

令和7年度2学期の始業式を行いました。暑さに慣れていないため放送で行いましたが、最後まで話を静かに聞いてくれ、いいスタートになりました。始業式の講話をこのブログに載せたいと思います。

 

<校長講話>

皆さん、おはようございます。44日間の夏休みはどうでしたか。元気で過ごせたでしょうか。

さて、1学期の終業式で、校長先生は皆さんに、「けがや病気に気を付けて元気に過ごしてください、楽しい夏休みにしてください。」とお願いしました。だから校長先生は、とっても嬉しいというか、ほっとした気持ちです。それは、八日市北小学校の全校の皆さんが、誰一人「命」を落とすことなく、大きな事故やけがもなく、今こうして小学校に来てくれたからです。「あたりまえ」のことかもしれませんが、この「あたりまえ」をとてもうれしく「みんな元気で本当によかった。」と思います。

今日から始まる2学期に校長先生から2つのお願いをします。

まず1つめは、「全力を出すこと」です。校長先生は夏休みに元阪神タイガースの矢野監督さんのお話を聞く機会がありました。矢野さんは実は中学生ではバスケをして、高校から野球を始められたそうです。しかも、矢野さんは高校生の時にはレギュラーではなかったそうです。それでも、自分の可能性を信じてあきらめずに努力を続け、一般の大学入試を受けて進学され、野球部に入り、練習を重ねてレギュラーになったそうです。そして、見事にプロの野球選手の夢を実現された方です。矢野さんは、「あきらめることはいつでもできる、だから、まずは、自分ができるところまでとことんやってみてみよう」とゴールを決めて夢に向かってスタートし、精一杯チャレンジされたようです。皆さんも矢野さんのように精一杯チャレンジしましょう。全力で頑張った後には、うまくいってもいかなくても、「力を出し切った気持ちよさ」が残ります。

2つめのお願いは「友達や仲間とのつながり」です。二学期は運動会をはじめとして多くの行事があります。その行事の中で友達や仲間、みんなで力を合わせてください。心をそろえてください。自分一人では無理なことも、仲間どうし、声を掛け合ったり、励ましあったりすることで乗り越えられます。仲間と心を一つに、大きなことを成し遂げた時に、自分ひとりでは決して味わえない、「楽しい!うれしい!」があります。この学校の目標である「みんなが楽しい!八日市北小学校」にまたひとつ近づくと思います。

2学期は、大きな行事である運動会があります。6年生の皆さんは、全校を引っ張るリーダーシップをいろいろな場面で発揮してください。6年生は全校のあこがれです。そんな姿をみて全校のみんなもがんばります。全校のみんな一人ひとりが、「全力を出すこと」と「仲間とのつながり」の二つを大切にし、力を合わせて最高の運動会にしましょう。

最後に、今日学校に来たら窓がきれいになっていることに気づいたことでしょう。実は、8月30日に5年生と6年生のおうちの方が学校に来てくださってみんなのために、窓の蜘蛛の巣をとり、きれいに拭いてピカピカにしてくださいました。気持ちの良い教室になりましたね。うれしいですね。だからこそ、気持ちの良い教室で勉強を精一杯がんばりましょうね。

さて、9月に入りましたが、まだまだ暑さが厳しい毎日が続きます。皆さんには、何よりも気を付けてほしいことは「熱中症」です。誰一人「熱中症」にならないよう、十分気を付けて過ごしましょう。登下校時や体育などでは、かならず「マスク」は外し、日傘を使いましょう。お茶などの水分も喉が渇く前に飲みましょう。自分の命を守ることが何よりも一番大切です。

これで校長先生からのお話を終わります。静かに最後まで聞いてくれて、ありがとう。

1日の様子

二学期のめあてを書いてるよ


久しぶりの学校は楽しいなあ


16:10
2025/07/23

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  7月23日

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「楽しい夏休みを!」

令和7年度1学期の終業式を終えることができました。子どもたちは集中力を切らさず、とてもいい終業式になりました。終業式の講話をこのブログに載せたいと思います。

 

<校長講話>

皆さん、おはようございます。いよいよ今日で1学期が終わります。明日からは待ちに待った夏休みです。皆さんにとって、この1学期はどんな学期になりましたか?今日は、2つのお話をします。皆さんのがんばったことと夏休みについてのお話です。

さて、すみれ・ひまわり学級の皆さんは、校長先生が教室に行くと、いつもみんなが仲良く過ごしていることがわかりましたし、勉強を一生懸命している姿がみられてうれしかったです。廊下の掲示している作品は、かさやかたつむり、冷やし中華など、季節が変わるごとに次は何かなぁといつも楽しみにしています。野菜も頑張って育てましたね。よくがんばりました。

1年生は、いつも元気よく笑顔であいさつをしてくれるのでうれしかったです。とてもさわやかですてきな1年生です。先生のお話を一生懸命聞いて勉強している姿も立派でした。この1学期で、学校のことを覚えて、よくがんばりましたね。園の先生にもすてきなお手紙を書けましたね。園の先生方も喜んでおられましたね。

2年生は、水泳で浮くことに頑張って挑戦していましたね。野菜もがんばって育てました。「こんなにトマトがとれたよ」と見せてくれ、うれしかったです。そして、1年生に学校のことを教えてくれましたね。七夕集会でもしっかりとした姿を見せてくれ、すごいなと思いました。頼りになるお兄さんお姉さんでした。すばらしいですね。

3年生は、筆で書く習字やリコーダーなど初めて挑戦することが多い学年です。初めてのリコーダー、良い音が聞こえていましたよ。また、理科では、風やゴムの働きを実験で調べていました。みんなとてもよく考えていて、感心しました。考える力がグンと伸びる3年生です。これからもいろいろなことに挑戦して力をつけてほしいです。

4年生の教室前廊下に、とても細かい模様の魚の絵が飾られていましたね。根気よく取り組んで作成した様子が伝わってきます。そして、総合的な学習では、河辺いきものの森の方に教えていただいて生き物さがし等いろいろなことに頑張りましたね。その集中力がすごいなと思いました。皆さんの学習に向かうパワーが素晴らしいので、経験したことが力となっていきます。

5年生は、田んぼの学校でお米について学習したり、家庭科で初めての調理実習や裁縫をしたり、体験の中での学びがたくさんあった1学期でしたね。そのどれにも一生懸命取り組む5年生は、さすが高学年だなと思いました。夏休みにあるフローティングスクールも楽しみですね。5年生から始まった委員会での様子を見ているとしっかりと高学年としての自覚がでてきたことも感じます。これからも良い学校にするために力を貸してくださいね。よろしくお願いします。

6年生は、最高学年として、すばらしい縦割りの旗を作ってくれただけでなく、毎回工夫した縦割り活動で、下学年を楽しませてくれました。委員会活動もみんなが楽しくよりよい学校になるための活動を考えてくれましたね。いつも全校のみんなは楽しみにしていましたよ。学校のみんなをわくわくさせる取組をしてくれてありがとう。きっと休み時間など皆さんの大事な時間を使ってくれたのだと思います。学校をよくしたい、みんなに楽しんでもらいたいと、人のために動けることは、とても立派です。皆さんが、6年生として、がんばってくれることで、八日市北小学校がさらに良い学校になっていきます。これからもよろしくお願いします。

それから、学校全体でよかったなと思うことは、この1学期、「ありがとう」という言葉が大事にできたことです。「ありがとうメッセージ」の取組で、「ありがとう」がいっぱい増えましたね。「ありがとう」は、みんなを幸せな気持ちにさせる魔法の言葉です。これからもどんどん広げていきたいですね。

1学期につけた力をもとにして、2学期、更に力を伸ばしてください。さて、明日からは夏休みです。

夏休みについて2つの話をします。

1つめは、けがや病気に気をつけて元気な夏休みにしてほしいということです。暑い日が続きますので、大切にしてほしいのが「早寝・早起き・朝ご飯」です。生活リズムを整え、健康でいられるように、気をつけてください。

2つめは、やりたいこと、やろうと思うことに挑戦してほしいということです。長い休みです。どう過ごすかを自分で考えて、計画してください。考えたこと、挑戦したことは、皆さんの力を大きく伸ばすことになります。
では、9月1日に元気な皆さんと出会えるのを楽しみにしています。










08:33
2025/07/17

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  7月16日

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「英語で話すって楽しいね」

この日は3年生が外国語活動でスピーチをする授業でした。英語で「自分の名前、好きな色、好きな食べ物、好きなスポーツ」を話します。ただ英語で話すだけではありません。英語を使って会話をする学習ですので、大切なことは、相手を見てわかりやすく話すことです。

スピーチが始まると、はじめに「ハロー」と手を振る仕草を入れて話します。子どもたちの様子から相手と仲良くなろうという思いが伝わってきますし、英語の発音もとても上手です。何も見ないでスピーチをすることもあります。また、子どもたちの表情はにこにこと朗らかで、外国語活動を楽しみにしていることを感じてとてもうれしくなりました。みんなの前で英語のスピーチをすることは、私ならとても緊張しますが、今までの学習の積み重ねもあるんでしょうね。子どもたちは、緊張しながらも「英語で話すのは楽しい」と言いながら頑張っていた姿が印象的でした。

 

このように中学年の外国語活動では楽しみながら学習し、「もっと話せるようになりたい」「もっと書けるようになりたい」「もっと読めるようになりたい」という思いを高学年の英語につなげていきたいと思います。このような学習を通して、子どもたちが英語だけではなく、いろいろな言語で世界中の友達と会話ができると素敵だなあと思いました。みんなの頑張っている姿から私もそうなりたいと思いました。今日はみんなの頑張っている姿を見せてくれてありがとう。





12:04
2025/07/15

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  7月15日

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「食育~4年生 よりよく成長するための食事とは~」

この日は、栄養教諭のI先生と担任の先生で4年生に食育の授業をしてくださいました。教室に入ると黒板には、「10」と「17」という数字が書いています。これは何の数字かと子どもたちと一緒に悩んでいると、なんとこの4年間で子どもたちが成長した数字でした。この4年間で増えた体重が「10㎏」、のびた身長が「17cm」程度なんだそうです。こんなに成長したのかとびっくりしていました。でも今日は食育の授業です。さすがI先生です。「成長するためには、どんな食べ物をとるとよいのかなあ」と食事と関連付けた質問をしてくださいました。子どもたちはよく知っていて、「お肉や野菜をとるといい」「お魚がいい」「カルちゃん、せんいちゃんをとる」などの言葉も出てきて、今までの食育の積み重ねも感じました。I先生からは、「特に大切な栄養素」として「たんぱくしつ、カルシウム、ビタミン」を教えていただきました。しかし、今日の学習は栄養素を覚えることではありません。どのような食事がよいのかを考える学習ですので、子どもたちはいろいろな食品を組み合わせて献立を考えました。「お肉と魚はいらん」「お野菜はいるで」「給食はこれとこれがあるよ」「これは多すぎる」など、教えていただいた「たんぱくしつ、カルシウム、ビタミン」がバランスよくとれるように献立を考えました。班で考えた献立は、バランスよく上手に考えていて感心していたのですが、いくつかの献立には「カルシウム」が足りないことをI先生から教えていただき、びっくりしました。子どもたちは「やっぱり給食ってバランスがいいなぁ」と給食の献立を栄養の面からも考える機会になりました。

学習の最後にI先生は「みんなこれから夏休みだね。家で食事をとるときに、今日の学習のように、お昼ご飯におにぎりを食べている時、家(冷蔵庫)に食べてもよいチーズや牛乳、ハム、プチトマトなどがあれば、おにぎりとこれらを食べると自分でも3つの栄養素がとれてバランスがよい食事になるね。今日のように「バランスがよい食事」について考えることが大切だよ。」とまとめてくださいました。夏休み前に食事について意識できるよい学習になりました。I先生、ありがとうございました。





12:52
2025/07/14

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  7月14日

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「学んだことを生かす力~算数と国語の学習~」

この日は、6年生代表児童が算数専科のF先生と一緒に校長室に来て、算数で学んだことを報告してくれました。これは、私が「もっと6年生のことを知りたい」と言ったことを先生が上手に算数につなげてくださった学習で、今日はそのまとめでした。

私は、算数の報告なので、「〇〇を調べて〇〇ということがわかりました。」とわかったことを順番に報告してくれるものだと思っていましたが、さすが6年生でした。今日の報告は算数と国語の学習でした。算数で学んだことを相手にわかりやすく説明する国語の学習でもありました。

まず今日の報告についての説明から始まりました。

「校長先生、こんにちは。今日は僕たちが『データの活用』の学習で6年生にアンケートなどをして集めた様々なデータを表やグラフにしました。今日はそのデータをまとめてわかったことを報告します。」

確かになぜ校長室に来てくれたのか、何の学習の報告なのかを説明しないとわかりません。このように初めに挨拶や説明をすることは大切なんだと改めて感じました。

そして、学習でまとめた中からこの日は「メディア時間」について報告してくれました。子どもたちの姿を見ていて学習の積み重ねを感じました。以前に参観した授業でも感じましたが、子どもたちは集めたデータから試行錯誤しながら何がわかるのかを考え、自分自身とも比べて考えられていました。

「私は1日のメディア時間を調べました。中央値でみると〇組の方が全国よりも〇分長いことがわかりました。私自身も減らさないといけないと感じました。」

「私も1日のメディア時間を調べました。〇組のメディア時間の平均値では〇分で全国と変わらないことがわかりましたが、最頻値では〇分、中央値では〇分で、全国よりも短いことがわかりました。私自身のメディア時間は〇分で全体より短いことがわかりました。」

報告を聞きながら、代表値によって見方が変わることを子どもたちからも教えてもらいました。私自身は今までアンケートなどでデータを集めても平均値程度しか活用していなかったので、私も上手にデータを活用したいと思いました。

それに比べて子どもたちは、算数で学習した最頻値や中央値、平均値等の代表値の意味や集めたデータを生活と結び付けて考え、堂々とした態度でわかりやすく説明してくれました。

この日は、本校が目指す「学びを生かす」ことにつながっている姿をみて、1学期の子どもたちの頑張りを感じました。来週から夏休みです。みんなが報告してくれたように自分自身のメディア時間を振り返りながら規則正しく過ごしてほしいです。

6年生のみんな、勉強をよく頑張りました。そして、6年生のことを教えてくれてありがとう。F先生、算数と国語の学習をあわせてしてくださりありがとうございました。


16:39
2025/07/11

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  7月11日

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「絵本ボランティアさんによる『夏のおはなし会』」

この日は、夏のおはなし会がありました。いつも「読書の時間」に各教室に絵本の読み聞かせに来ていただいているボランティアさんたちと学校司書のY先生、そして教頭先生が、普段の読み聞かせだけでなく、何か特別な読み聞かせイベントができないか…と考えてくださり、今回は「夏のおはなし会」と題して開いてくださいました。会場の飾りつけも凝っていて、ひまわりなどの夏花やお化けなど・・夏らしく、そして可愛く準備してくださいました。ポスターもとても素敵に作ってくださいました。

この日のロング昼休みには、低学年を中心として中学年や高学年も含めて60人ほどが集まりました。「何が始まるんだろう…?」とわくわくしながら待っています。夏にちなんだ絵本の読み聞かせをしたり、お手製の紙芝居を披露したりしてくださいました。ページがめくられるたびに子どもたちは、お話に引き込まれていき、「わあ~!」、「なんでやねん!」、「そうなるんや~!」などと自然に反応し、笑ったり突っ込んだりして、みんなで楽しい時間を過ごすことができました。

絵本ボランティアの皆さん、Y先生、教頭先生本当にありがとうございました。

 

現在、学校に関わっていただき、学校教育を支援してくださっているボランティアさんは、絵本ボランティアさんをはじめ、外国人児童支援ボランティアさん、体育活動(ペース走大会、体力テスト等)支援ボランティアさん、家庭科(ミシン等)支援ボランティアさん、そしてスクールガード(安全見守り)さんなどです。これからも、ボランティアさんが増えていったらいいなと願っています。例えば、校外学習の引率ボランティアさんや昔遊びや農作業を一緒にしてくださるボランティアさん、地域の貴重な文化財(神社仏閣や史跡等)をガイドしてくださるボランティアさんなど…たくさんの保護者や地域の皆さんが学校に関わっていただけるといいなと思います。どうぞよろしくお願いいたします。





 


12:43
2025/07/10

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  7月10日

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「いかのおすし」

この日は1年生の防犯教室がありました。この学習は、東近江市の生涯学習課や他課から数名の方に来ていてだき、自分の身は自分で守る「防犯」について考える機会として1年生が行っているものです。

この学習では、不審者役の方が、「なあなあ、おっちゃんな、学校の先生から言われてきたんよ。暑いから〇〇まで車に乗せていってあげるよ。」と声をかける場面から子どもたちにどうすればよいのかと考えさせてくださいました。実際には、大変怖い場面ですが、不安に感じないように工夫してくださったので、子どもたちは、いろいろな考えを発表してくれました。「車に乗ったらあかん。」「すぐ逃げる。」「走ってにげる。」「たすけてって言う。」など、普段子どもたちに伝えている「いかのおすし」をわかってくれていて安心しました。今までからも園や家庭で聞いてきたのでしょうね。学校でも常に子どもたちには「いかのおすし」というキーワードで話しています。

「いか」は行かない

「の」は乗らない

「お」は大声でさけぶ

「す」はすぐに逃げる

「し」は知らせる

で安全に下校しよう・・・です。

これから夏休みに入りますが、このことを忘れずに安全に過ごしてほしいと思った学習でした。みんんが毎日元気に過ごしてくれることを何よりも願っています。




13:07
2025/07/04

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  7月4日

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「園の先生に伝えたいな」

入学してから3か月たちましたが、1年生はいろいろな行事や勉強をがんばっています。ひらがなの勉強を終え、今は習ったばかりのひらがなで明日の時間割や今日の宿題を連絡ノートに書くことをがんばっています。何をするにも一生懸命の1年生です。そんな1年生は、新しい勉強でがんばっていることや小学校のことを伝えたくて仕方がないのでしょうね。その気持ちに気づいてくださった1年生の先生方はちょうど作文の勉強をする時期でもあったので、この気持ちを大切にして作文の勉強ができないかなあと考えてくださり、お手紙を書くことをみんなに提案してくださいました。

「みんな、がんばっていることや小学校のこと教えてあげたい人はいる?」

「〇〇先生に言いたい!」

「〇〇先生に、〇〇を教えてあげたいなぁ。」

「〇〇の教室にはこんなものがあったから言いたい。」

「〇〇先生に〇〇で見つけた〇〇を話したいなあ。」

と子どもたちは園の先生にお手紙を書けることに大喜びで、伝えたい気持ちもいっぱいです。

 

でも国語の作文の勉強です。いつもなら先生たちから教えていることも今回は子どもたちから

「ていねいに書かないといけないね。」

「まちがえないように正しく書こう。」

こんなことを言ってくれてびっくりしました。大好きな先生たちに伝えたいという気持ちは勉強へのやる気にもなっています。この時期の1年生の作文の勉強では、知らせたいことを2文程度書けるように教えます。初めての作文ですから、マス目に文字を書くことさえ難しいのですが、先生方はお手本のお手紙を見せたり、わざと間違えて書き方の確認をしたりしながら正しく書く勉強をしました。一生懸命に書いた作文には、

「わたしは、がっこうたんけんでこうちょうしつにいきました。きんこをみつけました。おおきかったです。」

「ぼくは、がっこうたんけんでりかしつにいきました。がいこつがありました。こわかったです。」

初めての作文なのにみんなとても上手に書けていて感心しました。作文の勉強ならこれで終わりですが、今回はこのお手紙を園の先生に送りました。

園には届いたかなあと思っていると、今日は園長先生からこんなうれしい電話がありました。

「入学してから3か月なのにこんなに上手に書けるようになっていてびっくりしました。みんながこんな上手に書いていてとてもうれしかったんです。あまりにうれしかったからお電話しました。」

 

一生懸命にお手紙を書いたみんな、よかったね。うれしいね。これからも勉強がんばろうね。

そして、国語の作文の勉強でこんなすてきなことを考えてくださった先生たち、ありがとうございました。今日はあたたかい気持ちになった国語の勉強でした。

 

 

 

 

 

 


13:06
2025/07/03

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  7月3日

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「七夕集会~1年生と仲良くなりたいな~」

この日は、2年生と1年生の交流学習「七夕集会」がありました。これは、2年生が「もっと1年生と仲良くなりたいなぁ」という思いが発端となり1年生を招待して開いてくれたものです。いつも児童集会で6年生の姿を見ているからでしょう。さすが2年生です。司会や進行も立派な態度で行い、座って聞いている姿勢もとてもよかったです。

七夕集会では、飾りつけなどの準備も2年生がしてくれていました。1年生のためにと考えて作ってくれた折り紙のくさりやタイトルは、見ているだけであたたかい気持ちになりました。集会では、七夕にちなんだ紙芝居を2年生が読んでくれましたが、わかりやすくゆっくりと読めていました。1年生のために心をこめて読んでいることが伝わってきました。集会の最後は、1年生と2年生がペアになって短冊に願い事を書きました。「友達がいっぱいできるといいな」「勉強をがんばるよ」「友達と仲良くなりたいな」など子どもたちの願い事を見ていると心がほっこりとします。ひらがなを習ったばかりの1年生に2年生が書き方を教えてあげる場面もありました。お兄さんやお姉さんになって頑張っている2年生の姿がうれしかったです。その姿を見ている1年生にとってもあこがれの2年生になったことだと感じました。

終わった後の2年生からは、「上手にできてうれしかったよ」「緊張したけどがんばったよ」「仲良くなれてうれしかったよ」などとニコニコしながら話してくれました。子どもたちにとって、このことは

大きな自信につながったことでしょう。

2年生、すてきな集会をありがとうね。そして、よくがんばったね。






13:05
2025/07/02

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  7月2日

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「楽しみにしていたよ」

平成27年から、毎年、たねや様より多くの図書を寄贈していただいています。今年で11回目となり、冊数が171冊になります。今年度も学校司書のY先生が、子どもたちが興味をもっている本や子どもたちにぜひ読んでほしい本をたくさん選んだくださったので大人気です。

本校では、図書委員さんが全校のみんなにもっと図書室にきてくれるようなイベントやもっと読書好きになってくれるような呼びかけなどを工夫して取り組んでくれているので、たくさんの子どもたちが図書室に来てくれ、すきま時間があると本を読んでいる姿をよく見かけます。考えてみると日常生活では、動画やデジタル記事などがあふれています。ですが、子どもたちには、ぜひたくさんの本を実際に手に取って、デジタルにはない本の楽しさに浸ってほしいと思います。本は知識を得るばかりでなく、心の栄養にもなります。これからも子どもたちには、ぜひ様々なジャンルの本を読んでほしいです。




13:49
2025/06/30

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  6月30日

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「たてわり遊び」

朝、2人の6年生が「このお花、もらったねん」と言って、かわいい花束を見せてくれました。班の下学年の子どもたちが道端にある花を束ねて作ったものでした。きっと「いつも連れてきてくれてありがとう」の気持ちでしょう。また、2人の6年生がそれを大事に学校まで持ってきてくれたこともうれしく思いました。朝から気持ちがほっこりしました。

そして、この日の中休みは、全校たてわり遊びでした。6年生が中心になって、遊びの内容やルール、進行の仕方等を考え、自分たちが仕切り、たてわり班遊びを楽しみました。

以前のたてわり結団式と比べると、教室に集合するまでの時間や6年生の指示や説明、班のみんなへのサポートの仕方など、とてもスムーズになっていました。でも、見ていると困っている場面もありました。「説明したルールの意味が分かってもらえない。」「話を聞いてくれない。」「固まってしまう時にどうしたらいいのか。」など、日頃先生たちがやっている仕切りや進行を自分たちだけでするとなかなか思っていたようにはいきません。しかし、このようにうまくいかないことがあっても活動の振り返りを行うことで少しずつですが確実にリーダーとしての力をつけていってくれていることを感じます。

では、6年生以外の班の子どもたちはどうだろうと思ってみていますと、5年生は、6年生の仕切りを真剣に見たり、少し声掛けを手伝ったりしてくれている場面もありました。少しずつ「次は自分だ」という気持ちが出てきているのだとうれしく思いました。

また、低学年は、6年生は大好きなお兄さんやお姉さんなんでしょうね。ニコニコしながら、うれしそうにリーダーの言うことを頑張って聞こうとする姿が見られました。中学年はたてわり遊びを楽しみながら遊びを盛り上げてくれていました。

私はいつもこの中学年の参加の仕方や自分たちの役割を考えさせることが一番難しいと思っています。終わってから中学年の子どもたちはどんなことを思っているのかなぁと教室をのぞいてみると、先生たちが今日の振り返りとして子どもたちに「どうだった?どんなことをしたの。」「班のリーダーはどんなことをされていたの。」「〇〇さんが、大きな声で答えを言っていたんだね。」「〇〇さんは、盛り上げてくれていたんだね。」など、自分たちの参加や役割について考えさせてくださっていました。

この活動は、子どもたちが主体となって活動しますが、活動するまでの準備や終わってからの振り返りが必要です。手間はかかりますが、本校が重視している「なすことによって学ぶ」ことを実感する今日のような機会を今後も大切にしたいと思いました。6年生、いつもありがとう。






13:22
2025/06/27

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  6月27日

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「6÷2=3の式になる問題~2つの問題から考える~」

3年生教室をのぞくと、黒板に2つの問題がありました。6÷2=3の式になる問題です。1つ目は「6このみかんを2人で同じ数ずつ分けると、1人分は何こになりますか」です。2つ目は、「6このみかんを1人に2こずつ分けると、何人に分けられますか」です。この日は、今まで学習してきたかけ算や図をかいて2つの割り算の意味を考える学習です。

先生から「似ているけれど、違うね。どのような違いがあるかなあ。考えてみてね。」と言われると子どもたちは「こっちは、2人に分けるから…。」「こっちは2こずつ分けるから・・・。」等と言いながら、2つの問題にあう絵をノートにかきながら、試行錯誤しながら考えていました。

しばらくしてから先生は、「友達と考え方が同じか違うか、話してみようか。」と言われると自分の考えはこれでいいのかなあと思っていたんでしょうね。自分の考えを友達に話して、絵や考え方を比べていました。なかには、「これとこれが逆やで。だって、こっちは2人に分けるやろ。これやったら3人に分けることになるよ。」と友達と話す中で、少しずつ割り算の意味が分かってきたようでした。このような学習の最後に、先生は全員で2つの割り算の意味をおさえながら、まとめてくださいました。

本校では、東近江市が推奨している「めじとまふ」で授業を行っています。「めじとまふ」とは、「めめあてをしる」「じ=じぶんで考える」「と=ともだちと交流する」「ま=まとめる」「ふ=ふりかえる」です。今日の授業は、まさしく「めじとまふ」で授業をされていたのですが、私は授業を見ながら、「じ」にあたる自分で試行錯誤しながら考える時間の大切さを感じました。また「と」にあたりますが、自分の考え(間違いも含めて)をもって友達と話すことで「なるほどなあ、これでいいのか。」とか「これが違うのか。」など子どもたちの理解が深まることを実感しました。そして、「ま」にあたる全員でするまとめで割り算の意味がおさえられるんだなぁと先生の授業から学ばせていただきました。子どもたちは、きっと「6÷2=3」の2つの問題の意味を実感し、身の回りの生活でも生かしてくれるんじゃないかなぁと思っています。また、3年生のみんなに聞いてみたいです。






10:15
2025/06/25

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  6月25日

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「北小ギネスに挑戦!」

本校では、委員会活動で5・6年生がいろいろなアイデアを出して「みんなが楽しい!八日市北小学校」を目指しています。

体育委員会では、運動を楽しみながら体力がつくような企画をしてくれています。今回は、以前に行った体力テストを「北小ギネス」と題し、各種目の1位の記録を掲示し、お昼の放送で表彰をしてくれました。北小ギネス(体力テスト)には、50m走やソフトボール投げ、反復横跳び、長座体前屈、握力、シャトルラン等があります。

この日は、手作りの表彰状を体育委員会から渡してくれました。表彰をする体育委員会さんも渡される子どもたちも全校放送なので、緊張しながらもはっきりとした声で読み上げ、渡される子どもたちの態度も立派でした。

全校のみんなはどう感じているのかなあと教室を見に行きますと、「わあ、すごいなあ!」「いくつも賞状をもらってはるなあ、すごいなあ」「〇〇ちゃん、〇〇もうまいから、やっぱり1位やなあ」「ぼくもがんばりたい」「次は〇〇をめざそう」「あとちょっとで私もいけたかもしれんのになあ」と表彰されている子どもたちをたたえる姿や次への意欲につながっている姿が見られ、これからの子どもたちの頑張りが楽しみになりました。

私は、みんなの様子を見ながら、結果だけではなく、普段からのがんばりや互いの良さを理解し認めあってくれていることを感じ、子どもたちの手作りの表彰状にほっこりとした気持ちになりました。

体育委員会さん、企画・運営をありがとう。そして、北小ギネス1位のみんな、おめでとう!





13:04
2025/06/24

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  6月24日

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「学んだことを生かす力~データの活用~」

この日は、教員の研究会が本校であり、多くの先生方が来校されました。5時間目に専科指導の先生の授業を参観し、その後で研究会が行われました。本校には、専科指導といって、担任ではなく一人の先生が算数の高学年の授業を一手に引き受けています。これは、中学校のように教科の専門性を活かした指導をすることや、担任の先生方の負担を軽減することを目的に、R4年度から行っているものです。専科指導の先生は、特にICT分野で長けておられ、授業におけるタブレット端末活用を推進してくれていますし、本校の校内研究の推進役でもあります。

さて、今日の算数のテーマは「データの活用」で11時間程度かけて次のような学習をします。

・集めるデータを考える。例・・「借りた本の冊数?朝食の有無?等」

・どのように集めるのか?例・・「アンケート?一人ずつ聞いていく?等」

・集めたデータをどのようにまとめるのか?例・・「円グラフ?柱状グラフ?等」

・データの結果からどのようなことが分かったのか?

・発表・・私(校長)に発表をしてくれます。とても楽しみにしています。

と大人顔負けの内容です。実は、私が子どもたちに「もっと6年生のことを知りたい」と言ったことから、先生が上手に算数のこの単元につなげてくださいました。

子どもたちは、「睡眠時間や運動時間、入浴時間、メディア時間等」を調査し、データを集めました。そのデータをもとに、平均値や最頻値、中央値、最大値、最小値を学び、数値を求めます。一昔前ならこれで終わりです。私なら、データを集めて棒グラフ等にして、「例えば〇組の睡眠時間は、〇時から〇時が多いことがわかりました。」とまとめて終わっていたかと思います。しかし、現在の6年生の算数では集めたデータから考察し、自分の生活と結び付けて考えることを目指します。

この日は、「このデータからどんなことがわかるのか?」という課題で、データについて考察する学習でした。先生の授業では、まず自分で考えてプリントにその考えを書きます。その後、そのプリントをタブレットのカメラで撮影し、それを先生に送信することで、全員分のプリントが一覧表示され、だれでも閲覧できるようになります。なかなか自分で考えられない時は、友だちのプリントを参考にしながら考えられますし、自分の答えを出している場合は、自分と友だちの考えを比較したりできます。

ICTをうまく活用され、それぞれの必要に応じた学び「個別最適な学び」やいろいろな考えを交流しながらの学び「協働的な学び」が今までより簡単に効率的にされている授業でした。

何よりも子どもたちの姿を見ていると、今までの学習の積み重ねを感じました。子どもたちは、集めたデータから試行錯誤しながら、自分の考えをもちます。例えば「私のお風呂時間は、平均値よりも少ないからクラスの中では短い方だ。でも最頻値と近いから同じような友達もいる。」等です。最頻値や中央値、平均値等の代表値の意味や集めたデータを生活と結び付けて考えていて、感心しました。

このような学習を積むことは、データの活用の仕方がわかるだけでなく、自分の生活と結びつけて考え、本校が目指す「学びを生かす」ことにつながっていくことを感じました。私もいろいろな見方でデータの活用をしたいと思いました。今日は、専科指導の先生の授業から学ばせていただきました。ありがとうございました。

 

 

 

 


12:42
2025/06/23

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  6月23日

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「1年生となかよくあそぼう」

本校では、委員会活動で5・6年生がいろいろなアイデアを出して「みんなが楽しい!八日市北小学校」を目指しています。この日は、つながり委員会が「1年生となかよく遊ぼう」と題して、全校に呼びかけてくれました。昼休みに1年生がしたい遊びを一緒にすることでつながりを作り、仲良くなろうと考えてくれた企画です。いすとりゲームや新聞じゃんけんなど、1年生にあわせた遊びを委員会が中心になって進行してくれました。うれしくて喜び、はしゃいでいる子どもたちに説明するために、大きな声を出すだけでなく、静かに聞いてもらえるように「わあ、よく聞いてくれているね。」「この列、うまく並べているね。」など私たち教員がしているような声かけを子どもたちがしてくれていて、驚きました。遊びの中でも、「よくがんばったね。」「はい、ここで待っててね。待っているときは、応援してあげようね。」などにこにこ笑顔でやさしい声かけをする姿に見ている私の方がうれしくなりました。このようなつながりがたくさん増えていくとうれしいです。つながり委員さん、企画・運営をありがとう。





12:39
2025/06/19

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  6月19日

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「わあ、とれたよ、いたよ!」

本校では、4年生が河辺いきものの森で自然体験学習(探求学習)「もりのこ学習」をしています。滋賀県の特色ある教育の「うみのこ」「やまのこ」「たんぼのこ」学習に合わせて、「もりのこ学習」です。

この日は、4年生が、河辺いきものの森に「もりのこ学習」に出かけました。「水辺にはどんないきものがいるのかを調査する」のが今日の学習の目的です。

今年度も山北さんはじめ、たくさんのいきものの森スタッフの皆さんにお世話になっています。はじめに今日の調査の仕方について説明をしていただきましたが、大切なポイントとして「森(自然)の環境やいきものを大切にすること」をお聞きしました。その後、スタッフの皆さんにガイドしてもらいながら、実際に水辺に入り、いきものを見つける活動です。水辺に入ると泥で濁るので、教えていただいたようにそうっと網を忍ばせていきものをさがしたり、草むらや石の下に網を入れて探したり、友達と一緒に魚を追い込んだりと夢中になっていきものを見つけていました。子どもたちからは、

「ヤッター、こんな大きな魚つかまえた!」

「このいきものは何かな?」

「追い込むから、一緒に網を持ってきて!」

などの声が聞こえ、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。

見つけたいきものをスタッフの皆さんが水槽に入れてくださったので、最後にみんなで観察しましたが、大事そうに触ったり「かわいいなあ」と見たりしている子どもたちの様子を見ていると、川遊びでいきものを見つけることは少なくなったかもしれませんが、自然と触れあうときの子どもたちの喜びや感動は変わらないように思い、なんだかほっとしました。

これからの「もりのこ学習」でも子どもたちが、自然のいきものや不思議なことをたくさん見つけ、自分なりにその不思議を探求していってほしいと願っています。

お世話になった皆さん、ありがとうございました。

 







15:52
2025/06/17

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  6月17日

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「小学校でまってるよ」

この日は、八日市幼稚園、建部幼稚園、むつみ保育園の5歳児さんが、一緒に八日市北小学校に来てくれました。これは、4月に入学する子どもたちが、小学校入学前に一緒に過ごすことができないかと園の先生方が相談されて実現したものです。

とても暑い日でしたが、顔を真っ赤にしながら、みんな頑張って北小の運動場まで歩いて来てくれました。私からは「暑かったのによく来てくれたね。みんなが来てくれるのを待っていたよ。今日は大きな運動場でいっぱい遊んでね。」と話をすると、「はい、暑かったよ」「うん、楽しみだよ」という返事もありました。5歳児のみんなにとっては、あこがれの小学校、あこがれの運動場なんでしょうね。運動場で先生や友達とかけっこをしたり鉄棒をしたり、とても楽しそうに過ごしてくれました。

中休みになると、お兄ちゃんやお姉ちゃんと出会い抱き着く場面や懐かしい園の先生との再会で喜ぶ子どもたちもいて、園の子どもたちだけではなく、北小の子どもたちにとってもうれしい時間になりました。帰る前には、「ありがとうございました。」と元気よく言ってくれて感心もしました。

考えてみると、入学前にこうして顔を合わして遊び、小学校を体験しておくことは、入学前の不安をなくすことにもつながり、とてもいいもんだなあと思いました。まさしく、これが、東近江市が力を入れている幼小連携だと感じました。園の先生方、このような場を作ってくださりありがとうございました。また、小学校に来てくれること、楽しみです。「みんな待っているよ。」





12:43
2025/06/12

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  6月12日

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「いよいよ明日が本番、ミュージックフェスティバル」

これまで1か月以上もの間、練習を重ねてきたミュージックフェスティバルの本番が明日になりました。今日は、どの学年も最後のリハーサルです。体育館練習を始めた頃と比べて、見違えるようです。これはみんなの気持ちが一つに揃ってきたからこそ、音が一つになっているのだと感じました。どの学年も素敵な歌声や演奏に仕上がってきました。明日は緊張するでしょうが、練習の成果が出せるように願っています。




入学してから約2か月の1年生。何事にも一生懸命頑張っている姿が発表にも表れています。その一生懸命さがほほえましいです。学校生活にも慣れてきて、今まで幼稚園や保育園、幼児園で身につけてきた力も十分に発揮しながら元気いっぱいの発表です。




元気いっぱいの2年生。「〇月生まれ~、はーい!」と楽しそうに歌う様子にこちらまで笑顔になります。1年間で鍵盤ハーモニカも上手に吹けるようになり、いろいろな楽器も入れた合奏にも挑戦します。何事にも頑張っていこうとする思いがあふれる発表です。



やさしさ・元気・リズミカルさを出してくれる3年生。歌詞に合わせたやさしい歌声で魅了された後は、一転して元気いっぱいでリズミカルな合奏です。合奏と合唱の切り替えもでき、表情や動きも去年までとは違います。曲に入り込んでいる様子がかっこいい発表です。


パワー全開の4年生。伸びのあるきれいな歌声やリズミカルな鉄腕アトムの演奏は心が弾みます。指揮を見るみんなの視線や演奏する時の集中力も含めて音楽のレベルがぐんと上がったと感じます。みんなの心が1つになってがんばっている発表です。


高学年になり自信がついてきた5年生。合奏は会場を巻き込んでしまうほどの演奏です。思わず体が動いてしまいます。パワフルな5年生が1つになり迫力のある演奏や素晴らしい歌声の合唱に感動します。みんなが音楽を楽しんでいることを感じる発表です。

そして、今年が最後のミューフェスになる6年生。練習を始めてからの約1か月。毎日まじめに練習に取り組んできた姿が何よりも素晴らしいです。6年生のみんなが「よい思い出を作ろう!」「最高の演奏をしよう!」「最高のミューフェスにしよう!」と心を1つにして、真剣に頑張っている姿は感動します。6年生のみんなには、明日、このすばらしい演奏を全校のみんなや参観の方に届けてほしいです。



15:52
2025/06/10

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  6月10日

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「ミュージックフェスティバルに向けて」

13日に本番を迎えるミュージックフェスティバルに向けて、体育館でのステージ練習も佳境に入ってきました。練習を始めたころは、子どもたちはあまり緊張感もなく練習していたこともあって、先生たちは、「できるかなあ・・・。」「最後までいけるかなあ・・・。」と不安に思う場面もたくさんあったようです。しかしミュージックフェスティバルもあと1週間に迫り、どの学年もぐんと子どもたちの集中力が増し、合唱の声も合奏の音も、だんだんと「ひとつ」になってきて、心地いい響きに変わってきました。

 

子どもたちが頑張っているのはもちろんですが、先生たちの指導がさすがでした。

これは音楽主任の先生が主になって指導されている授業でしたが、合奏の指導では、タクトを振りながらリズムをとり、たくさんある楽器のパートの音を聴いて、各パートの課題や修正点を具体的にわかりやすく指示されていました。「ここは、なめらかにしてね」「音を切るよ」など的確な指示のため、子どもたちの演奏が変わっていくことが私でもわかりました。また、テンポがよい指導のため、子どもたちにしてみると、一生懸命集中していないと出遅れてしまうと思うような感じです。ちょうど集中力が持続するような絶妙でキレのいい指導です。

子どもたちの視線が先生のタクトに集まり、集中力が高まります。そうすると、少しずれていたり、切れていたりした各パートの「音」が一気にまとまり始めます。きっと子どもたちもこの音の心地よさ、音がまとまる感じが気持ちいいのでしょうね。演奏後の子どもたちは笑顔いっぱいです。

また、他の先生方や支援員さんのサポートもさすがでした。少し、リズムがずれる楽器に声掛けをしてくださったり、演奏が苦手な子どもたちのそばに寄り添ったり、集中が続かない子を励ましたりしながらみんなで1つの曲を創り上げてくださっていました。そんな様子をみていると胸がじーんとなります。ますます、当日が楽しみになりました。

 

どの学年も指揮をされる先生をみる目線や表情が違ってきました。心を「ひとつ」にそろえた合唱や合奏は、何とも言えない音の重なりと調和を生み出し、聴いている人の心にダイレクトに響いてきます。

練習期間はあと少し、すばらしい歌声と合奏が聴こえるミュージックフェスティバルになるよう、「みんな」で頑張っていきたいです。

 





 


12:48
2025/06/09

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  6月9日

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「資源回収ありがとうございました」

6月7日はPTAの資源回収がありました。地域の役員さんや常任委員さん、先生方には大変お世話になりました。作業中には、持ってきてくださる地域の役員さんと常任委員さんがお互いに「お疲れ様です」という声掛けがあっり、「先生、ありがとう」等と言ってくださったりしたので、私は、あたたかい地域だなあと感じました。これも会長さんが常に「子どもたちの笑顔のために、アットホームな雰囲気で、みんなでやっていきましょう」と言ってくださっているおかげかなあと思いました。

暑い中の資源回収でしたが本当にありがとうございました。

一方、資源回収にかかわってご迷惑をおかけしたこともあるかと思います。また、次回につなげていきたいと思います。






12:51
2025/06/06

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  6月6日

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「なかよしメッセージ~学級目標~」

本校は「豊かな心と学ぶ力をもち、共に活きる子どもの育成」を学校教育目標としていますが、子どもたちや地域、私たちにも意識しやすくわかりやすいように、日頃は「みんなが楽しい!八日市北小学校」をスローガン(学校教育目標)として示しています。 

「みんな」は子どもたちだけではなく、地域や保護者の方、私たち教職員も含んでいますし、「楽しい」はただ単に面白いのではなく、勉強がわかった楽しさ、友達と協力してがんばった楽しさ、できた楽しさ等を含んでいます。

この学校目標を受けて、各学年の学年目標が設定され、それを受けて最後に各学級の学級目標が決められます。学校目標や学年目標は、どちらかというと「大切にすべきこと」「めざすべきこと」を先生たち側から伝える感じになるのですが、「学級目標」は、子どもたち自身が「この仲間とともにこんな学級にしたい!」という願いをもとに主体的に設定します。はじめに方向性については先生から思いを伝えます。「人権」という視点も大切にしています。

こうして決められた自分たちの学級目標を「なかよしメッセージ」として5時間目の前に紹介しました。いわゆる決意表明です。他の学級目標を聞くことでまた新たな視点も生まれます。1・2分程度の動画にして紹介してくださったので各学級の様子がよくわかり、ほんわかとあたたかい気持ちになりました。この学級目標は、みんなの意見を活かしているので、きっとその言葉の意味や重たさについて意識してくれていると感じました。

これから1年間、この目標に向かって頑張ってくれる姿を見るのが楽しみです。





13:08
2025/06/05

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  6月5日

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「きれいになったよ~プール掃除~」

この日は、午前中に5年生と6年生がプール掃除をしてくれました。

子どもたちのほとんどは、きれいなプールがあたりまえになっていると思います。でも一年間使っていなかったプールは泥や砂などが底にたまった汚い状態です。このプールを自分たち自身で掃除をすることで、きれいなプールを保つ大変さが分かったのではないかと思います。子どもたちは、泥や砂、ほこりをとるために、ひたすらたわしでごしごし洗ったり、更衣室の棚を雑巾で拭いたりと大変だったと思いますが、一生懸命に掃除をしてくれました。おかげでとてもきれいになりました。頑張ってくれた5年生と6年生の皆さん、ありがとうございました。先生たちも放課後の仕上げをしてくださり、ありがとうございました。




このような環境美化の学習の一方、子どもたちの表情を見ていると、プール掃除は一足早く水遊びができるワクワク感もあるので楽しい活動なんだろうなあと思いました。


17:14
2025/06/04

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  6月4日

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「もっと知りたいなあ」

この日は、1年生が校長室に来てくれました。「なぜ来てくれたの?」と聞くと、「2年生と学校探検をしてもっと知りたくなったからひみつを見つけにきました。」と言ってくれたので学習がつながっていることを感じました。

校長室に入った子どもたちは、いっぱいひみつを見つけたいのでしょうね。私に「これは何ですか?」と次々に質問をしながら、見つけたことを紙いっぱいに描いていました。事前に担任の先生からは、校長室に入るときの約束を聞いていたこともあり、「ここは校長先生がお仕事をするお部屋だから触ったらだめだよ」とお互いに注意もしてくれていました。多くの子どもたちが来てくれたので、椅子やソファに座れなかったので順番に譲り合って座りながら学習をしていました。

4月に入学してきた1年生が「45分間の授業」、「学校のルールを守る」、またみんなで過ごすための譲り合いや声掛けなどをして一生懸命に学習している姿が見られてとてもうれしくなりました。

校長室に来てくれた1年生の頑張っている様子をお世話になった園の先生にも見ていただきたいなあと思いました。







12:39
2025/06/02

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  6月3日

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「ものさしで測ったよ 2年生算数」

今、2年生は算数で竹製の30cmものさしを使って学習しています。子どもたちからは「定規は測りやすいのに、なぜものさしを使うの?」とよく聞かれますが、これは線を引く学習ではなく、長さを測る学習だからです。「ものさし」と「定規」は用途が違い、「ものさし」は「長さを測るもの」で「定規」は「線を引くためのもの」です。「ものさし」はものの長さを測るためものだから端から目盛りがついていて、端が0です。一方、「定規」は決まった長さの直線を引きやすくするために、端(0)の横に少し余白を設けています。だから2年生の学習では、「長さを測る」ので「ものさし」を使っています。

この日は、「身の回りの物の長さを測る」学習でした。私は、「教室中のいろいろな物をできるだけたくさん測るんだから、長さを測った物の数を競うだろうなあ、きっと今日の学習はにぎやかになるだろうなあ」と思っていたのですが、担任の先生のご指導はさすがでした。

はじめに今日の学習のポイントを押さえてくださいました。「30cmものさしより長い先生の机の長さは測れるかなあ?やってみるよ。どうかな?足りないよね。だから今日は30cmものさしより長いものは測らないよ。」「まず測る前に測る物の名前を書くよ。次に長さを予想してね。〇cmくらいかなあと思ったら表に書くよ。それから測ってね。」と説明があった後に、「ものさし」の」使い方をおさらいしてから子どもたちの活動に入りました。

そのため、子どもたちは、測った物の数を競うことなく(にぎやかになることなく)、みんなが「予想した長さ」と「実際測った長さ」の両方を書き、長さのイメージ「量感」をもちながら測ったり考えたりすることを楽しんでいました。

この活動の後半には、担任の先生から「〇〇さんは、親指と人差し指でおおよそ10cmだって予想したんだね。」「〇〇さんは、1つ測った長さが12cmだったから、これは15cmかなぁって予想したんだね。」と「量感」をもつことが上手な子どもの例を挙げてくださったので、そのやり方をまねる子どもたちもいました。

授業の最後には、子どもたちは、長さのイメージをもち、ものさしの目盛りを読むのが楽しくなってきたのか「これは、〇cmくらいやなあと思って測ってみたらだいたいあってたわ」「次は、何を測ろうかなあ。」等、いきいきとした表情で話してくれました。

考えてみると「30cmってこれくらい」とイメージできるのは、今日のような「30cmものさし」を使い、「量感」をもつ学習の功名なのではないかと感じます。今日の学習が、子どもたちの生活に役立つことを感じました。





17:00
2025/05/29

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  5月29日

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「素敵な音楽のプレゼント~ホールの子~」

4年生が校外学習に行きました。午前中は矢橋帰帆島にある湖南中部浄化センターの見学に行き、午後はびわ湖ホールで音楽鑑賞をしました。滋賀県の「ホールの子コンサート鑑賞」に申し込み参加させていただきました。

京都市交響楽団の皆さんの迫力ある演奏やびわ湖ホール声楽アンサンブルの方々の素晴らしい歌声を目の前で聴かせていただきました。演奏は、大音量で迫力があり目の前で聴く弦楽器や管楽器の音は、体や心に響き、すーっと心に入りました。また、音の迫力や温かみ、演奏者の息づかいまでをも感じることができました。

もともと、4年生の子どもたちは、みんな「音楽」が好きなんだなぁと感じていました。行きのバスの中でも先生が流してくださった「つばさをください」に合わせてきれいな声で歌う姿が見られたり、放送で流される音楽に合わせてリズミカルに体を動かしたり、廊下でダンスを見せてくれたりする子どもたちもいます。今は音楽会の練習にがんばってくれていますが、聞こえてくる歌声は、いつも明るく元気です。この日は、子どもたちがよく知っているアニメの曲や映画の曲も演奏してくださいましたので、親しみながら鑑賞することができました。コンサートの途中では、演奏に合わせて歌える機会もあり、演奏の音と子どもたちの大きな歌声がホールに一体となって、この場でしか生まれない素敵な曲が奏でられた…そんな素敵な時間、コンサートになりました。

楽しいコンサートの時間はあっという間に過ぎましたが、すばらしい演奏で楽しませてくださり、とても素敵な音楽のプレゼントをいただきました。

 でもこの日の一番の楽しみは何といってもお弁当!でした。朝から「ぼくのお弁当は・・・が入っているよ」「楽しみ、早く食べたい!」と楽しみにしていたので、この日一番の笑顔が見られた時間でした。ご準備等ありがとうございました。







16:00
2025/05/28

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  5月28日

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「作れたら本にはさむよ~しおり作りワークショップ~」

本校では、526日~530日までを読書週間としています。5時間目前の読書タイムだけではなく、図書委員会が「しおり作りワークショップ」を計画し行ってくれました。事前に「昼休みにするから来てね」とみんなに伝えていましたが、この日は予想以上に多くの子どもたちが参加しました。自分のオリジナルのしおりを作って使うことがうれしいようで、みんなわくわくしながら一生懸命に作成していた様子が印象的です。作りながら「作れたら本にはさむよ」「これかわいいね。」「これ、恐竜のティラノサウルスだよ。」等としおりを作りながら紹介してくれていました。

さて、今日は図書室で行いましたが、この「図書室」ですが、実は「学校図書館」とも言います。文部科学省の「学校図書館ガイドライン」には、「学校図書館はただ本が置いているだけではなく、資料・情報を収集して保存し、児童生徒、教職員の要望に応じて提供し、学習の支援を行う機能を持っている」と書いているように学校では様々な使い方をしています。私(校長)は、学校図書館長でもあります。学校図書館長の立場からは、本来なら「学校図書館」と言うべきかもしれませんが、馴染みのある「図書室」と本校では言っています。

本校の子どもたちの様子を見ていますと、隙間時間には読書をしている様子をよく見ます。また図書室も多くの子どもたちが利用しています。きっと幼少期からの読み聞かせなどの本に親しむ経験の影響かなあと感じています。

今後も「まずは本に親しんでほしい」と考えています。本に親しむためには、まずは図書室に足を運ばなくてはいけません。今日のような取組でますます図書室が身近になり、本に親しんでほしいなあと感じました。図書委員会さん、企画・運営をありがとう。








09:44
2025/05/23

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  5月23日

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「にじ教室が世界との懸け橋に・・・」

本校には、20人を超える外国人児童(外国にルーツを持つ子どもたち)がいてくれ、必要に応じて「にじ教室」で学習をしています。また日本語初期指導教室の「いろは教室」もあり、これからの多様性社会を生きる子どもたちにとって、とても素敵なことでなくてはならない存在です。

この「にじ教室」の名前の由来は、外国にルーツを持つ子どもたちが、「日本と世界との架け橋になってほしい。」という願いをこめています。「にじ教室」担当の先生は、虹色に輝く子どもたちとともに誰もが楽しい教室にしていけるようにと工夫をしながら頑張ってくださっています。学習はもちろんですが、日常生活で使う言葉や何気ない会話も大切にしてくださっているので、子どもたちも楽しみながら学習してくれているのがうれしいです。

今年から、毎月24日に「にじ放送」を始めました。「にじ放送」では、世界の国々の文化を発信しています。この放送を通して世界の文化に触れる1つの機会になるといいなあと思っています。今月は、ベトナム語通訳の先生と「にじ教室」担当の先生がベトナムの学校のことやベトナム語の「いただきます」「ごちそうさま」を教えてくださいました。

私は、恥ずかしながら、耳で聞いただけではまねをして言うことができませんでしたので、「にじ教室」の子どもたちがいかに頑張って勉強しているのかと感心しました。

「にじ教室」担当の先生が作ってくださった「学級で使える言葉」の表を参考に、まずは、「ありがとう:カムオン」を使いたいです。

また、「にじ教室」では、今年も数名の「外国人児童支援ボランティアさん」が手伝ってくださっています。子どもたちは、どんどん前向きに学習に取り組んでいます。

地域の皆さんいつもありがとうございます。

 







 


13:07
2025/05/22

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  5月21日

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「自分の体力について考える」

自分の体力について考える「体力テスト」がありました。体育の時間等にできる50メートル走などは別日にするため、この日は「ソフトボール投げ」や「反復横跳び」、「上体起こし」、そして「立ち幅跳び」について、各学年順番に「体力テスト」を行いました。

それぞれの学年の様子を見ましたが「体力テスト」を行っている子どもたちの態度に感心しました。事前に説明も聞いていたことや毎年行っている「体力テスト」ですので、子どもたちは整列し説明を聞き、友だちの記録をとったり準備したりとやり方をよく理解していました。初めての1年生も先生たちの説明をよく聞き、頑張っていました。記録測定や説明をしてくださった先生たちにはしっかりとお礼まで言えていた姿も見ていて気持ちがよかったです。

体力テスト練習会の成果もあったのか、「ちょっと増えた!」「さっきよりもとんだ!」など喜んでいる様子も見られました。子どもたちにとって自分の体力について考えるよい機会になりました。

さて、本校の昨年度の「体力テスト」の結果は、握力や長座体前屈(柔軟性)、シャトルラン(持久力)、50m走(スピード)、立ち幅跳び(瞬発力)では下降傾向の学年が多かったのですが、上体起こし(筋力)や反復横跳び(敏捷性)は少しずつよい記録がでている学年もありました。ソフトボール投げは、女子の下降傾向が続いています。

この課題は、子どもたちの運動能力の課題ではなく、運動経験や運動習慣の課題かと感じています。年々、子どもたちの遊びや親しんでいる運動は変容し多様化しています。そのため、あまり経験していない運動もあるのかなあと思います。

このような課題から、体育の学習では、多様な運動経験を積めるように授業を工夫していきたいと思います。また、楽しみながら運動を習慣づけていきたいとも考えてます。すでに子どもたち自身が、児童会やたてわり活動の中で「氷鬼(こおりおに)大会」や体力テスト練習会などを計画し、実践してくれています。

今後もいろいろな運動経験と運動の習慣化を意識しながら体力づくりについて考えていきたいと思いました。









13:07
2025/05/21

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  5月21日

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10人タッチしたで!」

513日の全校集会で委員会からたくさんのお知らせがありました。今日は、2つの委員会の取組を紹介します。

まず1つ目は、つながり委員会の「1年・3年・5年の氷鬼(こおりおに)大会」です。いろいろな学年の子どもたちが仲良くなるために計画をしてくれました。

はじめにルールの説明がありました。ルールはわかりやすくて、鬼以外の子どもたちは逃げ、鬼にタッチされたらその場で氷になります。つまり動けません。鬼以外の仲間にタッチされると氷がとけて、また動くことができ、逃げられます。先生の合図でスタートし、一斉に運動場いっぱいに逃げ回りました。今回の鬼は1年生もいましたが、「10人タッチしたで!」とうれしそうに話してくれました。また、「ずっと逃げたで!」「すぐにつかまったあ」「あついわあ」などの子どもたちの声から、汗をいっぱいかきながらも楽しい時間を過ごせたことがわかりました。

つながり委員会さん、企画や運営をありがとう。

    また、体育委員会は体力テストに向けた練習会をしてくれました。体育委員会では、体力向上に向けて楽しみながら練習ができないかと考えて計画してくれました。いろいろな学年の子どもたちが少しでも体力向上に向けて、友達と楽しみながらも一生懸命に練習に励む姿が印象的でした。「ヤッターのびた~」「あ~記録が下がったわあ・・」「これ、どうするの?」などのつぶやきに、得意な子どもたちが教え合いをする場面もありました。

後片付けまで協力してやってくれた体育委員会さん、ありがとう。

子どもたちは、自分たちでアイデアを出し合いながら活動を計画し運営してくれています。「次は・・・がしたいなあ」「次は・・・はどうかなあ」「こんな・・・になるといいよね」など自分たちで「みんなが楽しい!八日市北小学校」をめざして活動してくれているのが本校の自慢です。

そして、この活動をささえてくださる先生方もありがとうございます。






15:34
2025/05/20

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  5月20日

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「右見て、左見て、右見て・・・」

1年生の交通安全教室がありました。駅前交番や市の市民生活相談課の方々に来校いただき、登下校時の安全な道路の歩き方・交差点の渡り方について学習しました。

警察の方からは、「事故は歩行者の不注意だけでなく、運転者の不注意でも起こるんだよ、だから青信号でも、自分で安全を確かめて渡ることが大切なんだよ」とわかりやすく話してくださいました。市の職員さんからは、横断歩道の歩き方やグリーンベルトを歩く時の注意について、クイズ形式で教えていただきました。

授業の後半は、実際に外に出て、「信号のある横断歩道」「信号のない横断歩道」「横断歩道のない交差点」などの歩き方や渡り方について練習しました。これからの時期は、学校にも慣れてきて、行動範囲も広がってきた中で、横断時の安全確認が十分でなかったり、不用意に飛び出したりすることが多くなるそうです。

いつもは班長さんにつれてもらったり、帰りは同じ方面のみんなと一緒に帰ったりしている1年生は、「右見て、左見て、右見て・・・・」と声に出しながら、「自分で安全を確かめて渡る」ことを勉強しました。

駅前交番、市民生活相談課の方々、ご多用の中、交通安全指導をありがとうございました。





14:40
2025/05/16

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  5月16日

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「大きくなあれ~5年 田植え体験~」

絶好のお天気に恵まれ、5年生が田植え体験をさせていただきました。圃場を提供いただいた種村 暢夫さんをはじめ、「たんぼのこ事業」の担当課である市農業水産課やJA,農業委員会、地域コーディネーターの奥 伊佐雄さんなどなど、たくさんの方にお世話になりながら、自分たちの手で早苗を植えることができました。

子どもたちは、靴下をはいて田んぼに入ると「わあ、冷たいなあ」「ヌルヌルする」「こけそうや」と声をあげていました。でも途中で嫌がることもなく、足が思うように泥から抜けずに転びそうになりながらも一列に並び、張られたロープの目印に従って、苗を3~4本ずつ手で植えていきました。

そのうちに、「このあたり、ぬるくなってきた」「気持ちがいい」という声も聞こえてくるようになり、少しずつ手早く上手に作業ができるようになってきました。

思うように体が動かせないのですが、地域の方に教えていただきながら、一生懸命、最後まで植え終わり、肥料をまくときには、「おおきくなあれ」と大きな声で言いながら、まいていた姿がなんとも言えずほほえましかったです。

このように体験したからこその思いなんでしょうね。さて、子どもたちは田植え体験をさせてもらって、どんなことを感じ、考えてくれたのでしょうか。これからたくさんの調べてみたいことをもち、観察や聞き取り、調べ学習を通して、「たんぼの子」になってほしいです。

まっすぐに植えられた早苗を見て、子どもたちの一生懸命に取り組もうとする思いを感じました。






 


16:22
2025/05/15

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  5月15日

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「みんなで学校を明るくしましょう!」

児童会が進める全校集会が行われました。今回は、各委員会からいろいろなお知らせがありました。わくわく掃除ラリー、体力テスト練習会、好きな給食アンケート、TV放送でクイズ、保健クイズ放送、こおりおに大会、しおりづくりワークショップ等です。私たちでは考えつかないアイデアが多かったことにも驚きましたが、6年生が1回目に比べて堂々とした態度で説明ができていたことにも感心しました。本校の目指す「みんなが楽しい!八日市北小学校」を実現する過程で、高学年の子どもたちは、委員会ごとの目標をしっかりもって、「何をするのかを決める、仕事を分担する、活動の準備をする」等の運営する力をつけてきていることを実感しました。

委員会のみんなで活動を考えて準備をしたこと、発表の練習をしたこと等、見えないところで頑張っている姿を何よりも賞賛したいです。みんなが言ってくれたように、「みんなで学校を楽しく!そして明るくしよう!」





この姿を下学年は見ています。6年生になったらこんなことをするんだと感じているのでしょうね。この日は、2年生の子どもたちが1年生の子どもたちに学校の説明をする交流学習でした。6年生が前で発表したように、1年生の前で学校探検について説明をしてくれました。学校を探検しながら各教室の説明を1年生にわかりやすく伝えていた姿が印象的です。校長室に入るときには、「失礼しますって言うんだよ」「話が終わったら、ありがとうございましたって言うんだよ」「ここにハンコを押してもらうんだよ、この紙を校長先生に見せるといいよ」等とお兄さん、お姉さんぶりを発揮してくれました。お手本となる良い姿をみんなが引き継いでくれていると感じ、うれしくなりました。

2年生のみんな、頑張ったね。










12:47
2025/05/14

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  5月14日

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「やっぱり税金は大切やなあ」

6年生は、6年ほど後には大人の仲間入りをします。主権者として社会を支える税の意義や役割等を理解するため、税理士の村田賢一さんにお越しいただき出前授業をしていただきました。

「みんな、税金は払っている?」「うん、消費税は払っているよ。」などの子どもたちのつぶやきからお店での買い物を例に出して、税の納め方や税の種類などをわかりやすく教えていただきました。

さあ、ここからが本題です。「じゃあ、税金がなかったらどんな社会になるのかなあ?」の質問についてDVDを見ながら考えました。「救急車をお願いするのにお金がかかる。」「道路を通るのも通行料がとられるかもしれない。」「町中、ゴミだらけになる。」「警察では、迷子1回・・円、道案内・・円、逮捕・・円とかかるかもしれない。」等、今まで当たり前だと感じていたことが当たり前にできなくなる社会を感じることができました。

そして学校についても考えました。教科書に記載されている「この教科書は、これからの日本を担う皆さんへの期待をこめ、国民の税金によって無償で支給されています。大切に使いましょう」を見ることで、子どもたちは、税について意識し、「やっぱり、税金は大切や」とその大切さに気づくことができました。また、村田さんからは、税の使われ方にも関心をもってほしいこと、そして有効に使うことの大切さも教えていただきました。税について意識できるよい機会をいただき、村田さん、ありがとうございました。 


13:14
2025/05/13

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  5月13日

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「いってらっしゃい」「おはよう」

各地区の民生委員児童委員の皆さんが、子どもたちを見守りながら一緒に登校してくださいました。黄色や水色のスタッフジャンパーやオレンジのベストを着てくださっているのですぐにわかります。子どもたちも「何かあれば相談できる」「困ったら相談しよう」と思っていて頼りになる存在です。

地域でいつも見守っていてくださるので、「いってらっしゃい」や「おはよう」、「今日も元気やなあ」「がんばりや」等の言葉は子どもたちにとって特別なんでしょうね。子どもたちはうれしそうに、にこにこと笑いながらタッチをして学校に入る姿や「いってくるわ」と大きな声で言う姿、バイバイと手を振りながら学校に入る姿など、普段の学校では見せない姿がみられました。

この日のように地域の方のあたたかな声掛けは、子どもたちの安心感につながるんでしょうね。地域の方の「〇〇をがんばっていたね」「優しいね」という声掛けは、子どもたちの自信につながるんでしょうね。地域の方の「今日もがんばったな、えらかったんやなあ」という声掛けは、ちょっとした逃げ場になるんでしょうね。各地区の民生委員児童委員の皆さん、いつも子どもたちのために見守ってくださり、本当にありがとうございます。
こんな地域の皆さんとの豊かな関係をもっと生み出すためにも、地域の皆さんに、気軽に学校に関わっていただきたいと思っています。そのために「北小支援ボランティア」の裾野が少しずつ広がってほしいと願っています。

 

そして、毎日、班長さんは、しっかりと下学年の子たちを連れてきてくれるので、本当にありがたくいつも感謝しています。ありがとうね。ほとんどの班は、班長さんを先頭にきれいに並んで登校してきます。安全第一に班を束ねてくれる班長さんの責任感に頭が下がりますし、班長さんの言うことを聞いてちゃんと並んで歩く下学年の子たちにも感心します。





12:35
2025/05/12

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  5月12日

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「校長先生、おかえりなさい」

 

先日、私が市役所から学校に帰ってくると、子どもたちと廊下で出会い「校長先生、おかえりなさい」とにこにこしながら声をかけてもらいました。また、毎朝、校門に立って子どもたちに挨拶をしていると「校長先生、おはようございます」と目を合わせて言ってくれます。4月には、朝の登校で少し泣けてきた子どもと一緒に学校に行ったことがあったのですが、次の日には、わざわざその子が私の顔を覗き込みながら「校長先生、一緒に行ってくれてありがとう」と声をかけてもらいました。

こんな声をかけてもらってとてもうれしくなりますし、幸せな気持ちになりました。きっとお家の方が「校長先生にお礼を言うんだよ」とか毎日「いってきます」や「おかえり」とあたたかく声をかけてくださっているんだろうなあと感じています。

社会にでると、人とつながるための挨拶は何より大切だと痛感します。子どもたちに何よりも大切なことを教えてくださり、ありがとうございます。

そして、いつも校長先生にあたたかく声をかけてくれてありがとうね。

 

私たちも「おはようございます」や「ありがとう」、「よろしくお願いします」等を今まで以上に意識していきたいと思います。そんな思いから学校では、今年も「ありがとうメッセージ」の取組をしようと先生方が計画してくださいました。昇降口のところに「ありがとうメッセージ」を設置します。自分が「ありがとう」を伝えたい相手にメッセージを伝える取組です。1週間ごとに更新していきます。

 

今年は、ありがとうカード1枚を1カウントとして、星にして「北小ありがとうの空」に1年かけて集めていきます。1階の掲示板に貼っていきます。だんだん星空が広がっていくにつれて、みんなの「ありがとう」が増えていくのがわかるという設定です。すてきな星空になることを願います。


12:57
2025/05/08

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  5月9日

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「体験を通して学ぶ」

総合の学習で
3年生は町探検に行きました。今回は、日吉大社に行きました。実際に町を歩いて壮大な日吉神社に入ると写真や冊子では感じられない木々の大きさや静かな境内、凛とした雰囲気から「わあ、大きいなあ」「あれは、何かなあ」「ひんやりするなあ」とつぶやいていた子どもたちです。

 

 

生活単元学習ですみれ学級では夏野菜を植えました。地域コーディネーターの奥さんから「これくらい穴をあけて、そっと苗を置くんだよ」「ふんわりと土をかぶせてあげようね」「花をこちらに向けて植えると実がこちらを向くよ」等、教えていただきながら子どもたちは1つ1つの苗を丁寧に植えることができました。自分で植えた野菜は格別なんでしょうね。「私が植えたピーマン、早く大きくならないかなあ」「きゅうり、楽しみだなあ」と今から楽しみにしている様子でした。  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これらは直接体験しないと感じられません。町探検や栽培活動の子どもたちの様子から体験の大切さを感じた一日でした。

今日の学習で「次はどんなお世話をするのかな」「次はどこに探検に行くのかな」「これは何かな」「調べてみたいな」と感じていることでしょう。1回だけの学習で終わるのではなく、次の学習を楽しみにしている子供たちの様子に私自身もワクワクしました。

 


13:52
2025/05/08

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  5月8日

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「つたえたいな!」

先日から2年生の子どもたちが国語科の学習で校長室に来てくれます。これは、1年生と2年生の交流学習「学校探検」の時に、2年生が1年生に小学校の説明をするためです。

1年生は、この学習を通して「学校は楽しいところだなあ」「次の学習が楽しみだなあ」「こんな教室があるんだなあ」と小学校生活にわくわくする期待感をもってくれたらいいなあと思います。

2年生はこの学習を通して「1年生の先輩として、わかりやすく学校を案内する」ことをめざしています。校長室に来てくれた子どもたちは、少し緊張しながらも礼儀正しく「失礼します。〇年〇組の〇〇です。学校探検で1年生に校長室を紹介します。校長先生に質問をしていいですか」「校長先生の仕事は何ですか」「この部屋ではどんなお仕事をしていますか」等、一人ずつ質問をして、聞いたことを忘れないようにプリントに記入をしていました。2年生は、1年生のお兄さんやお姉さんになり、みんなに伝えたくてしかたがないのでしょうね。一生懸命な姿から学習に対する思いや成長を感じてうれしかったです。来週の学校探検でどんなかっこいい姿を見せてくれるのか、今から楽しみです。

そして、1年生は、こんなかっこいい2年生の姿を見て、きっと来年の今頃は、学校の説明をしてくれているのでしょうね。




 


13:51
2025/05/02

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  5月2日

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「できた!」

今年度の体育科の取組で力を入れたいと思っていることの1つにリレーがあります。実は年度末から年度当初にかけて、先生たちから「運動会のリレーで勝ち負けだけではなく、もっと子どもたち自身が自分の目標をもって、継続した練習ができないだろうか?」という意見がありました。

職員会議や体育部会等でいろいろな意見を出し合い、次のことを大切にしようと考えています。

「最初から最後までバトンをつなぐこと」

「全員がリレーは楽しいと感じること」です。

これは大変です。なぜなら、そのためには、まずは私たち教員が、段階を踏んでリレーのタイムが速くなるようなコツを教えられるような授業をしないといけませんし、工夫した練習の場も作らないといけません。また、勝ち負けにこだわらずに協力して練習を重ねるには、何よりも仲間づくりが必要です。

そこで、私たち自身も放課後を使って、体育の勉強会や仲間づくりの勉強をしているところです。

 

5年生のリレーの学習をみるとバトンパスにこだわった学習をしていました。バトンパスをするときにバトンを持つ手やタイミング、声かけなどにポイントをおいた学習です。子どもたちの様子を見ていると互いのバトンパスを見ながらアドバイスをしたり練習をしたりとみんなが一生懸命に取り組んでいます。先生たちも「今のパスを渡すときの声掛けがよかったで」「バトンパスをする時は・・・この姿勢で渡すといいよ」と具体的なポイントを伝えてくださることで、子どもたちは「できた!」と喜び、また練習に励む姿やいきいきとした表情を見て、私たちがめざすところに向かっていることを感じ、うれしくなりました。






15:42
2025/05/02

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  5月2日

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「たてわり結団式」



今日はたてわり活動がありました。今日からスタートです。各学年1組は赤組、2組は青組、それぞれが6班ずつ、全体で12班に分かれて活動します。今日は、立ち上げとなる「結団式」と交流を深める「たてわりランチ(お弁当)&たてわり遊び」という企画です。準備して進めていくのは6年生です。各班のシンボルとなる旗づくりから、結団式の準備や進行まで役割を分担しながら、一人ひとりがリーダーとして班の前に立ちます。





6年生はきっとドキドキしながら今日をむかえたことでしょう。どの班も緊張していたでしょうが、みんなで楽しく活動できるようにと考えながら会を進めてくれました。6年生の様子を見ていると「こういうふうに言ったほうがわかるよ」「次どうしよう」等と仲間と相談しながら進めてくれている姿が印象的です。

今後もたてわり活動は数回あります。その中でうまくいかないことや意見が分かれてしまうこと、言うことを聞いてもらえないこと等があるかもしれません。でも今日のように班の仲間と協力し活動することを通してリーダーとしての力をつけていってほしいと思います。

 

結団式の後は、「たてわりランチ(お弁当)タイム」です。教室の中でレジャーシートを敷き、みんなで食べるたてわりランチです。朝から楽しみにしていたお弁当を笑顔いっぱいでおいしくいただきました。ご準備ありがとうございました。

 

 

 

たてわりランチの後はたてわり遊びです。じゃんけんゲームやフルーツバスケットなどの遊びを楽しみました。みんなで交流を深めながら楽しく遊ぶことができました。

 

 

 

 

 

今日まで計画と準備、そして今日、運営進行を頑張ってくれた6年生、そして6年生を支えてくださった担任の先生方をはじめ、各班担当の先生方、ありがとうございました。


15:37
2025/05/01

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  5月1日

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「わかった!」「できた!」「なんだろう、調べてみたいな」


私たちがめざす「みんなが楽しい!八日市北小学校」ですが、この「楽しい」は、面白いのではなく、「わかった!」「できた!」「なんだろう、調べてみたいな」と感じた時の「楽しい!」思いを大切にしています。今日はその場面を紹介します。

本校には日本語指導教室「にじ教室」があります。学年に応じた各教科の学習以外に日本語の学習をしています。私が「にじ教室」に入ると日本語の学習の振り返りでテストをしていました。見事に合格した二人には、担当教員手作りの賞状です。二人の「できた!がんばった!」の気持ちがあふれる様子に思わず写真をとりました。

 

 

 

総合の学習で3年生は町探検に行きました。今日は八日市駅、本町商店街、大凧会館をぐるっと巡るコースです。子どもたちは、実際に町を歩いて、観察することで新たな発見があったのでしょう。休憩の時に「これは〇〇ということかなぁ」「これ知ってるよ」「〇〇があったよ」等の気づいたことを忘れないようにわくわくした表情で学習プリントに書いていました。

3年生から始まる総合の学習では、子どもたちは自分で調べたいことや興味のあることを自分のテーマとして調べていきます。調べたことはみんなの前で発表します。互いの発表を聞く中で新たに興味をもつことや他の学習とつながることもあります。

子どもたちは今日のような町探検を何回か繰り返す中で、どのようなことを自分のテーマとして調べていくのでしょうか・・楽しみになりました。

 

 


12:45
2025/04/30

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  4月30日

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「こうするといいよ」「ここにあるよ」


今日は、心がほっこりする場面を紹介します。

授業の様子を見ていた時です。大きな葉っぱに緑色のスタンプを押して色彩豊かな葉っぱ作りをする学習です。スタンプの端まできれいに色をつけて作品づくりをするコツを先生から教わり学習をしていたので、「素敵な作品ができたなあ」と見ていました。しばらくするとその児童は、他の児童に「ぼくが教えてあげる、まかせて」と先生に言うと「こうして色をつけるといいよ」「もう少し端まで色をつけるといいよ」「この色はぬらなくていいの」と先生から自分が教えてもらったコツをわかりやすく優しく教えている姿が見られて感心していました。

 

 

その後、図書室に行くと、多くの子どもたちがいて、本を借りたり読んだりしていました。子どもたちはどんな本を読んでいるのかなぁとみていますと、1年生の児童が6年生児童に「きれいな石の本はどこにあるの?」と聞いていました。聞かれた6年生児童は、配架している棚を確かめて一緒に探し「この場所には、きれいな石の本があるんだよ」「この本は見やすいね」「これはどうかなあ」と一緒に探すだけではなく、ここに置いていることやおすすめの本まで教えてくれていて感心していました。

高学年の児童が低学年の児童に図工で学んだコツや図書のオリエンテーションで学んだことをわかりやすく、あたたかい言葉や態度で教えてくれていることがうれしく思いました。

本校のめざす「やさしさいっぱい」の姿が見られた場面でした。

 

教えてくれていた二人が、低学年の児童の顔を見ながら声をかけている姿も印象的です。この二人の行動から話をする時には、相手の顔を見ながら話をしたり聞いたりしたいと思います。

 


13:34
2025/04/25

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  4月28日

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「靴をそろえると気持ちがいいもん」

写真は本校の下駄箱です。
今までからも「はきものを整えることは心が整う」として、「靴をそろえる」ことを続けてくれていましたが、今日何人かの子どもたちに「どうして靴をきれいにそろえているの」と尋ねてみました。すると、「靴をそろえていると気持ちがいいもん。」「みんながきれいやといいやろう。」「お母さんが靴はちゃんとそろえなさいと言っているもん。」と答えてくれました。子どもたちは「はきものを整えることは心が整う」ことを感じてくれていてうれしくなりました。これからも続けていきたい大切な習慣です。


15:15
2025/04/25

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  4月25日

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「ねばり強く・・・」

 

道徳の授業を見ました。「もっと調べたかったから」という題材です。

夢中になって活動しているうちに時間を忘れて帰宅時間が遅くなった二人の登場人物の行動から「節度・節制」・・「心のアクセルとブレーキ」について考えました。

子どもたちはお話を読み、「夢中になって活動し帰宅時間が遅くなると周りの人に心配をかけてしまう。だから心のブレーキをかけて生活しなければいけない」ことを学びました。

しかし、道徳の学習はこれで終わりではありません。

「あなたなら(自分)どんなことに気をつけますか」と自分の生活を振り返って考えることを大切にしています。子どもたちは、どうすれば心のブレーキがかけられるのかを本を読んだり自分の生活を考えたりしながら、ねばり強く考えていました。私自身も考えさせられる時間になりました。



廊下を歩いていると図工の作品が掲示していました。

どの作品もねばり強く題材を観察し、細かなところまで見て描いています。子どもたちが根気強く取り組んでいた様子を感じて、思わず写真を撮ってしまいました。








12:45
2025/04/24

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  4月24日

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「命を守る避難訓練」  

今日は、火災発生を想定した避難訓練を行いました。今年度初めての避難訓練です。子どもたちには、

「命」を守れる避難訓練になっていましたか?と話をしました。「避難訓練」は「練習」ではなく、「訓練」です。「自分の学校は大丈夫、災害はおきない」と考えるのではなく、「こんな時だったら、自分はどうするか…」といつも頭に置いてほしいと話しました。

子どもたちは、「お(おさない)・は(走らない)・し(しゃべらない)・も(もどらない)」を守って、静かに速やかに避難できました。高学年を筆頭にすばらしい態度でした。今年度も数回、様々な場面を想定した避難訓練を行います。私たち自身も真剣に取り組み、「もしも・・・だったら」と考え、全員で「安全な避難」ができることを目指します。



13:23
2025/04/23

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  4月23日②

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学習の様子を紹介します。音読の授業です。音読では、教科書を持って読む場合と机に置いて読む場合があります。一文ずつ間違えずに読みたい場合は、文を手で押さえながら読んでいます。何度も音読をして間違えずに読めるようになると教科書を持ってよい姿勢で読みます。子どもたちは、自分で選んで音読をしています。




これも音読の学習です。音読の学習では、間違えずに読むだけではなくどのように工夫して読むのかを考えます。これは、内容を読み取り理解していないと工夫して読めません。子どもたちは、文章を何度も読み考えます。

具体的な工夫の1つに「雲が話しているから小さな声で読みます」と書いていました。どんな音読になるのか次の授業が楽しみになりました。


13:01
2025/04/23

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  4月23日①

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今週は、1年生の子どもたちが担任の先生に連れられて、学校探検をしました。先生の後ろに一列に並んで学校中を見て回りました。子どもたちからは、「わあ、ここが理科室なんやなあ、がいこつあるかなあ」とか「おにいちゃんがいた!」などの声が聞こえてきて、とてもほほえましく思えました。子どもたちは、きっと学校のひみつをたくさん見つけることができたでしょう。

 

ひまわり学級とすみれ学級では、1年生を迎える会がありました。1年生はみんなの前でしっかりと自己紹介ができました。そのあとは、みんなの仲が深まるようにゲームをしました。このゲームでは、「ルールを守ること」「勝ち負けにこだわらずに協力してがんばること」などの約束があります。子どもたちは約束を守って楽しくゲームに参加ができました。先生たちも入って夢中になってゲームをしましたが、結果は2回ともひまわり学級の勝利です。でも、約束通りに勝ち負けにこだわらずに楽しく過ごし、みんなの仲は深まったように感じました。会が終わって帰るときに、低学年の子どもたちが、進行役の6年生に、「ありがとう」とうれしそうに言っていた姿が印象的です。






12:57
2025/04/22

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  4月22日

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 今日は、今年度初めての全校集会がありました。全校集会は、主に児童会活動等の報告やお知らせをする場になっています。今回は、新しく発足した委員会の活動について、委員長や副委員長が説明をしてくれました。

本校では、このように子どもたちによる発表や報告、運営の機会を大切に考えています。自分の学校をよりよくするために、自分たちで考え、創り出していく力を育てていきたいと考えています。

また、全校や大勢の前で発表する経験や、ときにはうまくいかずに試行錯誤しながら、協力して企画を運営する経験を十分にさせてやりたいと考えています。

本日の全校集会では、子どもたちは発表に集中し、全校で集まる大切な集会だと意識し静かに話を聞くことができました。

これは高学年の子どもたちが、お手本となり全校に示していてくれているからだと感じています。

子どもたちが主体となり、「みんなが楽しい八日市北小」を目指して様々な取組をしてくれることを期待しています。 

 

 委員長、副委員長の子どもたちは、堂々とした態度で分かりやすい発表ができました。

 どの委員会も「八日市北小学校のみんなが楽しくすごせるように・・・、健康で過ごせるように・・・・、北小学校の思い出があふれるように・・・」等、みんなのために活動を考えています。


仲間の発表を見守る6年生の姿も立派でした。



年は私たちがするんだという思いが真剣に聞く姿に表れています。


15:22
2025/04/18

「みんなが楽しい!八日市北小学校」通信  4月18日

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 桜が満開に咲き、春爛漫のよい季節の中、57名の新入生を迎え、全校児童366名で令和7年度がスタートしました。子どもたちは、入学、進級して新しい仲間、新しい教室、そして新しい先生とともに、がんばるぞという思いが伝わってきます。

本校のめざす学校像は、今年度も「みんなが楽しい!八日市北小学校」です。子どもたちが主体的に学び、仲間と共に活動し、子どもたち自身にとって値打ちある「楽しさ」を追求します。

 本校教職員一同は、「私たちは、子どもたちの命と未来を預かっている。」という教育的使命を肝に銘じ、全力で子どもたちを指導支援してまいります。

今年度も保護者の皆様の本校教育に対するご理解とご協力をよろしくお願いいたします。


入学式では元気よく返事ができました。




係活動で、みんな遊びの説明をしてくれています。みんなが楽しく仲良く過ごせるように考えています。



これは、小数の学習です。じゃんけんゲームで負けたら小数点の位置が変わるというルールで、授業のはじまりに遊びながら小数を学びます。





図書室のオリエンテーションです。協力して本を調べてワークシートに記入してます。




よい姿勢で学習できています





発表する時には、「はい」と指先までピンと伸びた姿が見られました。









13:05
2025/03/24

「最後の日 ~本当にありがとうございました~」

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一気に春めいてきた今日この頃…。今年度、最後の登校日になりました。私(校長)にとって特別な日です。でも「最後」とか「特別」ということを少しでも考えると、何かがこみあげてきそうで、「とにかくいつも通り!」を言い聞かせて校門に立ちました。

しかし、北小の愛すべき子どもたちの方が、なかなか「いつもどおり」を許してくれません。最初の「特別」は1年生のKHさんでした。「校長先生、今までありがとうございました。これあげる…。」といって、「つくし」をプレゼントしてくれました。今日はそれだけでも胸にグッときます…。

ここから、子どもたちの情け容赦のない「愛」が続きます。小さなお手紙を手渡してくれる子、時間をかけて描いてくれたであろう「私の似顔絵」をプレゼントしてくれる子、団体さんで「お礼のお手紙」やプレゼントを持ってきてくれる子…「最後」を考えたくないのだけど、子どもたちのあどけない可愛い笑顔が、私(校長)をどんどん「感傷的」の方へと持っていきます。


 

もらった「つくし」を手に、必死でのんきで楽しいことを考えようとして頭に浮かんだのは「♬つくしのこが恥ずかし気に顔を出します~♪」という、昔懐かしのメロディでした。「よし、修了式の挨拶はこれで行ってしまおう!」と決意し、頭の中でキャンディーズの名曲「春一番」の歌詞を思い出しながら、ちょっとした振付も一緒に考えだしました。

「修了式」は、「一年間の学習を修了したので、次の学年へと進級できますよ。」ということを証明する「修了証」を授与する式です。と同時に今年度一年を振り返る式でもあります。

各学年の代表者(今回は1組の出席番号1番の者)一人ずつに壇上で「修了証」を授与します。トップバッターは、1年生ANさん。きれいな姿勢にきれいなお辞儀、私(校長)の目をずっと、まっすぐに見ながら「修了証」を受け取ります。一人目から、こんなに完璧で、見事な「受け取り方」をしてくれるので、また胸の奥の方からぐっとくるものがこみあげてきて、私の涙腺を攻めてきます…。そんな気持ちをぐっとこらえながらなんとか5人の修了証授与を終え、いよいよ「校長講話」です。

演台まで用意してもらっているのに、壇上にいてはまた「感傷モード」に入ってしまうので、さっさとステージを降りて子どもたちのところへ…ここからは一気に「綾小路きみまろ」モードに切り替えて、早速、キャンディーズの「春一番」をおかしな「振付」で熱唱します。

♪雪が解けて 川になって 流れていきます つくしのこが 恥ずかし気に 顔を出します。

  もうすぐ春ですね。 ちょっと気取ってみませんか♬

私(校長)が5年生の時流行ったアイドルの歌です。今から約50年前の曲です。子どもたちどころか、たいていの先生たちも「聴いたことのない曲」ですが、なんとなくコミカルな振り付きで歌うので、子どもたちもニコニコ笑っていてくれます。


 

こんなふざけた「校長講話」ばかりしているのは、自分でもどうしたものかと自己嫌悪に陥ることも多々ありましたが、「校長の話は長くて、つまらないもの」というのが世間一般的だと考えると、「今度はいったい何をしやるんやろ?」とわくわくできる方がまだいいのではないかと…自分勝手な流儀を貫いてきました。私(校長)が「校長講話」で伝え続けてきたのは、「やると決めたら『中途半端』でなく『全力』でやる!」ということだったかもしれません。(ちなみに、修了式が終わった後、私(校長)に近い世代のK先生とS先生に「校長先生、キャンディーズの「サビ」のところの振り付け、間違ってましたよ。正しくはこうです!」とジェスチャー入りで指導を受けました。やはり『中途半端』ではだめですね…。)

校長講話の最後は、一年間の〆(しめ)も兼ねて、全校が一体となって、「♬ウルトラソウル!♪ハイ!」×3連発(しかもジャンプ有!)で締めました。昨年度の運動会からなんとなく「北小の定番」になった校長と子どもたちの「ウルトラソウル!ハイ!」のかけあい…それも今日でやり納めとなりました。

ふざけた「校長講話」の後は、生徒指導主任のH先生が、「春休みの生活」や「来年度に向けて」について、きちんと子どもたちに伝えてもらいました。(大事なことはいつも校長以外の先生たちがきちんと伝えてくれます…なんともかたじけない…)その後は、入学式で歌う歌の練習を少しして、これで「修了式」が終わるかなと見せかけておいて…。

今度はなんと数名の5年生がステージに上がって、私(校長)への餞別の言葉を話し始めてくれるではありませんか…。そして、卒業式でも全校で歌った「さようなら」を子どもたちが「全力」で歌ってくれました。いつ、どんな時も子どもたち一人ひとりの顔をくまなく見るのが癖になっている私(校長)ですが、今日は一切見ることができませんでした。…見てしまったら号泣してしまいます…。

 

 

 子どもたちにしても、先生たちにしても、「どうしてここまで私みたいなものを大事に扱ってくれるのか…。」…嬉しいやら、申し訳ないやら…。ただただ心から「感謝」であり、「幸せ」です。

 子どもたちの前で、なんとかかんとか泣かなくてすんだとことにどこか少し安心して、職員室に戻ろうとした時…。最後の「ラスボス」は1年生の子どもたちでした。「校長先生~!」といつもの可愛い声で私(校長)を呼び止めます。孫よりかわいい1年生の子どもたちに囲まれては、本当にもう涙腺に「栓」は効かなくなってしまいます。たくさん1年生に話をしてあげたかったのですが、話し出すと、やっぱり号泣しそうで…必死でこらえながら「校長先生も1年生が大好き~!」だけ大きな声で伝えました。1年生からは分厚~い「お礼の手紙」文集をもらいました。「幸せ」なこと、このうえなしです。

ちなみに私(校長)には、3人娘がいますが、まだ孫はいません…(泣)。

 

 


 今年度は、校長自身が、子どもたちの成長と、学校や先生たちの思いを「毎日」綴っていこうと決意してこの「校長ブログ」を始めました。私(校長)にとって、北小の子どもたちは大切な、大切な「宝」であり、また学校の先生方も大切な、大切な「仲間(同士)」であり「宝」です。学校では、子どもたちはいろんな困難に出会いながらも、仲間どうし支え合って、一つ一つ階段をのぼるように成長していきます。その一歩一歩の歩みを先生たちが目立たないように、後ろからそっと支えています。先生たちの思いや努力は、「陰ながら…」の部分が多いので伝わらないことがよくあります。そんな先生たちの思いや努力を多くの方に伝えるのが、まさしく私(校長)の仕事だと思って、このブログを綴ってきたようにも思います。思いのほか、見てくださる方が多く、多い時は1日1000以上のアクセスがありました。学校行事や参観日の保護者の皆様の感想等を読ませてもらいながら、だんだんと、「子どもたち」と「先生たち」、そして「保護者や「地域の皆さん」の思いがつながってきているな…「一体感」が生まれてきているなと感じるようになりました。ブログを通じて、「子どもたちの成長」や「学校の思い」について、少しは分かってもらいやすくなったのかなと、厚かましく思ったりします。

 その「校長ブログ」も今日で最終回となります。全く「読み手」の都合を考えない、だらだらと文章の長いブログを、毎日根気強く読んでくださった皆様に心より感謝いたします。

 最後に、2年間務めさせていただいた八日市北小の「校長」としての結論です。八日市北小学校の子どもたちは、素直で人懐っこく、いろんなこと(力)をどんどん吸収していく、「伸びしろ」たっぷりの素晴らしい子どもたちです。そして、子どもたちを支える先生たちも、子どもたちへの愛情に満ち、教育に「手間」をかける覚悟ができている素晴らしい先生集団です。どうか安心して子どもたちを預けてください。2年間、本当にありがとうございました。


16:48
2025/03/21

「たくさんパワーを蓄えて 4月から小学1年生」

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今年度も残すところ24日の修了式を残すのみとなりました。今日は、午前中Eこども園の卒園式に出席していたので、本校の子どもたちとはほとんど顔を合わせられませんでした。

ということで、ブログの内容が、こども園の卒園式のことになってしまいます。

 

先日のT幼稚園の卒園式の時も思ったのですが、本当に卒園児たちの立派な姿には驚かされます。式の時間は優に1時間は超えるのですが、集中力を切らすことなく、証書授与や呼びかけ、そして歌など、頑張って練習してきた成果を存分に発揮します。子どもたちが園生活でつけてきた力というものは、私たちが思っている以上に大きいんだなと実感します。

毎日、走り回ったり、遊具で遊んだりして培ってきた体力やバランス感覚。また、毎日自然に触れながら遊び込う中で身につけた「見つける(発見する)力」や「なぜだろう?と考える力」そして、「よしやってみよう!と思う挑戦の力」。さらには、毎日の子どもたち同士の関わりの中で育んできた「ありがとうやごめんが言える素直な心」、「一緒にやろう、がんばれと声をかけられる優しい心」などなど…。

本当は、たくさんの力(パワー)を蓄えて小学校に入学してくる子どもたちなのです。それなのに、ややもすると「新1年生はまだ何も分からない、何もできない子たち」と思い込んで、そう決めつけて入学後の子どもたちに関わってしまっているところはないかな…と、ふと考えてしまいました。

新1年生がこれまでに蓄えてきた「たくさんのパワー」をどう小学校生活に結び付けてあげるか、どう活かしてあげるかをもっと考えないといけないと改めて思いました。

今日も子どもたちが式の最後で歌う歌は、「ありがとう こころをこめて」でした。

♪けんかをして 仲直りして 泣いて笑って 励まし合って みんなといっしょに わたしたちは 大きく 大きくなれたよ♬ 一生懸命歌う子どもたちのまっすぐな心にまた涙が出そうになりました。



20:36
2025/03/19

「これぞ北小プライド! 素晴らしい卒業式」

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本日、お天気には恵まれませんでしたが、無事に卒業生78名全員が、卒業証書を手に本校を巣立ちました。いい「ご縁」に恵まれ、小椋正清市長、そして幼稚園からの幼なじみである中西教育部長はじめ、たくさんのご来賓の皆様にもご臨席賜り、心に残る感動的な卒業式を行うことができました。

小椋市長からは、「卒業生の姿は堂々としていて凛々しく、また在校生の心のこもった呼びかけや歌、そして姿勢がとてもよかった。厳粛な空気の中で、学校が一体となる感動的な卒業式でした。」とお褒めの言葉をいただきました。

 

私(校長)自身も、卒業生と在校生、そして教職員の気持ちが一つになったような…、北小らしい温かくて、一体感のある卒業式ができたなと、とても満足しています。卒業生は一人ひとりが、まさに「全力」で12年間の自分の成長を表現できたと思います。そして、在校生も本当によく頑張りました。長い時間でしたが、式の厳粛な雰囲気をきちんと守り、呼びかけや式歌は、心を込めて「全力」で声を響かせました。先生たちは、本当は勤務日ではない職員や、本校で教育実習を行った学生ボランティアまで駆けつけてくれ、ほぼオールスタッフで卒業生の門出を祝い、一緒に見送ってくれました。これぞ、北小の「心をひとつに!」、これぞ「みんなが楽しい!八日市北小」の象徴的な姿(形)でした。手前味噌ですが、これだけの卒業式ができる学校はそうはないと思っています。こんな立派な卒業生、そして在校生の姿はそうはないと思っています。



 

式後、最後の学活(ホームルーム)を終えて、3階の教室から再び体育館へ、その道中、在校生がお見送りをします。拍手いっぱい、ハイタッチいっぱい、笑顔いっぱい…本当に在校生が卒業生のことを慕っていたんだなと実感しました。とてもとても温かい時間でした。

個人的には、私にとって人生最後の卒業式、卒業証書授与でした。一切の悔いも一切の不足もなく、本当に素晴らしい式にしていただきました。素晴らしい子どもたち、素晴らしい教職員スタッフに恵まれ、幸せなことこの上なしです。幼なじみの中西教育部長が、「最後だし、幼稚園以来の記念写真を撮ろう。」と言ってくれ、さらに小椋市長までご一緒してくださって、記念写真を撮ることができました。大変個人的な心情ですが、本当に「人生は、人と人の『ご縁』によって成り立っている」と、改めて強く思いました。本当「おかげさま」です。

卒業生親子を見送った後、教職員全員で昼食(卒業お祝いランチ)をとりました。卒業生の担任の先生たちが、卒業式へのお礼と、担任としての思いを話します。

子どもたちをずっと見てきた担任だからこその、子どもたちの成長に対する喜びと、手放す淋しさがあります。担任の話を聴きながら、しんみりとしてしまう時間でしたが、だれもが「チーム北小」の強い団結力と絆を感じている幸せな時間でした。

 78名の卒業生の前途に、幸多からんことを心から願っています。改めて、卒業おめでとう。


16:26
2025/03/18

「『がんばれ!』の声こそが、この学年の最大のよさ」

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いよいよ卒業式前日になりました。1校時は卒業生が、最後の「おさらい練習」を行ないました。やはり「在校生や家族に伝えたいメッセージ」である『よびかけ(答辞)』の練習は最後までしっかりと行います。

練習を繰り返してきましたから、みんなそこそこ声が通るようになってきたのですが、それでも「もう少し強さが欲しい…」というところについては、担任のK先生から「愛の檄」が飛びます。「○○さん、まだ(大きな声が)出るやろ!もう一回!」、「全力出せてないで。もう一回!」…。

先生も卒業生も真剣ですから、この檄に「そんな厳しいこと言わなくても…」と思う子はだれもいないのですが、「もう一回!」と檄が飛ぶたびに、周りの子たちが小さな声で「がんばれ!」とエールを送るのです。私(校長)がこの学年を大好きに思う最大の理由がここにあります。本当に個性豊かな78人で、たまには「だらしなくグズグズ…」になったり、「それはあかんやろ~」というようなことをやらかすこともあるのですが、なんか仲間に対して優しいというか、寛大なところがあって、分け隔てなく、認め合ったり、支え合ったりすることができるのがこの学年の子たちです。教室の中に流れるなんとなく「温かい空気感」が私(校長)は好きで、ついつい6年教室には長居してしまいます。

給食も今日で最後。卒業生は、実質今日が最後の日になります。長い間お世話になった教室もできるだけきれいに戻して、次の学年に譲ります。教室に語りかけるように、地道に拭き掃除をする卒業生の姿が、私の気持ちをまたしんみりさせます。



卒業生の練習の途中、K先生に「これから、校長先生に証書の受け取り方の手本を見せてもらいます。よく見るように。」と促され、「よし!びしっと決めてやるぞ!」と張り切って、ステージに上がったら、演台には、応援団長を務めたITさんとNYさんが立っていて、私(校長)に対する「卒業証書」を読み上げてくれました。途中で、「やられた…。まんまとひっかかってしまった…。」と気づきました。嬉しくて泣きそうになりましたが、そこは意地で踏ん張り、完璧な「証書の受け取り方とお礼の仕方」を子どもたちに示しました。

こんなサプライズというか、私(校長)へのご褒美を、担任の先生主導ではなく、子どもたち自身が企画し、実行してくれるなんて…どこまでも素敵な子どもたちであり、どこまでも幸せな校長であります。

 さて、大変個人的なことになりますが、私(校長)は、卒業生のMYさんと、ずっと前にある約束をしていました。その約束とは、「卒業までに、ガチで背比べをしよう。北小最高身長決定戦や!」という本当に二人だけのへんなこだわり…。

今日の休み時間にMYさんが「校長先生、明日卒業式ですし、あとで時間できたら背比べしましょう。」と声をかけてくれたので、「よし!やるぞ!」と二人で保健室に行き、保健のH先生の厳正な測定のもと背比べを実行しました。



 1月の身体測定の時点では、確かに私(校長)の方が、少し高かったのですが、今日改めて測定してみると、私(校長)=177.3cm。MYさん=178.5cm…。なんとすでに1cm以上抜かれている・・・。卒業前に、あっさり私(校長)を追い抜いていきました…淋しくもあり、嬉しくもあり…です。ちなみに私(校長)の小学校卒業時の身長は、139cm(背の順前から2番目)でしたから、人の発育というか、伸び時というのは千差万別です。

 

午後からは、5年生が再び、校舎の掃除から式場準備、6年教室の飾りつけなどをしてくれました。5年生は実に真面目に動いてくれる学年です。仕事も几帳面でとても丁寧です。ほんと、頼りになります。仕上げや最終確認は先生たちが集まって、たくさんの「目」で確認し、「抜け」がないかどうか確かめます。そして明日気をつけるべきことなどについて、丁寧に共通理解しながら明日を迎えます。 

5年生が一生懸命整えてくれた卒業式会場で、いよいよ明日、北小らしい「厳粛かつ温かく、そこにいるみんなが感動する卒業式」を行います。

 

 


17:12
2025/03/17

「小さな一歩でも、一歩を踏み出すことに大きな価値がある!」

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卒業式を明後日に控え、今日は全校でリハーサル練習をしました。卒業生入場から、一人ひとりへの証書授与、簡単な挨拶(式辞、告辞、祝辞)、よびかけ、歌、卒業生退場まで一通り通してみました。かかった時間は1時間20分ほど…。当日は挨拶の部分がもう少しかかるので、トータル1時間半ほどになる見込みです。

卒業生はいよいよ本番モードです。歩き方も、証書のもらい方も凛々しく立派なものになってきました。私(校長)が最も嬉しく感じているのは、「この子は、性格(特性)上、本番でもあんまり声が出せないだろうなあ…。」と思っていた子が、びっくりするほど大きくしっかりした声で「よびかけ」をしている姿を見て、「一人ひとりが、12年間の自分の成長を、自分なりに必死に表現しようとしているんだ…。」と思い、胸が熱くなりました。

 


在校生も、なかなか大したものです。ほとんど「見ているだけ…聞いているだけ…」の長い時間ですが、やはり卒業生の凛とした姿に触発されるのか、はたまた、卒業生の姿に「数年後の自分の姿」を見ているのか…厳かな式の雰囲気を壊したりせず、一生懸命に式に臨んでいます。明後日は、かなり寒い日になりそうで、途中で体調を崩す子が出るんじゃないかと大変心配になりますが、この卒業生の頑張りにふさわしい感動的な卒業式になるよう願っています。

 

さて、話は変わりますが、先日からボランティア委員会が取り組んでいてくれた「岩手県大船渡市山林火災にかかる義援金」を集める募金活動。今日の昼休み、集まった義援金17,905円を、代表のNY委員長、YK副委員長、そしてITさん、MTさんの代表4名が、藤田教育長に届けに行きました。教育委員会は、今回の子どもたちによる募金活動を高く評価してくださり、報道各社にも声をかけてくださり、大変立派な「義援金贈呈式」を準備してくださいました。

この大舞台に、ボランティア委員会の精鋭4名は「ボランティアマン」コスチュームで臨みます。だれもこの格好を恥ずかしがったりしません。いや、むしろ「これが八日市北小の誇り『ボランティアマン』です。」と誇示したいくらいの勢いです。



4人の子どもたちは本当に立派でした。本当は緊張もしていただろうに、みんな胸を張って、堂々とはきはきと話し、質問にも少しも怯まず、自分の考えを返します。私(校長)は、「見たか!これが『全力』と『協力』を全うする北小のこどもたちだ!」と言わんばかりの誇らしい気持ちでした。

 委員長と副委員長は、新聞記者の「囲み取材」にも堂々と対応します。本当にたいした子どもたちです。

「ボランティアマン」の衣装…1学期のはじめ、担当のK先生がこのコスチュームを子どもたちに提案した時、どの子も「こんなん、着るの嫌やあ~!」と嫌がりました。それでも数人の子が何とか着てくれて、全校集会の場で「ボランティアマン」としてデビューしました。どの委員会よりも思い切りのいい「全力の委員会活動報告やお願い」に全校児童は度肝を抜かれました。この初代ボランティアマンの「全力の姿」により、ボランティア委員会の活動が浸透し、ボランティア委員会+有志による「校舎内整頓大作戦」などの活動が展開され、そのたびに「ボランティアマン」の認知度と人気度が上がっていきました。

もはや「ボランティアマン」のコスチュームを、「恥ずかしい恰好」だなんて思う子どもは誰もいません。それどころか「高学年になったら、ボランティア委員会に入りたい!」という子どもたちがたくさんいます。

「恥ずかしい」から始まった「ボランティアマン」ですが、ボランティア活動を通じて「一生懸命、全力で頑張ること」、「みんな(社会)のためになることをすること」、「自分たちで始めること、一歩を踏み出すこと」の大切さと気持ちよさを、一年間かけて、見事に全校に広げてくれました。

そんなボランティアマンの「義援金贈呈式」での雄姿が、びわ湖放送や、滋賀報知新聞、朝日新聞、中日新聞で報道されます。皆さん、しっかりと見てあげてください。

ボランティアマンが踏み出してくれた小さな一歩…。でも、この小さな一歩を踏み出すことこそに大きな価値があり、この一歩がやがて大きな前進(成長)につながるのだと思います。

ボランティアマン、そして趣旨に賛同し、たくさんの募金を寄せてくださった皆さん、本当にありがとうございました。


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